オリーブオイルなどの特産品も豊富! のんびり楽しい”島時間”!香川県・小豆島へ行く1泊2日の週末女子旅 -前編- LEARN 2019.07.14

忙しい毎日にちょっぴり疲れを感じると行きたくなる女子旅。今回は「ゆっくり時間の流れる島で、その島ならではのグルメや観光地を楽しみたい」と香川県・小豆島へ行ってきました!食べる・観る・楽しむ・買う、旅の醍醐味をギュッと凝縮した1日目をレポートしていきます!

週末に自然豊かな香川県・小豆島へ!

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香川県高松空港に到着後、車で数十分。高松港まで移動した私たちはフェリーに乗り、目的地である小豆島へ向かいます!美しい海と山に恵まれた小豆島で、自然やグルメを楽しむ週末女子旅のスタートです。

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オリーブの産地として有名な小豆島には、2011年3月15日オリーブの日にスペイン・アンダルシア地方からやってきた〈樹齢千年のオリーブ大樹〉があり、太い幹から満ち溢れたエネルギーを感じようと、多くの人が訪れます。「オリーブの輪を日本中そして世界中に広めたい」そんな想いを象徴するシンボルツリーとして植樹されたオリーブの木から、強い生命力を感じられるのです。

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どこから見てもどっしりと大きな〈樹齢千年のオリーブ大樹〉。少し寄ってみると、何本もの幹がねじれ合い大きな一本になっているように見えます。青々としたオリーブの葉は力強く、私たちは旅のスタートに相応しいエネルギーを受け取った気持ちに。次はこのまま、特産品としても知られるオリーブオイルを求めに行きます!

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到着したのは、オリーブオイルソムリエが選んだ世界の美味しいオリーブオイルと小豆島の特産グルメが並ぶ〈イズライフ〉。小豆島の大地・空・海の生命・恵みを得て育ったオリーブオイルをはじめとした商品を揃え、「人々の健康・生命・美味しさの喜び」を未来を担っていきたいと営まれている人気店です。

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〈イズライフ〉で栽培されたオリーブとレモンを加工した「小豆島産 イズライフ エキストラバージンオリーブオイル」「小豆島産 イズライフ グリーンレモンオリーブオイル」はファンも多い人気商品。パンやサラダはもちろん、お豆腐やお味噌汁に入れても楽しめるのだそう。取扱店もまだまだ少なく貴重なため、さっそくお土産として購入しました!

小豆島の特産品を味わうランチとデザート

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お腹が空いたタイミングでやってきたのは、もっちりとした手延べそうめんが食べられる〈手延べそうめん 作兵衛〉。ここでは、そうめんランチ、はし分け体験・見学、そうめんなどの直売所など、小豆島手延べそうめんの世界をたっぷり楽しむことができます。

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今回は一つずつ別々のメニューを注文しました。1品目は、手延べそうめん定番の「冷 つけそうめん(税込540円)」。まずは「最初はつゆにつけずにそのまま召し上がってみてくださいね」と店員さんおすすめの食べ方でいただきます!風味よくツルツルと食べられる麺は喉越しがよく本場の味。ボリューム満点でこのお値段、地元の人からも愛される理由がよくわかります。

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続いてはオリーブを素麺に練りこんだ麺を使用した「オリーブ半生素麺(税込680円)」を食べていきます!こちらは先ほどの「冷 つけそうめん」とはうって変わり、モチモチの食感が楽しめる一品。オリーブの豊かな香りがふわっと口の中に広がる上品な味わいです。

工場製造された素麺やうどんが美味しく食べることができ、直売もされているのでお土産としても購入が可能な〈手延べそうめん 作兵衛〉。大満足のランチとなりました!

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次は食後のデザートを求めに、小豆島さんの食材やフルーツを使用した本格的なジェラートが食べられる〈MINORI GELATO(ミノリジェラート)〉へ。港から歩いてすぐ、テラス席には樽がテーブル替わりになっており、海沿に馴染むおしゃれな外観です。

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ジェラートは2種盛り(430円)、3種盛り(500円)と10種類以上から選べる豊富なバリュエーション。そして店内は「インスタ映えする!」と観光客からも人気となり、小豆島の定番デザートになりつつあります。

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ショーケースにはずらっと彩り豊かなジェラートが並んでおり、乙女心をくすぐる光景。せっかくなので2人で種類が被らないように選び、6種類をシェアできるようにしました!

