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ようこそ、パリのキッチンへ#1
【料理が苦にならない、ミニマルでシンプルなパリジャンカップルのキッチン】
キッチンは、どんな人にとっても生活に欠かせない大切な場所。誰かをおもてなししたり、夜中にちょっとお腹を満たしたり...。何気ないおしゃべりが生まれることもある。それは海の向こうの国、フランス・パリでも同じはず。
今回は今年からパリに移住したデザイナーの水谷優里さんに、パリジャン・パリジェンヌのリアルな最新のキッチン事情を3つのこだわりと共に紹介してもらった。
今回のゲスト...Alex&Sara
デザイナー/ファッションPR、マーケティング
ファッションの仕事に携わるアレックスとサラは、世界を旅することで日々さまざまなインスピレーションを得ている。
![ゲストプロフィール候補1 2 ゲストプロフィール候補1 2](https://img.hanako.tokyo/2023/11/21173938/586981fa6aaf7c05abbb08e2412c03e4-1536x1536.jpg)
いつでも料理ができるように整頓された、ミニマルでシンプルなパリジャンカップルのキッチン
ミニマリストでシンプルなものを好むAlexとSaraカップルのキッチンは、食器や調理器具の色も統一されており、驚くほどクリーンな印象。収納力があり広々としたキッチンは、このアパートに住む際の大きな決め手だったとか。
そんなキッチンスペースのこだわりは3点。
①基本的に調理器具は棚の中に。お気に入りの包丁はすぐに使える見える場所に
フランス人の自宅には、日本で日常的に使用する通常サイズの包丁がないこともしばしば。元々はふたりとも包丁にこだわりがなかったが、同棲を始め本格的に料理をしたいということで日本製kaiの和寂という包丁を購入。購入してみると料理をするモチベーションもクオリティも上がって一石二鳥。そんな2人とって大切な包丁は、壁に磁石で付けられて、いつでも取り出しやすくしている。
②調理器具や陶器のほとんどを日本製に
シンプルでミニマルなデザインを好む2人が集めているのは日本製のもの。意識せずとも自然と日本の物が集まったそう。調理器具はピザカッター以外はYANAGI SORI。陶器はHASAMI PORCELAINで揃えている。
③毎朝習慣のコーヒーを、ゆっくり飲むスペースを
フランス人の多くは朝ごはんにコーヒーとパンを食べる習慣があるが、Alexもそのうちの一人。時間のある朝は、お気に入りのイタリア製ALESSIのコーヒーメーカーを使ってコーヒーを淹れているそう。アパートの一階にあるパン屋でクロワッサンとパンオショコラを購入し、コーヒーと一緒に頂くひとときは贅沢な時間。旅行に行く度に思い出として買い集めている陶器には、季節の果物や野菜をストックしている。
![こだわり3コーヒーを飲むスペース こだわり3コーヒーを飲むスペース](https://img.hanako.tokyo/2023/11/21173422/a33635c2f42940d847912b6af81bcc64-1152x1536.jpg)
![こだわり3コーヒーを淹れているところ こだわり3コーヒーを淹れているところ](https://img.hanako.tokyo/2023/11/21173426/24cf74c5969f7230db9f5e8b4a8ecda4-1152x1536.jpg)
![こだわり3果物ストック こだわり3果物ストック](https://img.hanako.tokyo/2023/11/21173606/aeeca59b34e1bbd879825a36ecac4a51-1536x1536.jpg)