観葉植物を選ぶなら銀座へ。初心者でも安心、センスのいいグリーンが揃うお店5選

観葉植物を選ぶなら銀座へ。初心者でも安心、センスのいいグリーンが揃うお店5選
観葉植物を選ぶなら銀座へ。初心者でも安心、センスのいいグリーンが揃うお店5選
CULTURE 2026.05.01
新生活をみずみずしく彩るグリーンも、ぜひ銀座で。初心者でも取り入れやすく、それでいて一歩先の提案が光るショップを、ガーデンデザイナーの森田紗都姫さんが教えてくれました。
photo_MEGUMI(mokuhon, NONOHANA TSUKASA), Masanori Kaneshita(HOUSE of TERPSICHORE, garage TOKYO), Hidehiro Sakuta(the Farm UNIVERSAL Ginza) text_Eto Katagiri edit_Kana Umehara
教えていただきました
森田紗都姫
ガーデンデザイナー

もりた・さつき/〈studio YAMAMORI〉主宰、〈維苑〉代表。2026年、2月オープンした〈大多喜有用植物苑〉のプロデュースを手がける。著書に『LIFE GREEN SELECT TOUR』(いろは出版)。

手仕事の温もりを感じるグリーンがほしい時、必ず銀座を訪れるというガーデンデザイナーの森田紗都姫さん。「百貨店や専門店が立ち並ぶ銀座には、あらゆるジャンルの目利きが集まります。そのため、グリーンショップにもオーナーさんのこだわりがしっかり反映されていて、違いのわかる常連さんに長年愛されているお店が多い印象です」と話す。

グリーン自体の品質の高さはもちろんのこと、鉢や花器のセレクトもこなれていて、一歩先の提案が用意されているのも銀座ならでは。しかし同時に「日々の暮らしに寄り添うグリーンは、本来気軽に楽しむべきもの」とも森田さん。「最近では銀座にもカジュアルに利用できるお店が増えてきました。普段あまり生花を飾らないような方や園芸初心者でも、とりあえず銀座に来ればお気に入りのグリーンが見つかる。そんな懐の深さが街の新たな魅力になっている気がします。銀座だからと気負いすぎずに、個性豊かなグリーンショップを巡ってみてください」

1. 街中に突如現れるディープなグリーンスポット。〈mokuhon〉

街中に突如現れるディープなグリーンスポット。〈mokuhon〉 銀座で選ぶ観葉植物
銀座一丁目駅のほど近くにある〈mokuhon〉。ビルからニョキニョキとグリーンが伸び、オーナーの大和田てるみさんと看板犬のビオちゃんが出迎えてくれる。

銀座で20年近く続くグリーンショップ。このビルに移転してからは13年が経つ。オーナー自身が好きなものだけを集めたというグリーンは、種類も大小もさまざま。多肉、シダ、着生、塊根植物などが1階から3階まで所狭しと並ぶ。「中には十数年かけて樹形を整えた観葉植物もあり、他店では手に入らないものばかり。育て方もマンツーマンで丁寧に教えてくださり、グリーン愛がひしひしと伝わってきます」(森田さん、以下同)

information
mokuhon

住所:東京都中央区銀座1-14-15
TEL:03-3566-4720
営業時間:12:00~20:00
定休日:月休

ウッドチップが敷き詰められた床はフカフカで心地よい。空気も色彩も青々としていて、何度でも深呼吸したくなる空間。

2. 南国のグリーン×多彩な鉢を楽しむ。〈the Farm UNIVERSAL Ginza〉

南国のグリーン×多彩な鉢を楽しむ。〈the Farm UNIVERSAL Ginza〉 銀座で選ぶ観葉植物
店は〈銀座ロフト〉の1階にあり、通りがかりにグリーンが目に入って来店する客も多い。