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今回は、金柑チョコチップ、ゆず、しょうゆ、酒糠、いちじく、ネーブルオレンジを選んでみました!フルーツは素材の味がギュッと凝縮されているジェラート。しょうゆ、酒糠、金柑チョコチップは、組み合わせの新鮮さに驚きながらも病みつきになるような美味しさです。

ランチ、デザートとしっかり味わったところで、次は小豆島に人気のフォトスポットへ移動することに!

小豆島の人気フォトスポットといえばここ!

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「小豆島には2つ人気のフォトスポットがある」と教えてもらい、まず最初にやってきたのはこちら!オリーブの畑の中にある、顔型がオリーブに似ていて髪型がリーゼントの立体作品〈オリーブのリーゼント〉です。

彫刻でありながら実は無人販売の屋台でもあり、中央左側のくぼんだ部分には果物や野菜が置ける仕組みに。ものを介して人と人をつなぎコミュニケーションを生む試みになっています。また、〈オリーブのリーゼント〉ではリーゼントのかつらを被り、ヤンキー座りなどをすることが定番なんだとか!

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続いてやってきたのは〈道の駅 オリーブ公園〉。すぐ近くにある〈オリーブ記念館事務所〉で魔法のほうきを無料レンタルすることで、写真のような撮影できる人気スポットです。女子旅やカップル旅行で多くの人が訪れており、SNSでも多くの写真がアップされています。

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納得いく写真が撮影できるまで、何度もジャンプをしたり撮影しなおしたりと旅の思い出にもなるフォトスポット。ただ写真を撮影するのではなく、フォトスポットならではの体験ができるのも嬉しいですよね!旅行が終わったあとでも「このときは何回も撮り直したな〜」と、当時の様子を思い出せるはずですよ!

小豆島唯一の酒蔵と海辺のカフェでまったり

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フォトスポットを周ったあとは、小豆島唯一の酒蔵〈フォレスト酒蔵森國〉へ!2005年に小豆島で創業し、機械をなるべく使わずに手作業でお酒を仕込む〈フォレスト酒蔵森國〉は瓶詰やラベル貼りなども一本一本にこだわっているんだそう。

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店内では〈フォレスト酒蔵森國〉のお酒の直売所とあわせてカフェスペースも併設されており、試飲や小豆島の食材に日本酒や酒粕を加えた料理が楽しめるようになっています。さらに、カフェスペースでは日本酒の解説をしてもらいながら試飲ができるので、気に入った商品をその場で購入することも。他にもおつまみや酒粕など、幅広い商品が販売されていますよ!

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今回私たちは、棚田でとれたお米が美味しさが活かされるよう精米歩合88%まで削ったお米から製造した「はちはち」など、複数の日本酒を試飲させていただきました。

〈フォレスト酒蔵森國〉では伝統的な製造方法を守りながらも「新しい酒蔵だからできること」をテーマに様々なお酒づくりに日々チャレンジしているんだそう。商品の特徴を解説していただき、ここでもお気に入りのお土産をゲットすることができました!「おちょこ女子」なら一度はおさえておきたいですね。

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ディナーの前にやってきたのは、小豆島で最も穏やかな海〈オリーブビーチ〉の目の前にあるカフェ〈TODAY IS THE DAY -COFFEE AND CHOCOLATE-〉。行き交うフェリーや移りゆく景色などを眺めながら、ゆっくりとオーシャンビューを楽しめる穴場です。2017年7月にオープン以降、地元の人々からも愛される人気スポットとなっています。

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店内では自家焙煎のコーヒーやアルコール類をはじめ、パンケーキやホットドックなども注文可能。朝から移動が多かった私たちは、夕飯までここで少し休んで行くことに。

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注文したのは「ブラジルコーヒー(400円)」「ベーシックホットドック(500円)」「カカオロール(280円)」。小豆島のベーカリーから仕入れているパンやケーキは、こだわりのコーヒーと相性抜群。鎌倉から移住したオーナーさんと話をしながら、沈む夕日と共に束の間の休憩を楽しんだのでした。

