インスタフォトグラファーが国内外の旅の景色をお届け! 【大分旅行】1泊2日パワースポットを巡る旅へ。自然パワーをもらって癒されよう。 LEARN 2021.03.29

本誌連載企画の「#HanakoTravel」は人気女性インスタグラファーが旅で体験したグルメ、アクティビティ、絶景などをお届けします。今回は3月27日(土)発売 Hanako1195号「いま大銀座で楽しいこと」より、大分県・宇佐市~豊後高田市~国東市の旅をお届け。

【1日目】鬼が仏になった里「くにさき」では、厄災を払う鬼と人は長年の友。

今回1泊2日で巡るのは、国東(くにさき)半島。大分空港から車で1時間程度でまず訪れたのは、宇佐神宮。全国に4万社余りある八幡様の総本宮です。想像よりかなり広く、しっかり巡ると2時間はかかってしまいそう。パワースポットの御神木に願い事をして御朱印をいただきました。

その後、国宝の富貴寺(ふきじ)大堂や閻魔(えんま)大王の石仏を拝見し、縁結びの神社・粟嶋社(あわしましゃ)で縁結びの石を投げて挑戦しましたが、届かず失敗。ぜひ訪れた際には試してみてほしいです!

夜は年に一度旧正月に行われる、五穀豊穣や無病息災などを祈願する伝統行事「岩戸寺 修正鬼会(しゅじょうおにえ)」に特別参加。鬼が松明(たいまつ)を持って走り回り、厄災を払ってくれる、神秘的で躍動感あふれるひとときでした。

【Information】国東半島峯道ロングトレイル。

かつて国東半島で行われた「六権満山峯入行」のコースをベースに、登山道や遊歩道を取り入れた国東半島峯道ロングトレイルは、爽やかな新緑の季節が人気。ゆたかな自然の中を歩きながら神社仏閣や石造文化財の荘厳さに触れ、神仏習合発祥の地といわれる国東半島の歴史や文化を感じられる。

【2日目】国東の真ん中の文殊山の山腹にある文殊仙寺で過ごす静寂の時間。

今回泊まったのは昨年4月にできたばかりの文殊仙寺(もんじゅせんじ)の宿坊。朝は少し早起きをして文殊仙寺本堂で精進料理をいただき、写経と坐禅体験。天台宗の教えで「一隅を照らす」という言葉を教えていただきました。それは、自分が今いる場所で最善を尽くし、光り輝くこと。そうしてみんなが一隅を照らすことで大きな光となるということでした。ぜひ日常に疲れている方は文殊仙寺を訪れて、自然の中で静寂の時間を体験してみては。

次に鬼が一晩で築いたといわれる99の石段を登り、熊野磨崖仏(まがいぶつ)を拝んだ後、真木大堂へ。御朱印巡りもここで終了。

最後は梅園の里で旬彩バイキングを楽しみ、夷谷(えびすだに)温泉で温泉につかって旅の疲れを癒しました。

【Information】季節の花々が咲き誇るリゾート地。

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国東半島の先端あたりに位置し、周防灘に向かいまるで鼻のように突き出した「花とアートの岬 長崎鼻」。春には約2200万本の菜の花、夏には約160万本のひまわりが、岬に広がる花公園に咲き誇ります。近くには海水浴、キャンプ場、グランピング場、レストランもあるので、スタイルに合わせて訪れてみて。

今回旅へ出たインスタフォトグラファーは…@moron_non

@moron_non

InstagramやYouTubeで旅先や写真講座を発信するフォトグラファー。撮影を担当した『弘中綾香の純度100%』(マガジンハウス)が好評発売中。

■Hanako公式Instagram(@hanako_magazine)でも写真をアップしています。ハッシュタグ「 #hanakotravel 」をチェック!

(Hanako1195号掲載/photo : moron_non text : Ayano Sakai)

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