赤坂の魅力#1 外せないごはん屋さん6軒

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TOWN&CITY GUIDE

FOOD 2025.02.28

国会議事堂のある永田町に隣接し、TBSが本社社屋を構える赤坂。かつて花街として栄え、今ではビジネス街や高級住宅地へと変遷。老舗料亭から人気韓国料理店までひしめく“食の街”でもあり、街を歩けばさまざまな魅力に出会える。
今回は、赤坂に行くなら外せないごはん屋さん6軒をピックアップ。

photo_Kanta Torihata, Yuki Sonoyama　illustration_Yosuke Yamauchi　text_Ayako Nozawa （P.123, 129）, Ayano Sakai

赤坂の外せないごはん屋さん

▽1. 本格フレンチをコスパ良しなランチで堪能。〈Bistro Q〉
▽2.イタリアで腕を磨いた店主の自由闊達なイタリアン。〈赤坂808〉
▽3.赤坂の旦那衆や政治家も通う、食通好みの一軒。〈沙伽羅〉
▽4.赤坂で35年。韓国人料理家の味を継承する人気店。〈赤坂おんがね〉
▽5.包みたて焼きたて高知名物パリパリ餃子。〈高知名物屋台餃子一屋〉
▽6.ミシュラン料理人がもてなすカウンター割烹。〈赤坂渡なべ〉
▽各スポットを紹介してくれた赤坂の案内人

紹介する街

赤坂

花街の面影が残る、グルメとエンタメが混ざり合う街。

赤坂、赤坂見附、溜池山王の3駅間に飲食店が密集。繁華街を外れると閑静な住宅地が広がる。地名に「坂」がつくほど坂道が多く、主な坂道だけでも19もある。その名前の由来や歴史を巡りながら街歩きするのも楽しい。

1. 本格フレンチをコスパ良しなランチで堪能。〈Bistro Q〉

メインを5種類、前菜を3種から一つずつ選ぶバゲット付きの「ランチコースA」（1,650円）。ほかに3,300円、5,500円のコースがある。

旬の食材を楽しめるカジュアルフレンチとして2010年に開業。お得なランチコースでは名物の「和牛ハンバーグ」も選べるが、常連から人気なのが「白身魚のムニエル」。下にはお米が敷かれ、食べ応えは十分。日替わりの野菜ソースにも注目だ。

information

Bistro Q（ビストロキュー）

ビストロ

住所：東京都港区赤坂2-20-15 ハガ4ビル1F　
TEL：03-6459-1909　
営業時間：11:30～14:00、18:00～22:00　
定休日：日祝休　
席数：16席

2.イタリアで腕を磨いた店主の自由闊達なイタリアン。〈赤坂808〉

店主は、ピエモンテやトスカーナで修業を積み独立。秋田や長野の食材を中心に、魚は自ら買い付けに出向く。名物ピッツァ「ヴェルデ」をはじめ、自由な発想の素材を活かした料理を楽しめる。

information

赤坂808（あかさかハチマルハチ）

イタリアン

住所：東京都港区赤坂7-5-27 赤坂パインクレスト101
TEL：03-5544-8443　
営業時間：17:00～23:30（料理22:30LO、ドリンク23:00LO）　
定休日：月休（月2回不定休あり）　
席数：29席

3.赤坂の旦那衆や政治家も通う、食通好みの一軒。〈沙伽羅〉

季節で蕎麦粉の産地を使い分け。二八せいろ、田舎そば、柚子や紫蘇の変わりそばの3種を味わえる。歴代の総理大臣もお忍びで通う。

information

沙伽羅（さがら）

蕎麦

住所：東京都港区赤坂3-11-7 ソシアル赤坂1F
TEL：03-3589-4557　
営業時間：11:30～14:00（13:30LO）、17:30～21:45（21:00LO）、土祝11:30～14:30（14:00LO）、17:00～21:15（20:30LO）　
定休日：日・不定休　
席数：48席