話題性抜群で喜ばれる!手土産にしたいフィナンシェ6選

フランス発祥の焼菓子、フィナンシェの起源は17世紀頃。金融マンたちがスーツを汚さず手軽につまめるようにと、パリの菓子職人が考案したといわれ、一般的な形である長方形と焼き色は金塊をイメージしたもの。カリッとした食感に、バターとナッツの香りと味わいが特徴で、日本でも長く愛されている焼菓子だ。近年は“焼きたて”が一大ムーブメントを起こし、厨房併設の新店が続々登場。進化は提供スタイル以外にも。2024年末にオープンした〈メゾンカカオ丸の内店〉のフィナンシェは、焼きたてかつ規格外の大きさ。チョコ専門店ならではの素材使いも面白い。ほかにグルテンフリーや地産地消へのこだわりなど、元がシンプルな作りゆえに、組み合わせも無限大。作り手の理想が形になった個性派に注目したい。
ストーリー性ある素材使い。
焼き加減など技術的なものだけでなく、誰かに教えたくなるような素材の選び方など、話題性も抜群な新商品ばかり。各店のこだわりをチェックしよう。
1. sarkara/三軒茶屋

選りすぐりの素材で表現する真骨頂。
2024年12月オープン。個性的かつ素材のポテンシャルが引き出されたフィナンシェ。ラムとウイスキーのグラスアロー(糖衣)にイタリア産マロングラッセをちりばめた逸品など、まずは5種のアソート(2,600円)を。
住所:東京都世田谷区下馬2-36-1
TEL:なし
営業時間:10:00~18:00
定休日:月火休
HP:sarkara.base.shop
2. Feuquiage 仙川店/仙川

2024年開業の2号店限定のスペシャリテを。
フランス産発酵バターと自家製粗挽きヘーゼルナッツパウダーに、徳島産木頭柚子のコンフィチュールを加えた「フィナンシェノワゼット柚子」(写真手前)420円は仙川店限定。爽やかな酸味が口中に広がる。
住所:東京都調布市仙川町1-3-32
TEL:なし
営業時間:10:00~18:00
定休日:火水休
HP:feuquiage.stores.jp
3. Brick bake bakers by Pâtisserie ease/東京

フォルムは東京駅のレンガをイメージ。
日本橋兜町のパティスリー〈ease〉が手掛けるベイクショップが2024年秋東京駅にオープン。大納言やラズベリーなど多彩なレシピとバターの風味豊かな「クラフトフィナンシェ」は1個300円~。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1B1グランスタ東京(改札内)
TEL:なし
営業時間:8:00~22:00(日祝~21:00)
定休日:休みは施設に準ずる

4. hotel the progress/日本橋

体にも優しい自然素材へのこだわり。
有機米粉、有機玄米粉を使用したグルテンフリー仕様。オーガニック抹茶×無農薬紅甘夏など素材の掛け合わせも楽しい。4個入り2,800円~。
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1日本橋三越本館B1
TEL:03-3241-3311(代表)
営業時間:10:00~19:30
定休日:休みは施設に準ずる
HP:hoteltheprogress.co.jp
5. シナリス/茨城

食材の魅力をフィナンシェで知る。
オーナーシェフ・吉成隆宏さんの出身地・茨城県産の奥久慈味噌や笠間栗、紅はるか、かぼちゃなど、生産者の元へ直接足を運び、仕入れた食材で作る。滋味深い旨み。6個入り2,160円~。
住所:茨城県水戸市平須町1828-990
TEL:029-291-8181
営業時間:10:00~18:00
定休日:水休ほか不定休
HP:www.cinaris2021.com
6. メゾンカカオ 丸の内店/有楽町

サイズで変わる生地のコントラスト。
パウンドケーキのようなサイズ感で話題の「焼きたて 大きなフィナンシェ」シリーズ。融点の高いカカオバターを使うことで、ショコラのようなやわらかい口溶けを再現する。3サイズ展開でSサイズ1,944円~。
住所:東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F
TEL:なし
営業時間:10:00~20:00
定休日:休みは施設に準ずる