ハナコと考えるSDGs 使い捨てず、繰り返し使えるアイテム&アイデア5選!身近なところから変えて、ごみの削減に。 SUSTAINABLE 2020.09.17

辺りを見渡すと、使っては捨てることが慣れっこに。でも身近なところから何度も使えるものに変えていけば、ごみの削減につながるはず。持ち歩きアイテムもキッチンツールも、使い勝手がよくかわいいデザインが、そんな気持ちを後押し。ものへの愛がじわりと深まっていく。今回は使い捨てず、繰り返し使えるアイテム&アイデアをご紹介します。

1.職場に「あるといい」三種の神器。

使い続けられるいつもの相棒たちがランチや休憩時間を盛り上げてくれる。ボトルは温冷使えてオールシーズンで活躍。持ち歩きの邪魔にならない軽さもうれしい。

『機能とデザインの両立が叶うタンブラーを愛用中。』(ベイクルーズマーケティング・金坂栞里さん)
『機能とデザインの両立が叶うタンブラーを愛用中。』(ベイクルーズマーケティング・金坂栞里さん)

A.折りたためるタンブラー
割れる心配もなし。POCKET CUP 各355ml 1,500円(stojo/マインドアート 03-6417-073)

B.洗いやすくて軽いウォーターボトル
氷やハーブが口に当たらない内ぶた付き。リユースボトル 500ml 1,000円(リバーズ 0120-915-682)

C.会社に置きカトラリー
ケースは再生素材。カトラリーセット 2,000円(TO-GOWARE/エイアンドエフ 03-3209-7575)

2.使い捨てのラップ・ジップバッグをなるべく減らす。

海洋汚染やCO2排出が頭をかすめる、使い捨てプラスチックからの切り替えを。ジップバッグは湯せん、冷凍もできて、ラップは天然の抗菌性もあり、優秀。

『調理に使え、食洗機にもかけられるジップバッグが万能!』(フードスタイリスト・つがねゆきこさん)
『調理に使え、食洗機にもかけられるジップバッグが万能!』(フードスタイリスト・つがねゆきこさん)

D.レンチンOKのガラス容器
器としてもサマに。パック&レンジ 500ml 1,200円、200ml 800円(共にiwaki 03-5627-3870)

E.シリコーンバッグ
レンジ・オーブンも可。サンドイッチ M1,500円(stasher/ボーテ福原 0120-444-536)

F.洗って使える蜜蝋ラップ
野菜の切り口にもフィット。acowrap M1,500円、S1,200円(共にacowrapacowrap.jp)その他スタイリスト私物

3.コーヒーフィルターを手作りする。

『消耗品を減らしたくて。ネル生地を縫って作り何度も使います。(シンプルライフ研究家・マキさん)
『消耗品を減らしたくて。ネル生地を縫って作り何度も使います。(シンプルライフ研究家・マキさん)

朝のコーヒーで使うペーパーフィルターなど捨い捨てのものを手作りできるかも!?一生懸命、自分で作ったものを毎日使う悦びは、ほかには代え難い。

4.インテリアにもなじむ防虫ブロック。

『楠には防虫・消臭効果があるそう。自然な香りもリラックスできます。』(ライター・鹿志村杏子さん)/エコブロック4個+カンフルオイル5ml+コットンポーチセット1,800円(KUSUHANDMADE www.kusuhandmade.com)
『楠には防虫・消臭効果があるそう。自然な香りもリラックスできます。』(ライター・鹿志村杏子さん)/エコブロック4個+カンフルオイル5ml+コットンポーチセット1,800円(KUSUHANDMADE www.kusuhandmade.com)

クローゼットの引き出しの中で、色が変わったら取り替えていた防虫剤。楠の端材にカンフルオイルを染み込ませれば半永久的に使える。見た目もさり気ない。

5.空き容器を花器にする。

『シャンプーやコンディショナーの容器に花やサボテンを。』(whyte トップスタイリスト・中島潮里さん)
『シャンプーやコンディショナーの容器に花やサボテンを。』(whyte トップスタイリスト・中島潮里さん)

別の役割を与えれば、さよならで終わらない、新たな未来が訪れる。キュートな空き容器は、花器に小物入れにとアイデア次第で、様々に使える。

SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」

目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」…、地球にとって深刻な課題となる中、私たちができることって、なんだろう?大切なのは、全部でなくても、楽しそうだなと始められそうなことがあったらやってみること。その小さな一歩が、未来へとつながります。

(Hanako1185号掲載/photo:Natsumi Kakuto styling:YuiOtani illustration:SANDER STUDIO text:Tomoko Yanagisawa edit:NaoYoshida)

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