ニュージーランド航空で行く、マインドフルネスの旅。 ココロを解放し、カラダにも栄養チャージ。 ニュージーランドだからできるマインドフルネスな旅②。 -リラックス編- TRAVEL 2024.03.22PR

日本、そして世界のどこにも真似のできない旅がニュージーランドにあります。大自然の雄大な景色を望む人、季節のいい時期に自転車で巡るアクティブ派、もちろんフーディーも満足。時差の負荷が少ないニュージーランドは、一度行ったら、なんども通いたくなる、常に新鮮な刺激と安心が得られる国。漫画家・マキヒロチさんとHanakoチーム(ニュージーランド二度めの編集長・杉江と初NZの編集チーム、藤田と中川)とで、ニュージーランドにまだ行ったことない人のための、初めてのニュージーランドの旅の楽しみ方、第二回(第一回はマキヒロチさんの漫画です)。
(PR/ニュージーランド航空)

【目次】ニュージーランドの自然と文化に触れる

【動画】今回の旅をダイジェストでお届け


「平和だなぁ」と思わず、言葉に出してしまうニュージーランドの旅。

成田からニュージーランド・オークランドへ。時差は3時間(サマータイムは4時間)。今回の旅は夜出発で、現地には朝の10時に到着ということで、寝る気満々、スウェットで、すっかりリラックスムードで搭乗口へ。客室乗務員さんに、あふれるほどの笑顔で出迎えを受け、座席へ。海外の航空会社は、客室乗務員のみなさん全員が日本語ができるわけではない。言葉だけでなく、習慣の違いで、独特の緊張感を感じるものだけど、ニュージーランド航空の客室乗務員のみなさんのホスピタリティは、きめ細やかで、日本人に、とてもフィットするもので安心感満載。謙虚で、でも形式ばっていないサービスで、機内は常にいい空気が流れています。

朝起きると、すぐそこに、ニュージーランド。フライト時間約10時間30分を感じさせないのは、夜便のよいところで、すっきりと目覚められます。
朝起きると、すぐそこに、ニュージーランド。フライト時間約10時間30分を感じさせないのは、夜便のよいところで、すっきりと目覚められます。

そして「なにしろワイン好きなもので」。今回の旅の楽しみのひとつが、ワイン。白はソーヴィニヨン・ブラン、赤はピノ・ノワールが好物中の好物で、その名産地でもあるのがニュージーランド。その嬉しい洗礼を、いきなり機内から。エコノミークラスでもワインを選ぶことができ(もちろん、ソーヴィニヨン・ブランもピノ・ノワールもあり)、しかもスパークリングまでも。寝酒に、と言い訳にしながら、5杯ほどいただきました。フリーWi-Fi完備が嬉しい機内とはいえ、仕事から解放された夜便は、おいしいワインに集中できる時間。「平和だなぁ」。

ニュージーランド、リラックス編、まず温泉地ロトルアへ。

緑豊かな森の中から吹き上がる間欠泉。迫力満点です。
緑豊かな森の中から吹き上がる間欠泉。迫力満点です。

ニュージーランドは、北島と南島に分かれていて、日本の北海道と本州の形にそっくり。おもしろいのは、日本と反対で、北に行けば行くほど暖かく、南に行けば行くほど寒くなる(南半球だから当たり前なんだけど)。今回は、北島を中心に。オークランド空港到着後、一路、ロトルアへ。

ロトルアは、ニュージーランドの北島中央部にある大地熱地帯にある温泉地。日本の温泉地として有名な別府市と姉妹都市というのもおもしろい。〈Te Puia〉にある国内最大規模の間欠泉「ポフツカイザー」は、一時間に約一回、30mにも達するほどに吹き上がる姿は圧巻なものの、そこに流れる空気はあくまでほんわか。美しい緑に囲まれているからだろうか、別府が地獄めぐりならば、こちらは言うならば天国めぐりか。

こちらがご存知、ニュージーランドの国鳥・キウイ。
こちらがご存知、ニュージーランドの国鳥・キウイ。

「ここにニュージーランドの国鳥で飛べない鳥・キウイがいる」と聞き、大の鳥好きの藤田にうながされ、見学へ。夜行性のため、真っ暗な室内に赤外線を当てて見る部屋へ。普段動いている様子をなかなか見ることができないという噂も、運良く動く姿が見られて、一同歓喜。もともとニュージーランドは、コウモリとオットセイ以外の哺乳類が存在しない島で、鳥たちは外敵から飛んで逃げる必要がなく、多くの鳥の羽が退化したと言われています。「平和だなぁ」。他にも、ニュージーランドには、平和な(飛べない)鳥がいて、タカへ、ウェカ、そして世界で唯一飛べないオウム・カカポも。平和な鳥が、絶滅危惧種になっているのは心配ですが、きちんとした保護活動も始まっており、安心。

