鎌倉、伊豆など関東近郊をディープに楽しむ…都内から遠くに行かずに満喫する癒し旅3選 TRAVEL 2024.03.29

あなたが思い描く癒し旅はどのようなものですか? 飛行機に乗って非日常を満喫する人もいれば、自宅沿線のワンマイル旅派もいるでしょう。自宅からアクセスのいい関東近郊の旅が癒しという方にお話を聞きました。

あまり遠くに行かずに、鎌倉旅…and recipe代表小池花恵の癒し旅

癒し旅なら遠くに行かず、のんびりするのがマスト。手軽な電車移動なのに旅ムードを味わえる鎌倉方面で一泊二日したい。

ジェラートを食べている画像

朝早く起き、江ノ島駅を目指して〝積読本〞を1冊携え電車に乗る。江ノ島駅に着いたら朝どれのアジフライが食べられる〈腰越漁協直売所〉へ。近所の〈腰越レモネード〉に寄って2種類のジェラートを選んでデザートタイムも。宿泊は海沿いの〈鎌倉プリンスホテル〉。夕暮れや明け方に海を見ながら散歩できるのがいい。翌日は〈DAILY by LONG TRACK FOODS〉や〈鎌倉市農協連即売所〉でお土産選びも楽しめば完璧です。

伊豆への一泊二日の車旅…エッセイスト柳沢小実の癒し旅

伊豆半島から見た富士山のイラスト

癒しといっても、バランスよく遊び、食べ、買い物もしたい。いろいろ詰め込むなら都内からアクセスのいい伊豆への一泊二日の車旅がベスト。

富士山が見えるキャンプ場で過ごしているイラスト

まず沼津でお寿司を食べて〈雲見オートキャンプ場〉にイン。テントをたてたら片道1時間ほどプチトレッキングを楽しみます。美しい自然に触れ、夜は吸い込まれそうな星空を眺めて早寝。翌朝に東伊豆〈稲取港の朝市〉で金目鯛の釜飯を食べ、新鮮な野菜と果物、干物、花などをどっさり購入。帰りは箱根にも寄り道を。〈ひがな湯治天山〉で立ち寄り湯か〈富士屋ホテル〉でお茶するのもいい。

活字と書にまみれる地元沿線旅…DIVAゆっきゅんの癒し旅

新宿にも渋谷にも行かない、誰にも会わない日にして、その程度の気楽さで服を選び、各駅停車の下りに乗る。沿線の〈ブックオフ〉を検索し、良さそうな店を見つけたら、降りたことのない駅で降りる。予算は決めず300円以下(例外あり…)の本を何でも買ってよいことにして、興味のある棚を巡回。

図書館で勉強をしているイラスト

懐かしいタレントエッセイや白泉社文庫のマンガなど、数冊を購入し、チェーンのカフェや図書館に入ってすぐ読む。その場所が閉まるまで居る。そんな日の私は遠出しなくてもSNSや都会の時間軸から離れたような気分でいられます。癒しです。

illustration_Akiomi Fushiki text_Kana Umehara

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