ヨシカミ
- 東京都台東区浅草1-41-4
- Phone: 03-3841-1802
- 60席禁煙
- 11:45~22:30(22:00LO)
木休(祝の場合営業)
No. 1144
浅草・谷根千
2017年10月19日 発売号
昭和26年創業、ご存じ〈ヨシカミ〉の「スパゲティーナポリタン」1,150円(税込)は昔ながらの茹で置き麺スタイル。玉ねぎやハムと一緒に炒め、白ワインに隠し味のステーキ醤油を。最後にケチャップをほんのり色づく程度に絡める。
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- カフェ ベーカリー 粉花自家製レーズン酵母に国産小麦、きび砂糖、オーガニックドライフルーツなど、使う素材にこだわるのが〈粉花〉のパン。素材の風味が生きたパンは、噛み締めるごとに味わいを増す。ころんとかわいいパンを作るのは姉の真由美さん。それを手伝いながらカフェのコーヒーを淹れるのが妹の恵さん。息の合った姉妹が作りだすやわらかな空気感が、優しいパンの味わいと重なる。 カフェの営業は不定期のため、事前に確認するのがおすすめ。
- 喫茶店 【閉店情報有り】アンヂェラスブッシュ・ド・ノエルケーキ「アンヂェラス」はお土産に。店名は教会の鐘の音が由来。
- ラーメン 浅草麺亭 成田屋麺は自社工場で製麺、保存料など不使用。スープは鶏、あご、サバ、昆布などをミックス。豚肉不使用とは思えないほどのコクがある。昨年京都に、今年仙台に支店がオープンした。
- 喫茶店 【閉店情報有り】アンヂェラス昭和21年創業の老舗喫茶。たっぷりの生クリームにチェリーがのった「チョコレートサンデー」770円は、レトロな店内さながら昔ながらの王道の味わい。見た目よりさっぱりでぺろりと完食できる。
- 割烹 小料理屋 釜めし むつみ浅草見番のほど近くに佇む、1968年創業の釜めし専門店。元置屋さんの風情ある座敷で、煮物や海老しんじょうなどの家庭的な一品料理をつまみに飲んで、しみじみ優しい釜めしで〆。4世代で通う常連家族など、浅草っ子のリアルな日常を肌で感じられる場所だ。 釜めしは炊きあがりまで40分前後かかるため、事前電話予約もOK。
- 喫茶店 純喫茶マウンテン季節の果物約10種と創業時から変わらぬ製法の自家製プリンを使用した「プリンサンデー」1,200円(税込)。器の底には果汁と溶け合ったソフトクリームがお待ちかね。
- ベーカリー パンのペリカン創業から75年。ラインナップは主に食パンとロールパン。惣菜パンもあんぱんもないのに客が引きも切らない。一度食べればやみつきになるペリカンの魔法。 先代社長が作りたかったのはこんな食パンだ。「理由はわからないけど無性にあれが食べたい」。その秘密は「弾力と張力」にあるという。確かにペリカンのトーストに歯を立てると、ぷちんと切れる感触がある。張りつめていたゴムがはじけるように。すると、ふわりと生地がほどけ、甘さが溶けてくる。この快感を味わいたくて何度も通う私がいる。 老舗らしいスタイル。棚に整列する居住まい正しき食パンたち。小さな食パンを「1斤」、標準サイズを「1.5斤」と呼ぶ。わかる人だけわかるという、心地いい不親切さ。それがまた下町の一員になれたようで、なんだかうれしいのだ。 取り置き可(店頭、電話にて受付)。東京メトロ銀座線田原町駅2番出口より徒歩3分。
- ビストロ フレンチ ガンゲット・ラ・シェーブル気さくな男性スタッフに相談するのが楽しい、常時70種、約25種のグラス450円〜を味わえるワイン天国。パリ風ステーキ1,750円、人参のラペ450円。 秋以降は鴨や鹿などのジビエも。
- 喫茶店 デンキヤホール明治末期に電器店として創業した店。大正時代、女性が働けるように喫茶店になった。店内には、近所から寄贈された錦絵やオールドノリタケのカップ、テーブルゲームなどが大切に残されている。イチゴフロート700円(税込)は、生のイチゴと牛乳をミックスし、イチゴ本来の香りが楽しめる爽やかな一杯。焼きそばを薄焼き卵で巻いた「元祖オム巻」などボリューミーな食事メニューも人気がある。
- ビストロ pétanque料理はアラカルトのみ。小皿料理もあるので、浅草散策をした後にふらりと立ち寄るのもいい。土日は15時からオープン。遅めのランチや、ランチの後の昼飲みにもぴったり。予約がベター。