【東京】ミックスからフルーツまで。サンドイッチが美味しい喫茶店5選

1. 【日本橋】〈COFFEE LOTUS〉のサンドイッチ

みずみずしいフルーツと楽しむサンド
店の常連だった荒地陽子さんが4年ほど前に3代目として働きはじめ、お客として魅力に感じていたフルーツメニューを拡充。ソーダ水には小さくカットした果物をトッピングし、サンドイッチなどの食事メニューとセットで提供するフルーツ盛りも豪華に。

住所:東京都中央区日本橋3-7-9
TEL:非公開
営業時間:8:00~18:00(平日14:00~15:00は休憩、第2・4土は12:00~17:00)
定休日:第2・4土以外の土、日祝休
席数:38席
店内はミッドセンチュリーのインテリアでまとめられ、直線的なデザインが印象に残る。
2. 【江古田】〈COFFEE モカ〉のサンドイッチ

真心込めて作るカリッとふかふかなトースト。
5種あるセットのうち、ほどよい塩気のチーズホットサンドは開店時から人気で「シンプルだからこそ丁寧に焼く」とマダム。学生街で愛され50年、ゆったりしたカウンターでいただく時間は格別だ。

住所:東京都練馬区栄町39-5
TEL:03-3993-5648
営業時間:9:00〜18:00
定休日:日休(不定休あり)
席数:6席
3. 【銀座】〈喫茶スナック ミヤザワ〉のサンドイッチ

毎日40斤もの食パンを使い切る人気店。
名物のタマゴサンドをはじめ、この店のサンドイッチは銀座の高級クラブへの出前でも愛されてきた。

住所:東京都中央区銀座8-5-25 西銀座会館1F
TEL:03-3571-0169
営業時間:11:30〜14:30、16:00〜翌3:00(サンドイッチのイートイン・テイクアウトは16:00〜)
定休日:土日祝休
席数:32席 喫煙席あり
4. 【日本橋】〈薔薇窓〉のサンドイッチ

果物のジューシーさを堪能する一皿。
〈日本橋髙島屋〉で長年愛され、中には親子3代で通うお客もいるという老舗。季節のフルーツサンドは約3カ月ごとに変わり、果物の糖度に合わせホイップクリームの配合を調整する細やかさも。

住所:東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋髙島屋S.C.本館 中2F
TEL:03-3211-4111
営業時間:10:30〜19:00LO
席数:28席
5. 【深大寺】〈コーヒーハウスTOM〉のサンドイッチ

香ばしく焼けたパンを可憐な仕立てに。
1971年に創業し、長らく代々木の地で親しまれてきたが、2021年に自宅を改装して現在の地に移転。代々木時代のインテリアやコーヒーの焙煎はそのままだが、よりゆったりとした時間が流れている。

住所:東京都調布市深大寺東8-21-3
TEL:042-485-1740
営業時間:11:00〜20:00
定休日:不定休
席数:20席
なんば・りな/「純喫茶コレクション」の活動名で2008年からブログを始め、喫茶店の魅力を発信し続ける。近著は『純喫茶とあまいもの 大阪編: 親しみやすい名喫茶』(誠文堂新光社)。
18世紀のフランスで「カードゲーム中に手を汚さず食べられるもの」としてサンドイッチが生まれたという説は有名だが、「本を読みながら手元を見ずにも食べられるし、〈COFFEE LOTUS〉のように一切れが小さいとゆっくりつまみながら友人と喋れて、喫茶店のシーンにうってつけ」と難波さん。「匂いが控えめなので、コーヒーの香りを楽しみたい人にも向いていますね」
難波さんが注目するのは断面の美しさ。「ミックスサンドには何種類も具材が入るのに、綺麗にカットされた姿を見るとさすがプロだなと感動。きゅうりの重なり方、ハムの厚みなど、じっくり愛でたくなります。〈コーヒーハウス TOM〉のように、自分では思いつかないチャーミングな盛り付けも見どころ」
サンドイッチといえば、フルーツサンドも喫茶店の名物としてブームになったが、「最近は一周回ってフルーツ1種類だけを挟んだものが好き」と〈薔薇窓〉を教えてくれた。
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