デザイン性が高くインパクト大!大阪の“定番以外”のお土産リスト6選 FOOD 2023.09.01

文筆家の甲斐みのりさんに「大阪土産、"定番"以外で」というテーマでとっておきのリストを教えてもらいました。「大学時代を過ごしたこともあり、仕事で関わったり、友人に会いに行ったり、大阪は訪れる機会の多い場所。長い年月をかけて探し歩いた老舗の名品から、いただいて知った新しい商品まで、いろいろあるなかで私が大阪土産に選びたいものに共通しているのは“かわいさ”ですね。パッケージや食べ物自体に彩りやデザイン性があるのが好きで、しかも食べておいしいものを自分でも買いたいし、人にもあげたくなります。ひと目見て、こんなにかわいいものがあるの!?と感動してもらえるのもうれしいんですよね。定番として大好きなものはもちろん、知らない商品が次々と出てくるのも、都市ならではの大阪の楽しさだと思います」

「猫好きにあげたいクッキー」〈ポアール〉のモンシャ

モンシャ
モンシャ

帝塚山の有名店が考案した猫クッキー。「隙間をカップのフチにかけることができるデザイン。周りに猫好きが多くて、常に猫のお菓子を探しているんですが、ほかに犬のクッキーもあるので犬好きも安心です」。5枚入り1,350円。

「昭和テイストな、夢のデザート」〈キムラフルーツ〉のパインボート

パインボート
パインボート

創業113年の果実店が作る、パインボート。「誰もが持っている憧れを叶えてくれる、フルーツをまるごとくり抜いたデザート。年代や好き嫌いを問わずに贈れて、値段も手頃。手土産にぴったり」。1,188円。

「お酒や紅茶と楽しむ、大人のボンボン」〈長崎堂〉のクリスタルボンボン

直営店限定の繊細なリキュール菓子。「小説家の田辺聖子さんのお気に入りとして憧れていたロマンティックでポエティックなお菓子。箱の中には詩の紙片も。洋酒やワインにも合うし、紅茶に入れても」。1箱(90g)1,620円。

「和と洋の斬新なハーモニー」〈実と美〉のモナカセット(ミルク餡&フランボワーズ)

ミルク餡&フランボワーズとピスタチオのモナカ。「和洋折衷の素材の組み合わせは、華やかで驚きと意外性があります。最後に自分の手で具材を入れて仕上げる工程も楽しいですね」。1箱(8個入り)2,160円。

「大阪でクッキー缶といえばこれ」〈太陽ノ塔 洋菓子店〉のタイヨウノカンカン・shiro

タイヨウノカンカン・shiro(プレーン(猫)、ココア(猫)、ドレンチェリー、レモンメレンゲ、アールグレイ、ココナッツ、シトロンサブレ、グラノーラ、ジンジャー、琥珀糖、シュガーナッツ、ポルボロン)
タイヨウノカンカン・shiro(プレーン(猫)、ココア(猫)、ドレンチェリー、レモンメレンゲ、アールグレイ、ココナッツ、シトロンサブレ、グラノーラ、ジンジャー、琥珀糖、シュガーナッツ、ポルボロン)

大阪に数店舗展開する、素朴でレトロな洋菓子店。「クッキーはコーヒーによく合う、上品な味わい。ノスタルジックで懐かしさもあるので、年配の方にも喜ばれます。中身も缶も素敵で、食べた後もとっておきたい」。3,800円。

「帰りにおにぎり感覚でまとめ買い」〈御菓子司 絹笠〉のとん蝶

とん蝶
とん蝶

毎朝もち米を蒸し上げる手作り。「三角形の見た目もかわいいおにぎり感覚のおこわ。新大阪駅でお土産分もまとめて買って、新幹線の中で食べるのも楽しみです。あるようでない具材の組み合わせも好き」。1個378円。

photo : Akira Okimonoto, Hikari Koki text : Asuka Ochi cooperation : Ami Hanashima

Videos

Pick Up