タブラ奏者・U-zhaanさんが語る、インディカ米への愛。新大久保〈The Jannat Halal Food〉で買えるおすすめ銘柄も。
2019.11.28

スパイスカレーやタイ料理好き必見。 タブラ奏者・U-zhaanさんが語る、インディカ米への愛。新大久保〈The Jannat Halal Food〉で買えるおすすめ銘柄も。

ジャンルはなんでも、それを心から好きな人におすすめされると俄然興味が湧いてくる。未知との遭遇はいつだってワクワクするもの。インドの打楽器・タブラの奏者、U-zhaanさんさんの「偏愛」を、とくとお楽しみください。

編集部 / Hanako編集部

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まずはバスマティを5キロ、使い切ってみてください。

ユザーン/インドの打楽器・タブラの奏者。ベンガル料理好きが高じてシタール奏者・石濱匡雄によるレシピ本『ベンガル料理はおいしい』(NUMABOOKS)を監修。バスマティの炊き方も掲載されている。

1998年、タブラという打楽器を習うためにインドのコルカタに1年住むことになって以来、現在に至るまで定期的に通っています。コルカタが属するインド・西ベンガル州からバングラデシュにかけての地域をベンガル地方と呼ぶのですが、そこの郷土料理であるベンガル料理にいつの間にかすっかり魅了され、今では日本にいるときも自分で作るようになっています。ベンガル料理には、やはり現地のインディカ米が欠かせません。

その代表的な品種であるバスマティは、日本でも簡単に購入できるようになってきています。家でスパイスカレーを作ったとしても、それに合わせてバスマティを炊いたことのある人は少ないのではないでしょうか。みんな炊いてみるべきだと思うんです。現地ではパスタのように茹でることが多いですが、日本米と同じように炊飯器でも簡単に炊けますよ。
炊飯器の規定量よりも水は気持ちだけ多めにし、早炊き機能があればそちらを使うとベター。インド料理やタイ料理はもちろん、麻婆豆腐など四川風の料理にもなかなか合います。

高校生の頃、実家の近所にあった〈アラジン〉というインド料理屋の金曜限定メニューだったビリヤニがやたら旨くて、毎週のように通っていたのがバスマティとの出会いでした。思えば、その頃から好きだったんでしょうね。自分で炊くようになってみたら、日常的に食べるにはこっちの方が自分に合っているということに気づいて。今ではもうバスマティを5キロ消化する間に、日本米は1キロなくならないぐらい。

タイのサラダ、ラープ。煎った長粒米の粉末を食材としても使う料理です。ミントを大量に入れたラープとバスマティは夢のタッグ!

日本で手に入るバスマティは5キロの袋で売っていることが多いので、まずはそれを買ってみてほしいです。使い切るためにバスマティに合う食べ物をいろいろ作ってみたくなり、気が付いたらエスニック料理のレパートリーが広がっているはず。

たとえば、炒め物を作る際に使っていた醤油をナンプラーに置き換えて唐辛子とニンニクを効かせるだけでもいいし、海外旅行のお土産でもらったまま放置されている謎のミックススパイスなんかをそこに投入してみてもいいし。日本米に比べてパラッとしていて軽いから、たくさん食べても意外と膨満感がないところもおすすめ。なぜかカロリーは日本米より若干高いらしいのですが。

日本でのお米の選択肢って「コシヒカリ、ひとめぼれ、ゆめぴりか、さてどれにしようか」みたいな感じだけど、どれも結局は日本米ですよね。その辺のスーパーでも日本米とバスマティとワイルドライスが普通に選べるような世の中になってほしいです。そのためにも、とりあえず5キロ買ってみてください。

おいしい&うれしいバスマティ銘柄。
〈ラールキラー〉の白い袋。いつかは僕もラールキラー。

新大久保〈The Jannat Halal Food〉で3,800円。
インドでは誰もが知る高級米。「僕のタブラの先生、オニンド・チャタルジー氏の家でもラールキラーを食べています。あまりに高いので僕は買ったことがありません。ヒンディー語で『赤い城』という意味」(ユザーンさん、以下同)

〈インディアゲート〉の青い袋。我が家はいつもインディアゲート。

新大久保〈The Jannat Halal Food〉で2,500円。
「ここのところ僕の家で常備しているのはこれ。当たり外れが少ない印象があります。インディアゲートは、ニューデリーにある観光名所。そういえば、バスマティは新米よりも古米の方が香りが良くて、値段も高いらしいですよ」

〈GUARD〉の取っ手つき袋。食べた後はメルカリへ。

新大久保〈The Jannat Halal Food〉で1,700円。
「パキスタンのバスマティです。東小金井で営業していた南インド料理店〈インド富士〉で、この5キロ袋が中の米を使い切った後にエコバッグとして300円で売られているのを見たときは驚きました。皆さんもぜひ売ってみてください」

(Hanako1178号掲載/photo : Masami Hiroe)

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