日本全国スイーツ行脚する甲斐みのりさん激推しの「町の洋菓子屋さん」7選

FOOD 2024.02.18

洋菓子店を訪ね歩くのをライフワークのひとつにしている甲斐みのりさんが、ローカルに愛されるお店を全国から選りすぐって紹介します。

INDEX

1. 小樽〈あまとう〉

小樽〈あまとう〉の外観イラスト

小樽スイーツの老舗といえば! ロングセラー多数の〈あまとう〉
洋物と甘いものが大好きなラムネ職人が、小樽じゅうに甘くておいしいものを広めるべく1929年に創業。オリジナルチョコをコーティングした3枚重ねのサブレ「マロンコロン」は半世紀超のロングセラー。

小樽あまとうのイートイン限定のクリームぜんざいのイラスト

イートイン限定のクリームぜんざいもマロンコロンと並ぶ人気。

あまとう

住所:北海道小樽市稲穂2-16-18
TEL:0134-22-3942
営業時間:10:00 ~ 18:30  
定休日:木休(喫茶12:00 ~ 17:00  水木休)
席数:90席
HP:https://otaru-amato.com/

ルーツは郷土菓子「ぱんじゅう」販売。

2. 郡山〈エンゼル洋菓子店〉

郡山〈エンゼル洋菓子店〉の外観

郡山のオアシス、〈エンゼル洋菓子店〉
ダブルクリームのスワンシュー、ラム酒の効いたサバラン、レモンの香るスフレチーズなど、目移りしながらテイクアウトすれば、レトロかわいいケーキ箱にもうっとり。喫茶ではピラフやパスタなどのメニューも。

ショートケーキのイラスト

みんな大好き、定番のショートケーキをはじめ、すべてが良心価格。

エンゼル洋菓子店

住所:福島県郡山市大槻町字広町48
TEL:024-952-1144
営業時間:9:00~18:00
定休日:月休
席数:22席

住宅街に突如現れる洋館の喫茶スペースで、ノスタルジックな昭和の時代にタイムスリップ。

3. 横浜〈喜久家〉

横浜〈喜久家 (きくや) 〉の外観イラスト

「古き佳き味」を守って2024年で創業100周年の〈喜久家〉
外国人居留地の夫人たちから持ち込まれたレシピで各国の洋菓子をつくるようになったというエピソードが、いかにも横浜ならでは。今ではあまり見かけなくなった「サバリン」などが現役なのもうれしい。

喜久家のケーキのイラスト

チョコをあしらったレトロな印象のレモンケーキは看板商品の一つ。

喜久家

住所:神奈川県横浜市中区元町2-86
TEL:045-641-0545
営業時間:10:15~19:00(月~18:15)
定休日:不定休
HP:http://kiku-ya.jp/

横浜の駅ビル〈ジョイナス〉にもテイクアウトのみの支店がある。

4. 名古屋〈ボンボン〉

名古屋〈ボンボン〉の外観イラスト

“町の洋菓子屋”として完璧!〈ボンボン〉
1949年創業。1956年、現在の洋菓子販売と喫茶のスタイルに。喫茶のインテリアやクマのロゴマーク、包装紙のデザインに至るまで昭和レトロな世界観で統一されている。同店が手がける中華〈天津楼〉が隣接。

名古屋〈ボンボン〉のマロンのイラスト

一番人気は生クリームとスポンジのハーモニーが絶妙な「マロン」。

ボンボン

住所:愛知県名古屋市東区泉2-1-22
TEL:052-931-0442
営業時間:8:00~21:00(洋菓子店20:50LO、純喫茶20:40LO)
定休日:無休
席数:80席
Instagram:@bonbon1949_nagoya
HP:https://cake-bonbon.com/

5. 松本〈翁堂本店〉

松本〈翁堂本店〉の外観

誰もが懐かしさを感じてしまう「タヌキケーキ」の〈翁堂本店〉
昭和の香りを残すレトロ洋菓子としてブーム再来を果たした「タヌキケーキ」の聖地。マスクをつけたタヌキ、コアラやパンダのバージョンなど、季節や時流、ユーモアを取り入れたさまざまなアレンジが楽しい。

松本〈翁堂本店〉のタヌキケーキのイラスト

チェリーの帽子を被っているのが基本のタヌキケーキ。

翁堂本店

住所:長野県松本市大手4-3-13
TEL:0263-32-0183
営業時間:9:00~18:00
定休日:水休
Instagram:https://www.mcci.or.jp/www/okinado/

創業1911 年。駅前店には喫茶室も併設。

6. 明石〈くるみや本店〉

明石〈くるみや本店〉のイラスト

1957年の創業以来地元に支持され続ける名店〈くるみや〉
「流行にとらわれず、ずっと愛されるお菓子づくり」のモットーは当初から変わらず。生菓子、焼菓子、ソフトクリームとどれをとっても誠実な味。タヌキとスワンのシューがどちらも揃う貴重な店でもある。

くるみやのケーキのイラスト

純白のいでたちが美しいシフォンケーキは、紅茶によく合う。

くるみや本店

住所:兵庫県明石市本町1-19-3
TEL:078-911-2468
営業時間:10:00~19:00
定休日:無休
HP:https://kurumiya.jp/

地産地消にこだわったお菓子をつくっている。札幌店もあり。

7. 博多〈ハイジ〉

博多〈ハイジ〉の外観イラスト

シンプルで甘さ控えめ。本場仕込みのドイツ菓子店〈ハイジ〉
フルーツやスパイスをアクセントにしたどっしり濃厚で良質なバタークリームのケーキから、メレンゲで生クリームを挟んだ「スワン」まで、ハンブルクでお菓子づくりの研鑽を積んだオーナーが手づくりする。

ハイジのケーキのイラスト

スワンは店頭には並んでおらず、オーダー後につくられる。

ハイジ

住所:福岡県福岡市博多区麦野5-2-1
TEL:092-574-0108
営業時間:10:30~19:00
定休日:日休
HP:https://konditorei-heidi.machipeta.site/

アットホームな雰囲気で、オーナーとの会話も弾む。

illustration_Yuri Mizutani text_Mick Nomura (photopicnic)

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