全国でグリーンショップを展開する〈the Farm UNIVERSAL〉が、2020年にオープンした銀座の拠点。自社バイヤーが沖縄や八丈島に足繁く通って買い付けた個性的なグリーンを揃え、作家が制作した一点ものの鉢も多数取り扱う。「グリーンと鉢を組み合わせるのって意外と難しいですが、こちらは作家もののおしゃれな鉢が豊富。小ぶりなものは植え込まれた状態で売られているので、買ってすぐにお部屋に飾れます」

information
the Farm UNIVERSAL Ginza

住所:東京都中央区銀座2-4-6銀座ベルビア館 銀座ロフト1F
TEL:03-6862-6465
営業時間:11:00~21:00(日~20:00)
定休日:休みは施設に準じる

3. 地図にない異国に迷い込んだような店づくり。〈HOUSE of TERPSICHORE〉

地図にない異国に迷い込んだような店づくり。〈HOUSE of TERPSICHORE〉 銀座で選ぶ観葉植物
イギリスをイメージした内装に、シックな色合いの花々が映える。

オーナーの福嶋慶太さんは電気工事会社の3代目。ヴィンテージ照明の取り付けをきっかけにインテリアにのめり込み、グリーンにも独学で足を踏み入れた。2023年に町屋から日本橋へ移転。独自のセンスで選んだ生花と、北欧をはじめ海外で買い付けたヴィンテージや国内作家の花器などを集める。「異国のような雰囲気で、枝ものや野草を取り入れた野性味あるアレンジも秀逸。ひと味違うブーケを作りたいならこちらへ」

地図にない異国に迷い込んだような店づくり。〈HOUSE of TERPSICHORE〉 銀座で選ぶ観葉植物
information
HOUSE
HOUSE of TERPSICHORE

住所:東京都中央区日本橋馬喰町1-6-15
TEL:03-6661-6919
営業時間:12:00~19:00
定休日:火休

店名の由来はギリシャ神話に登場する歌と踊りの女神から。2階では音楽ライブやポップアップイベントなども行う。

4. 野生の愛らしさに、思わず顔がほころぶ。〈野の花司〉

昭和40年代に建てられた古民家風の建物に、可憐な山野草がずらり。随筆家の白洲正子とも交流があったという前オーナーが立ち上げ、山や野に自生する草花を中心に、季節の和花を取り揃える。一般客だけでなく高級料亭などにも信頼を置かれ、日本の野花を知りたいと海外からの観光客も訪れる。「日本の四季の豊かさを感じる場所。銀座の真ん中で、素朴な山野草を長年扱い続ける心意気にも惹かれます」

野生の愛らしさに、思わず顔がほころぶ。〈野の花司〉 銀座で選ぶ観葉植物
予算や用途を伝えれば、素焼きの鉢などに数種の山野草を寄せ植えできる。日本翁草(オキナグサ)や西別小葉苔桃(ニシベツコバコケモモ)など4種の寄せ植え5,500円~。
information
野の花司
野の花司

住所:東京都中央区銀座3-7-21
TEL:03-3535-6929
営業時間:10:00~19:00(日祝11:00~18:00)
定休日:お盆・年末年始休

2026年で創業30年。店舗の3階では野の花教室を開催しており、寄せ植えや苔玉作り、茶席の花の生け方、野にあるように生ける「なげ入れ」などが学べる。

5. 大人のニーズに応える、洗練された園芸店。〈garage TOKYO〉

大人のニーズに応える、洗練された園芸店。〈garage TOKYO〉 銀座で選ぶ観葉植物
“植物と暮らす”をコンセプトに、キャンドルなどの雑貨も販売。グリーンのあるライフスタイルを提案する。シンプルで機能的なオリジナルのガーデンウェアも人気。

その名の通り“ガレージ”をイメージした店内は、ナチュラルカラーが基調の「home」と、無骨なムードの「yard」のテイストに分かれ、エリアごとにグリーンの色味や質感も細かくゾーニング。気軽に取り入れられるものからマニアックな品種までラインナップしている。「園芸店はごちゃっとしがちですが、こちらは陳列も動線も整然としていて、雑貨類も大人なトーン。これから園芸を始める方にもオススメ」

information
garage TOKYO

住所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸の内ビルディング4F
TEL:03-6810-0387
営業時間:11:00~21:00(日祝~20:00)
定休日:無休

グリーンと鉢をセットで購入すると無料で植え替えができ、砂利の種類も選べる。

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