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味にシビアな京女も太鼓判を押す、名店の逸品とは? 京都ツウの業界人が普段行く、お気に入りのグルメ店4軒【麺・中華】 Food 2019.03.26

長年、京都に暮らすローカルの達人方に直撃!自分と趣味や感性がバッチリ合う、とっておきのお店を伺いました。

「あっさりだけに終わらないのが京都の麺の奥深さ。」(フォトグラファー・ハリー中西さん)

「一日一麺」を欠かさないハリー中西さん。うどん、そば、ラーメンなど種類を問わない無類の麺好きだが、中でも京都ならではの進化を遂げた麺を愛してやまないそう。

〈和食 香穂〉/七条川端

「例えばうどんは細くて柔らかいのが特徴やけど、これがおいしいだしをよく吸ってくれるんです。うどんに次ぐ定番になりそうなにゅうめん(温かい素麺)も同じように、主張しすぎず、だしを引き立てるのがいい。九条ねぎに限らず、ねぎとの食感の対比も面白い!」。

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素麺に隠れた陰の主役は利尻昆布と花かつおでひいただし。たっぷりの九条ねぎも特徴。「上等なだしを味わう一杯」

〈華祥〉/元田中

独特な黒いスープのDNAを受け継ぐご当地ラーメンにも注目。「深みのあるスープが時々無性に恋しくなる。“あっさり”だけに終わらないのが、京都の麺の奥深いところやね」

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ごまだれ冷麺は、ほうれん草を練りこんだ特注の翡翠麺を使用。蒸し鶏と白ねぎなどをのせ、ピーナッツ油で香りよく仕上げ。「ごまだれのコクと酸味が後を引く!」

フォトグラファー・ハリー中西さん

京都生まれ、京都育ちのカメラマン。料理専門誌を中心に活躍し、食への情熱が高じてほぼ100%外食の毎日。カレーうどんなど「濃い麺」も大好き。麺類はだしが命とスープは残さない主義。

「舞妓さんも食べやすいよう香辛料控えめのはんなり中華。」(ライター、コーディネーター・天野準子さん)

幼い頃から家族三世代そろって中華のお店を訪れていた天野準子さん。「京都の中華は、芸妓さんや舞妓さんたちも食べやすいよう、ニンニクや香辛料を控えてあるのが特徴。しつこさがなく、毎日でも食べたくなる、懐かしい味わいなんです」。あっさり、はんなりとした仕上がりながら、決して「薄い」わけではないのは、細やかな仕込みと工夫の賜物なのだ。「春巻の皮が手焼きだったり、焼飯の具があらかじめ炊いてあったり。きちんとかけた手間が、風味や食感のよさにつながっているんだなと、食べるたびに実感します」。今回は誰もが知っている定番ながら、味にシビアな京女も太鼓判を押す名店の品をご紹介。その違いに驚くはず。

〈盛京亭〉/祇園

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作家・池波正太郎も愛した味わいを今は二代目店主が守る。鶏ガラと野菜で毎朝とる澄んだスープが原点。細切り野菜を炒めてから冷やした「八宝糸」も名作。

〈鳳舞楼〉/新町仲立売

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今はなき京都中華の草分け〈鳳舞〉で研鑽を積んだ店主の相場哲夫さん。屋号とともに、そのレシピを受け継ぐ一方で、オリジナルの味も追求する。

ライター、コーディネーター・天野準子さん

生まれ育った京都の“碁盤の目”を拠点に、各誌京都特集のコーディネートや取材・執筆を行う。京都ならではの流儀や、豊富な知識と強靭な胃腸を武器に、食関係の取材も積極的にこなす日々。

(Hanako特別編集『Hanako TRIP ひみつの京都 完全版』掲載/photo : Noriko Yoshimura (P.92), Hiroshi Matsui (P.93), Board of Boys’ Day off (P.94))

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YUNO TAKEMURA PinterestヘアメイクアーティストYUNO TAKEMURAさんがPinterestを使う理由。ヘアメイクアーティストとしてサロンワークを中心に活動するYUNO TAKEMURAさん。私生活では、ヨガを取り入れるなど、充実したライフスタイルに憧れるフォロワーも数知れず。そんなパワフルな彼女の好奇心を日々育んでいるのがビジュアル検索ブラットフォーム。 「ブログやSNSが流行り出したのが学生時代。自然と昔からアウトプットやインプットができるツールに触れてきました。そのうちに、ピンタレストも使うようになり、気がつけば8年目。“五感派”の私にとって、すぐに言語化できない段階の感情や脳内のイメージをビジュアルによって整理してくれるピンタレストはとても便利です」 2021年に独立し、フリーになった彼女。同時にプロダクトブランド〈HOPE〉をローンチしたり、結婚披露宴のコーディネートもはじめ、活躍の幅を広げている。 「〈HOPE〉では自分が使いたいと思うものを展開しています。昔の人が使っていた“カンザシ”を、どれだけ現代のライフスタイルに溶け込ませることができるか考えた時にもピンタレストを利用しました。例えば、最初の段階では、漠然とカンザシを作りたいけれど、どういうデザインにしたいかは自分でも見えていないんです。でも、誰に使ってもらいたいか、どういう自分が身に着けたいかというイメージは頭の中にある。そんな時に、ピンタレストを開けば、どういったライフスタイルに自分が惹かれているのかがビジュアルとして上がっているので、本当に求めているディテールが明確になっていきます。そうやって探索していくうちに、想像を遥かに超えて、新しいマインドにも気づかせてくれるので、プロダクトのデザインも着地していきます。そんなふうに、求めているものをより具体的に形にしていくために、ブランドディレクションやウェディングコーディネートの仕事、そして自分自身のビジョンを思い描くビジョンボードをピンタレストで作ってます」。 Pinterestに関するアンケートはこちらから。Learn 2022.12.26 PR
ホールに入ってすぐの天井には大きなシャンデリアが。
6630個(!)のクリスタルガラスはアルコールのしずくを表している。文筆家・塩谷舞による「今日、サントリーホールで。」Vol.1「何か豊かなものに触れて気持ちを切り替えたい。美術館で何かいい展示してないかな、映画館は……」。そんな日常の選択肢に加えて欲しいのが「コンサートホール」。クラシックといって構える必要はありません。純粋に音を楽しむのはもちろん、目を閉じてゆっくりと息を吸いながら、最近の自分のことを振り返ったり、あるいは遠くの場所や知人のことを思い出したり。ホールを出るころには心と体がふわっと軽くなる。文筆家・塩谷舞がサントリーホールで体験して綴る、「コンサートホールのある日常」。Learn 2022.12.26 PR
Pinterest_WEB連載-3見て、考えて、作って。ピンタレストはもの作りのパートナー。美しく盛り付けられたお菓子の写真が人気を博し、SNSで計15万人以上のフォロワーを持つフードデザイナーのAi Horikawaさんは、お菓子作りはもちろん、ビジュアル制作まで手掛けている。高校生(!)のときから10年以上使っているピンタレストは、もの作りの基礎体力をつけ、今のキャリアを築くためのツールであり「もの作りのパートナーです」という、彼女のピンタレストライフとは。 Pinterestに関するアンケートはこちらから。Learn 2022.12.12 PR
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