TOWN&CITY GUIDE 蔵前の魅力#3 ぶらぶら雑貨屋巡り編 TRAVEL 2024.05.08

古くから続く問屋街が元気に残り、“江戸っ子”らしい人情深さが今も感じられる蔵前。近年は若き職人が始めたショップや、NYスタイルの飲食店に老若男女問わず人があふれ、アップデートされた“下町っぽさ”を感じるユニークな街だ。今回はコーヒー片手に街ブラしながら巡りたい雑貨屋4軒をピックアップ。

INDEX

1,ノートをオーダーできる世界の文具好きが集う店。〈Kakimori〉

表紙、中紙、留め具を選ぶことができるオーダーメイドのノートをはじめ、オリジナルブランドのインクやペン、厳選された文具を揃える〈Kakimori〉。2010年から蔵前のランドマークとして町工場との繋がりを大事に営業している。

2,日本各地と協力して伝統的な草木染めを日常のアイテムに。〈Maito DesignWorks 蔵前本店〉

天然素材100%で染色した原綿や糸を使って全国の産地にてニットや靴下を生産し、オールメイドインジャパンのアイテムを販売。草木染めの楽しさを伝えようと白いストールを様々な天然素材で染めるワークショップを毎月開催している。ワークショップの予約はHPから。

3,昔ながらの技術を活かし受け継ぐビーズの魅力。〈ビーズショップJ4〉

1927年に創業したパーツメーカーが運営するビーズショップ。熟練した職人たちの手仕事により自社工場で製造したビーズを、27年前から販売している。オーダーメイドのビーズなどはサンプル作製から製品化まで可能で製作風景を見学できる。

4,モノがたりのあるモノづくりで工場街から町の発展を支える。〈SyuRo〉

蔵前出身のオーナー・宇南山加子さんが2008年にオープンした日用品店。現在は彼女のオリジナルに加え、お店のテーマである“五感に響く”セレクトアイテムを展開。段ボール工場の跡地を改装した空間では、生活を豊かにするインテリアを中心に、文化的なイベントも行っている。

photo_Hikari Koki,Miyu Yasuda,Yuki Sonoyama illustration_Yosuke Yamauchi text_FIUME Inc.

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