未来のためにお金を味方に。 1年で500万円貯めた!効率よくお金を残す「8つの貯蓄ルール」とは? LEARN 2021.07.31

SNSをにぎわせている〈Ginger Garden AOYAMA〉を経営する永谷佳代子さん。長年の夢だったカフェを始めるために、貯蓄をスタート。「1年で500万円の資金を貯める」という目標を叶えた貯蓄術を教えてもらいました。7月28日(水)発売 Hanako1199号「ときめくスイーツ大賞」よりお届けします。

8つの貯蓄ルール

1.自分の行動範囲から大幅に逸脱しない。

8つの貯蓄ルール

行動範囲や動線を決めて、ふだんの生活はできるだけその圏内でまかなうようにするのもコツと永谷さん。「なるべく自分の生活圏内で行動することによって、交通費などの出費をおさえることができます」

2.夜中のネットショッピングは節約の敵と心得る。

8つの貯蓄ルール

ストレスがたまっていると、ついネットショッピングに走りがち。「このくらいの値段なら、という意識が働いてしまうので、見ないのが一番。さらに、夜中の買い物は判断力が低下しているので厳禁です」

3.欲しいものと必要なものを見極める。

8つの貯蓄ルール

いますぐに必要なものなのかどうかを買い物の判断基準にする。“なんとなく買い”を減らすことが貯蓄への第一歩。「本当に必要なものかどうかを冷静に考える習慣を身につけると、無駄な買い物が減ります。」

4.服を買うときはシンプルで着回し力の高いものを。

8つの貯蓄ルール。

我慢のしすぎはストレスになるので、服を買うときは〈109〉やプチプラショップを活用。「シンプルな服は着回しもできるしファストファッションでも意外と高見え。褒められたときのうれしさも倍増します(笑)」

5.浪費を避けるべく、誘惑の多い場所には行かない。

8つの貯蓄ルール。

貯蓄を心に決めていても人間の意志は自分が思っている以上に弱いもの。「お酒を飲んだときは、気が大きくなりがち。気の緩みからタクシーなどの出費もかさむので、誘惑の多い場所には極力行かないのがベター」

6.貯蓄の明確な目的と金額、期限を決める。

8つの貯蓄ルール。

ただ漠然とお金を貯めようとしても、貯蓄がつい後回しになってしまうことも。「短期スパンで貯蓄計画を練り、定期的に内容の見直しをする。のめりこみすぎず、貯蓄を楽しむ心も持つようにしたいです」

7.電車移動が財布と心の余裕を生む。

8つの貯蓄ルール。

急いでいるときや雨の日は、ついタクシーを利用しがち。「短距離だからという心の甘えが貯蓄のメーターを下げる原因に。余裕を持って電車移動をすることで財布にも心にもゆとりが持てて一石二鳥です」

8.旅行や習い事は自分の未来への投資。

8つの貯蓄ルール。

「貯蓄することにとらわれすぎるとインプット能力が下がるので、たまの旅行は自分の未来への投資だと思うようにする」のも永谷さんのルール。習い事は今後の自分に必要なスキルなのかを考えるのも大切だそう。

教えてくれたのは・・永谷佳代子さん

〈Kavally〉代表。青山の〈GingerGardenAOYAMA〉をはじめ、都内に3店舗のカフェを展開。Instagram:@gingergardenaoyama

「自分の夢を持つことでお金と向き合うことができた」と話すのは、表参道などにアフタヌーンティー専門のカフェを経営する永谷佳代子さん。SNSにたびたび登場するロマンティックな世界観が注目を集め、今年3月にも青山に新店をオープン。24歳で開業する際、1年間で500万円の自己資金を貯めることを決意。どのように目標を達成したのか、その貯蓄ルールについて訊ねてみた。「私の場合は、まずやりたいことが明確にあったのが大きいと思います。カフェを出店するという目標を決めたときに、まず何から始めるべきかを逆算し、1年で最低500万円貯めると設定しました。会社をやめて、カフェ経営を学ぶために店を掛け持ちして働いていたのでお金を使う暇もなかったというのもありますが、夢に近づく一歩だと思えば貯蓄は苦ではなかったです。バッグが欲しいと思っても、同じ値段を出すなら調理器具が買いたいなと(笑)。自分のお店を持ったときから変わらず、生きたお金の使い方をするように意識しています。店の宣伝もSNSを活用するなど、集客に関してもお客様の満足度を第一に、効率のよさも重視しています」と永谷さん。効率的に貯蓄をするための、8つのルールも参考にしてみよう。

(Hanako1199号掲載/photo : Norio Kidera illustration : Akiko Tokunaga text : Keiko Kodera)

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