小豆島の食材をふんだん使用した〈島宿 真里〉の豪華ディナー

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すっかり外は暗くなりディナーにやってきたのは、創業50年を誇る宿〈島宿 真里〉。建物には醤油蔵の柱や樽の古材などが使用されており、和風モダンな雰囲気。内装の趣が異なる全7つの客室からは島の暖かさを感じ、ほっと癒される空間です。

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宿には自家源泉の大浴場と露天風呂もありますが、内湯のある部屋も。おこもりにもぴったりな〈島宿 真里〉は、どの部屋に宿泊しても贅沢な島時間を過ごせるはずです。2018年にリニューアルを行いグレードアップしているので、宿泊の際には早めの予約をおすすめします。

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更に、2019年4月には別邸〈海音 真里〉が新オープン。小豆島・堀越地区の海に挟まれた別邸は、穏やかな波音と優しい海風の香りに癒される特別な空間。夕食にはオリーブをテーマにした会席料理が楽しめるようです!

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今回は宿泊ではなく、〈島宿 真里〉の名物である「醤油会席(9,500円 税・サ別)」をいただきに訪れました。食前酒や小豆島産のお野菜や豚肉などの食材を使用した前菜、素材と製法にこだわったそうめんなど、小豆島の魅力をギュッと凝縮したディナーを楽しむことができます。

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こちらは瀬戸内海で採れた新鮮な魚介類、四季折々の旬素材のお造り。鮮やかな島野菜と食感の良い赤貝やイカを、4種類のお醤油でいただきます!

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お醤油は左下から「薄口生揚」「生あげ」「二段熟成」「諸味たれ」の4種類。普段は食べ比べすることのないお醤油ですが、並べてみるとその違いは歴然。色の違いをはじめ、塩味や風味の違いがはっきりとわかります。

お刺身はさっぱりとした「薄口生揚」「生あげ」「二段熟成」で食べ比べをし、お野菜は「諸味たれ」でいただきました。食材とお醤油の組み合わせが日本人の味覚にとてもよく合い、素材そのものの美味しさを味わうことができました。

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〆は「オリーブの釜ご飯」。ふっくらとしたお米と共に、大きなオリーブの実からは良い香りが漂ってきます。こちらのオリーブのご飯は、4種のエクストラバージンオイルをかけ比べて、好みの味を見つけることができます。オリーブオイルに含まれるポリフェノールなどが多いほど辛味や苦味が強いとされており、4種の味と香りの違いを楽しみました。

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その後のすまし汁やデザートもしっかりといただき、19:00にスタートした全10品の贅沢な「醤油会席」が終了。料理とお酒をゆっくりと味わいながら1日目の振り返った時間となりました。

こうして小豆島の現地と食を堪能した1日目。2日目は小豆島の文化や歴史に触れ、感性を磨いてきます!

〈樹齢千年のオリーヴ大樹〉
■香川県小豆郡土庄町甲2580-1
■9:00〜17:00(季節変動あり)
■定休日なし(年末年始を除く)

〈イズライフ〉
■香川県小豆郡土庄町上庄1956-1
■10:00〜17:00
■月曜定休

〈小豆島手延べそうめん 作兵衛〉
■香川県小豆郡小豆島町池田3936
■10:00〜15:30(L.O.15:00)
■木曜定休

〈MINORI GELATO〉
■香川県小豆郡小豆島町草壁本町1055-2
■10:00〜18:00
■木曜、第1水曜、第3水曜定休

〈オリーブのリーゼント〉
■香川県小豆郡小豆島町馬木甲262
■開館時間:常時
■年中無休
■鑑賞料金:無料

〈小豆島オリーブ公園〉
■香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1
■8:30〜17:00
■年中無休
■ほうき貸し出し:無料

〈MORIKUNI CAFE & BAR〉
■香川県小豆郡小豆島町馬木甲1010-1
■ショップ9:00〜17:00、カフェ&バー11:00〜17:00
■木曜定休(臨時休業あり)

〈TODAYISTHEDAY〉
■香川県小豆郡小豆島町西村甲2019-2
■11:00〜19:00(日別の変動あり)
■日曜・月曜・火曜定休

〈島宿 真理〉
■香川県小豆郡小豆島町苗羽甲2011
■チェックイン13:00〜、チェックアウト〜10:00
■「醤油懐石」要問い合わせ

(Photo Credit ©Sohei Oya/Nacása &Partners Inc.)

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