〈Te Puia〉

営業時間:9/24-4/6(サマータイム)8:00~17:00 4/7-9/23 9:00-16:00
EVENING EXPERIENCES 17:30-22:00
定休日:無休
公式サイト

ちなみに、ニュージーランドのカモメたちも、なるべく飛ぼうとしないのがおもしろいのです。平和だなぁ。


マオリ文化を体感する文化村〈Te Pā Tū〉へ。

〈Te Pā Tū〉マオリ文化の様々な踊りや歌を披露してくれる。腹の底から湧き出る彼らの歌声、そして激しい踊りは圧巻です。全身からみなぎる命のパワーで、見ているビジターにもエネルギーがみなぎってきます。
〈Te Pā Tū〉マオリ文化の様々な踊りや歌を披露してくれる。腹の底から湧き出る彼らの歌声、そして激しい踊りは圧巻です。全身からみなぎる命のパワーで、見ているビジターにもエネルギーがみなぎってきます。


〈Te Pā Tū〉 入口で行われる、出迎えの儀式。攻撃的なようで、どこか優しさに満ちた空気感に、マオリの文化の深い部分を知ることができます。ちなみに、マキヒロチさんの漫画で描かれていた、中川と藤田が、お互い自分たちを見ていた! と意識していたのが、この動画の左端の男性です。

マオリ文化といえば、日本人にも馴染み深いのが、2019年に日本で行われたワールドカップラグビーでニュージーランド代表が試合前に行ったハカ。戦闘の前に披露する、部族の強さと結束力を表現する伝統的な舞踊。おもに男性が足を踏み鳴らしながら、身体を叩いたり、舌を突き出したりしながら、リズムに合わせて踊るもの。発する歌は先住民マオリや先祖の歴史を詩にしたものが多いと言われています。一度見たことがある人ならばご存知かと思いますが、非常に攻撃的な踊りのように見えます。が、実は、他の部族と和平を結ぶ際にも踊られていたとのこと。あの迫力ある踊りの中にも、平和の想いがあったんですね。この文化村では、ハカを始め、マオリの文化を、ビジターが参加しながら体験できるアトラクションがあります。現地に行って、マオリの文化について話を聞くと、ニュージーランドの人々が大切にしている思想も、見えてきます。

▼マオリ文化をもっと知る

〈Te Pā Tū〉

初心者サーファーも平和に始められるのが、ニュージーランドの素晴らしさ。

近づけば近づくほどわかるエメラルドグリーンの海の美しさ。
近づけば近づくほどわかるエメラルドグリーンの海の美しさ。

ちょっと余談です。今回の旅のあいまをぬって、レンタカーを借りて、ニュージーランドの名サーフスポット「ピハ・ビーチ」まで行ってきました。今回は時間がなく、実際にサーフィンをすることはできませんでしたが、ボードとウェットスーツを持ってくれば、と後悔。ここでは初心者のサーフィンスクールもやっており、みんな楽しそうに波に乗っていました。サーフィンは、いわゆるローカリズムが厳しいポイントも多いのですが、現地の人に聞いたところ、ニュージーランドのサーフポイントは、どんな人でもウェルカム。みんなで波をシェアしようという精神だそうです。「平和だなぁ」。ちなみに、ニュージーランドに行くなら、免許を持っている人は国際免許をとって、行くことをオススメします。行動範囲が広がります!  「海外で運転するのは、、、」という人もご安心を。なんてったって、右ハンドルで左側通行。日本と同じです。複雑な道も少なくて、もしかしたら日本で運転するよりも簡単かも。

いろいろなところで見つけることができる、平和な光景。

ずっとお話してきたように、ニュージーランドはとてもピースフルな場所。その世界観は、景色や文化だけでなく、人々の生活にも溶け込んでいます。オークランドの街を歩いていたら、こんなイベントに出くわしました。飛び込み大会。オリンピック競技のように、美しく飛び込むのではなく、「いかに大きな音をたてて、いかに水しぶきを高くあげるのか」。ストイックさとは真逆の世界。これまた、平和なシーンなのでした。


「平和だなぁ」

車窓から見えるマジックアワー。
車窓から見えるマジックアワー。
空には星がいっぱい。都会であるオークランドで見ても、こんな星空を見ることができる。
空には星がいっぱい。都会であるオークランドで見ても、こんな星空を見ることができる。

一日が終わろうとする空を見てみる。日本にいると空を見ることなく一日が過ぎることがあるけれど。ニュージーランドでは、いつも空を見上げて、「平和だなぁ」とつぶやいている。そう、この言葉って、ふっと口にするだけで、本当に心にピースが満たされるんだな、と改めて知ることができる、それがニュージーランドの旅なのです。

photo&text_Nobuhiro Sugie

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