高知へ旅行するなら週末市場へ。料理家・有元くるみさんに教わる。生産者から直接購入する魅力とは?
2018.08.20

日本初のオーガニックマーケット? 高知へ旅行するなら週末市場へ。料理家・有元くるみさんに教わる。生産者から直接購入する魅力とは?

旅をしながら自分の料理を考えてきた料理家、有元くるみさんを魅了した街が、四国・高知でした。3年前に移住を決め、新たな食との関わりを築き始めたという有元さんに、高知の食を学びます。

編集部 / Hanako編集部

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生産者から直接購入が魅力の週末市場へ。

高知の元気な食材に出会いたいなら、マーケットへ!「生産者の近くで料理すること」をいつも大切にしてきた有元くるみさんの案内で、週末市場を巡ります。

1.日本初のオーガニックマーケット〈高知 土曜オーガニックマーケット〉/池公園

「人出の多い日曜市より小さな規模ですよ」と有元くるみさんが言う土曜恒例のオーガニックマーケットから買い物は始まる。ここは、高知県の有機農業者が農産物を直接販売する場として2008年に始まった、日本初のオーガニックマーケット。現在は、無添加の加工食品や手作りの工芸品、絵本の読み聞かせなど多彩な出店者と若い世代の親子連れでにぎわう。

緑豊かな池公園に、有機栽培の野菜、卵や穀類、パンやたこ焼きなど、食材のルーツに誇りを持つ地元の小規模生産者が集うマーケットはピクニック気分ハーブや小麦を販売する有元さんの知人の店では、味見をしたり、意見交換したり。お茶や料理と使い道の多い各種ハーブ。試飲したスペアミントやカモミールのお茶の香りと風味の良さにびっくり!

有元さんは、高知に移り住んで3年。「生産者の近くで料理をしたい」と願ってきた有元さんの理想が実現する土地はここなのかもしれない。エゴマの葉や合鴨の卵など、作り手から手渡される食材はどれもとびきり新鮮。料理の構想を楽しく広げてくれる。有元さんの買い物カゴに収まった食品。右から時計回りに、合鴨の卵、フォカッチャ、エゴマの葉、茄子とシシトウ、高知で作るマダガスカル産カカオのチョコレートなど。

〈高知 土曜オーガニックマーケット〉
■高知県高知市池 高知県立池公園内
■088-840-6260
■8:00~14:00頃(7・8月~12:00)
■毎週土曜日開催(荒天中止)

2.その歴史は300年以上という土佐の街路市!〈土佐の日曜市〉/追手筋

地元高知の人々が本気で買い物する日曜市。江戸期から農産物や魚介など生産者が直接売る市という歴史に倣い、出店者の多くが生産者。400軒もの露店が並ぶ。前日や当日の朝に収穫された新鮮な野菜や果物、山菜、木の実や柑橘類も旅情を誘う。郷土料理の田舎寿司や、いも天、中日そばなど食べ歩きも楽しい。

木箱にきっちり詰めたおばあちゃんの手製の田舎寿司も食欲を誘う。有元さんお薦めのスタンドは皆、女性たちが溌剌と仕切る。「女性のパワーもこの地の魅力」と有元さんは笑う。

高知産の小ぶりのイワシを干した、うるめ。「あぶってさっと醤油にくぐらすだけで素晴らしいおつまみに」と有元さん。

〈土佐の日曜市〉
■高知県高知市追手筋
■088-823-9456
■5:00~18:00(4月~9月の夏時間)
■毎週日曜開催(8月12日休)

有元くるみ/ありもと・くるみ

料理家。葉山でカフェ&ショップ経営後、3年前に高知に移住。
料理や調味料ほか、執筆活動を通して旅と食のテーマを自分らしく表現する。

(Hanako1160号掲載:photo : Ayumi Yamamoto text & edit : Chiyo Sagae)

編集部

生産者と直接話して手に入れた食材は、美味しさ倍増間違いなし。

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