焼き菓子はバレンタインにぴったり!西荻窪〈Amy’s Bakeshop〉へ。
2021.02.04

第87回 花井悠希の朝パン日誌 焼き菓子はバレンタインにぴったり!西荻窪〈Amy’s Bakeshop〉へ。

バレンタインって甘くておいしいお菓子をいただくための日ですよね?(※違います)そうは思っていなくても、この時期でしか手に入らないものを求めて、ここぞとばかりにスイーツハントする方も多いのではないでしょうか?お世話になっている方々へのプレゼントに加えて、日頃酷使している自分のカラダと脳を甘いもので労るいい機会。バレンタインに先駆けて、朝パンの視点でおやつをリサーチしに行ってきました。
花井 悠希
花井 悠希 / ヴァイオリニスト

「三重県出身。三重県四日市市観光大使。3歳よりヴァイオリンを始める。 2010年4月21日コロムビアよりデビュー。〈1966カルテット〉メンバー。http://columbia.jp/hanaiyuki/

花井 悠希さんの記事一覧 →

心躍るニューヨークスタイルの焼き菓子がここに!

西荻窪駅の裏手。真っ黒の外観に白い看板が映える〈Amy's Bakeshop〉は、アメリカのホームスタイル焼き菓子のお店。初めて訪れたのはいまから8年前とかだったはず。移転してお店の場所は変わったけど、いまも西荻窪の街にこうしてあることの安心感といったら。お店に入る前からうれしくなってしまいます。
久しぶりに訪れたお店はキリッとした外観で、その佇まいはさながらフレンチレストラン。ホームメイドベイキングのお店とは思えない高級感がありますが、扉を開ける前から漂ってくる甘い香りに頬が緩みます。緩み切った表情のまま扉を開ければ、そこはいつか映画で観たような焼き菓子がずらりと並んだニューヨークのお菓子屋さん。手前ではショートブレッドやクッキーなどパッケージも素敵な焼き菓子が出迎え、奥のガラスの向こうには大きなソフトクッキーやパウンドケーキ、マフィン、ブラウニーなどが所狭しと並び、お菓子越しに店員さんがボウルに何かを泡立てているのが見えるのもまた夢のような光景。盛らずに言っても10分はショーケースの前で悩みました(後ろにお客様いらっしゃらなくてよかった…)。

西荻窪 Amy's bake shop
「マフィン シナモンシュガー&クリームチーズ」。
西荻窪 Amy's bake shop
クランブルとクリームチーズのせめぎ合い。

悩みに悩んで朝パン用に3つゲット。ふわふわふわふわ。口の中で接する全てが柔らかく私に触れて、シナモンの香りとうららかな甘みが舌から伝わり、口内の空気を、私の周りの空気さえも柔和なものに変えていくよう。こんな温もりのあるシナモンの香り方があるのねってうっかり涙が溢れそうです(情緒不安定)。そんな私に、表面のクランブルはサクリサクリと軽快に弾み、クッキーのようなフレンドリーさで話しかけてくるから自然とまた笑顔になっちゃうんだな。

西荻窪 Amy's bake shop
主役のようでバイプレーヤー。

しっとりふわふわな生地の中から現れるはクリームチーズ部門。さらにしっとりさを増しコクもグンと伸びるのに重くはならずなんてことのない装いで周りを思いやる。てっきり主役かと思いきや、こりゃ名脇役です。ふわふわのシナモン香る生地もサクサククランブルもクリームチーズも平等な役回り。みんな仲良し。

西荻窪 Amy's bake shop
「マフィン バター&ソルト」。
西荻窪 Amy's bake shop
飾りの砂糖がナイスアクセント!

こちらも言わずもがなふわっふわ。トースターで温めると表面はさっくりと応えてくれ、キメの細かい生地は口内でしっとり溶けていきます。違うのは一口目からパンチが冴え渡るところ。舌に着地するや否や、バターか塩かどちらが早いかというくらい競うようにしてバターも塩けもムンムンでやってくるのです。

西荻窪 Amy's bake shop
見た目以上にパンチあります!?

内側の真ん中に塩バター部分があるのですが、バターのコクと甘さが濃厚に届きつつしっかりと塩が効き甘じょっぱいので、周りのふわふわ生地で口内を落ち着かせたくなり、そうするとまた甘じょっぱさが恋しくなって内側の塩バター部分に踏み入れて…と無限ループ。無我夢中で食べてしまいます。ベースの生地の風味の豊かさ、穏やかな甘さとバターの香りがソルトを際立たせるんです。最終的には、表面に金平糖のように飾られた砂糖の塊がシャリシャリとしたら食感で甘さを与えてくれて、いい所に着地させてくれます。こちらのマフィンで不思議なのが、常温で4日の日持ちで4日目に食べても、こんなにバターたっぷりなのに全く油が回っていないんです。密封とかされているわけではないのに。ふわっふわがキープされ、バターの豊かさは健在なのに脂っこさがないのがすごい。なぜ、誰か、教えて。

西荻窪 Amy's bake shop
「カルヴァドスケーキ」。
西荻窪 Amy's bake shop
パウンドケーキのこの部分ファン。

一口目からりんごの風が吹き抜ける(青森からかな?)。ここは屋内、いつもの部屋のはずなのにたったいま爽やかな風を全身に浴びた心地がしたのは気のせいでしょうか(ほとんど気のせい)。それほどまでにりんごのフレッシュな風味が爽やかに駆け巡ります。カルヴァドスだからもっとお酒のアルコール感が強いかと思ったけど、りんごの勝ち!コンポートのところは、とろっと系ではなくシャキッと仕上がっているので自然な甘さとりんごの果実味も生き生きしています。パウンド生地はマフィン同様きめ細やか。こちらの方がバター感はさっぱりとしている印象です。そこに表面の砂糖のグレーズド(通称:シャリシャリ)、りんごのシャキシャキと一本調子にならない変化が絶えず訪れるので、これまたあっという間になくなります(全部じゃないか)。
こちらのお店のケーキやマフィンは日持ちが長めで4日から1週間あるものが多いので、「朝ごはん代わりに」とバレンタインプレゼントにしても素敵だと思います!というか、私がプレゼントされたい…(願望)。

西荻窪 Amy's bake shop

洗練されたデザインの箱やパッケージに入ったクッキーたち(もっと賞味期限長い)もあり、関係性やタイミングに合わせていろんなチョイスが選べるのもプレゼントにはありがたし。贈り物にも、自分用にも、どっちも満たしてくれる〈Amy's Bakeshop〉。オンラインストアでも購入出来るので、バレンタインの楽しみにしてみませんか?

今月のスペシャル

『大人からはじめるアウトドア特集』。自然の中で楽しめるアイディアから、お役立ちグッズも!『大人からはじめるアウトドア特集』。自然の中で楽しめるアイディアから、お役立ちグッズも!
TOPに戻る