絶景クルージングと海の幸を堪能。 自然豊かな伊勢志摩へ1泊2日女子旅。ゆったり時間が流れる宿〈志摩観光ホテル〉-前編- LEARN 2018.10.27

忙しい毎日に追われると忘れがちな"癒し時間"。今回は、大自然のパワーを体感できるアクティビティと地元グルメに癒される三重県・伊勢志摩の〈志摩観光ホテル〉へ。海と森が織りなす絶景クルージングや、「御食国」を象徴する海の幸のディナーを楽しんだ1日目をレポートしていきます!後編はこちら

いざ、賢島駅へ!「観光特急しまかぜ」でゆったり移動

伊勢志摩の晴れやかな空をイメージした「観光特急しまかぜ」の車体。
伊勢志摩の晴れやかな空をイメージした「観光特急しまかぜ」の車体。

天気にも恵まれ、三重県伊勢志摩へ。まずは、東京駅から名古屋駅までを新幹線、名古屋駅からは「観光特急しまかぜ」に乗って賢島駅へ向かいます。どうやら「乗ること自体が楽しみとなる鉄道の旅」が体験できるのだとか…?

F09C1ED8-0665-4A53-80A3-BF1A5FDC8DE7

いくつか種類がある乗車シートの中から、今回は「プレミアムシート」を選択し乗車。一人ひとりがゆったりとすごせるプレミアムシートには、電動リクライニングが完備。柔らかい本革が使用された、ふかふかなシートの絶妙な座り心地にも感動!

その他にも、先頭車両ならではの景色を眺める「展望車両」や、靴を脱いでのびのびとくつろげる掘りごたつ風の「和風個室」なども選択が可能。ひとり旅や家族旅行、それぞれにぴったりな乗車スタイルを選べるところも嬉しいポイントです。

20180919-10

そして、道中の”食事”にも注目。持ち込みはもちろんですが、「観光特急しまかぜ」カフェ車両でのオリジナルメニューや、車内限定のお弁当を注文することができます。列車でのご飯といえば、やっぱりお弁当!ということで、特製幕の内「しまかぜ弁当(税込1,240円)」を購入しました。「松阪牛のすき煮」や「さわらの蒲焼き」など、三重県ならではのお弁当メニューを大自然を眺めながら味わい、大満足の食事に!

54191FE5-2503-4E2A-A224-7D76D7F6335B

ゆったりと贅沢な移動時間をすごし、良いスタートをきった週末女子旅。無事に目的地である「賢島駅」に到着です!

〈志摩観光ホテル ザ クラシック〉にチェックイン!

20181019_01

今回宿泊する〈志摩観光ホテル ザ クラシック〉は、1951年に開業して以来、昭和天皇をはじめ多くの賓客を迎えた老舗リゾートホテル。ホテルの品質や評判はもちろん、小説『華麗なる一族』の舞台になったこと、「G7伊勢志摩サミット2016」が開催された背景からも、世界的に注目を集めています。

英虞湾を望む、高台に建つホテルから眺める景色にも期待が膨らみます!
英虞湾を望む、高台に建つホテルから眺める景色にも期待が膨らみます!
20180919-11

賢島駅から無料シャトルバスで数分、ホテルに到着。「古き良き」という言葉がぴったりなエントランスロビーは、暖かさを基調とした落ち着いた雰囲気です。また、入館してすぐに感じる優しい香りは〈志摩観光ホテル ザ クラシック〉オリジナル。
入館後すぐに心を掴まれ、チェックインを終えた私たちはお部屋を案内していただくことに。

20181019_06

まず最初は、英虞湾の目の前に邸宅を構えたかのような「アンバサダースイート」。夕方になると見える「夕日」をイメージした”赤”をところどころに取り入れた、上質なデザインです。靴を脱いでリラックスできるリビングルーム、美しい自然を眺めるビューバスなど、穏やかな時間が流れる空間はまさに癒しそのもの。

20181019_05

そして今回宿泊する部屋は、シンプルさにこだわりながらもモダンなデザインの「プレミアムツイン」。窓側のベンチシートからは、アンバサダースイートと同じく、英虞湾の絶景を眺めることができます。自然に囲まれているからこその美味しい空気と贅沢な空間から成る非日常体験は〈志摩観光ホテル〉ならでは。

今回の紹介は2部屋ですが、他にも様々なタイプの部屋が用意されています。

滞在時間を彩る「ゲストラウンジ」と「カフェ&ワインバー」

20180919-13

続いては、宿泊のお客さま限定のくつろぎ空間である「ゲストラウンジ」です。高台だからこその景色を一望できるデッキ席や、数百冊の書籍が用意された「リーディングルーム」。CD700枚レコード80枚の中から、朝昼夜とその時間にあった音楽を楽しむことができる「リスニングルーム」などが完備。

大きな窓からは「英虞湾」が望め、お部屋以外でもくつろげる空間に。
大きな窓からは「英虞湾」が望め、お部屋以外でもくつろげる空間に。

7:00オープン、22:00まで自由に出入りできるため、ホテルから出ずに優雅な時間を過ごしたい、そんな時でも思う存分ホテルライフを楽しめます。

4D608AF5-D94A-46AF-BBDF-19186D5E782A

ドリンクやお菓子も常時完備されているので、好きな時間に飲食を楽しめることも嬉しいポイント。15:00になり、ちょうど良いタイミングだったので少しだけ休憩を挟むことにしました。

いただいたのは、上品な味わいの焼き菓子とドライフルーツ。絶景を目の前に白ワインで乾杯し、束の間のひとときを過ごしました。

club-011

こうして元気になったところで、ツアーを再開!続いては、1951年開業時の建物で、昭和を代表する建築家・村野藤吾氏の意匠を色濃く残す〈志摩観光ホテル ザ クラブ〉へ。ホテルの歴史を感じるレストラン・パブリックスペースであるため、どなたでも見学・利用することができます。
これまでご紹介してきた〈ザ クラシック〉と館同士が繋がっており、移動もスムーズです。

〈志摩観光ホテル〉は「G7伊勢志摩サミット2016」が開催された地

1B4680C9-6FE5-41DC-84B8-FFA04955D047

2F「伊勢志摩サミットギャラリー」では、伊勢志摩サミット当日のスケジュールや食事メニューなどを写真や記念品とともに紹介。「ワーキング・ランチ」で実際に使われた「サミットテーブル」も展示されています。

B069976F-C579-4CAC-BC8C-69191995F2E5

同じく2Fのカフェ&ワインバー「リアン」では、海の幸を楽しめるパスタセットやケーキセットが用意されています。夜はラグジュアリーな雰囲気になるため、デートシーンにもぴったり。チェックアウト後の利用にもおすすめです!

英虞湾「ラウンジクルーズ志摩」でサンセットクルージング

952D6C2A-AEBF-4F48-A589-9D7A0A4CFB85

夕方17:00、館内をまわったあとは英虞湾をクルージングすることに!晴れた日には感動的な夕日が見れると聞き、サンセットクルージングを体験したことがない私は、ワクワクしながらクルーザーに乗り込みました。周囲約7.3kmの賢島をまるっと一周するクルージングに出発です!

20180919-18

ふわっと磯の香りがする風がとても気持ちよく、ドレスのように波打つエメラルドグリーンの水面が綺麗で、永遠と見ていられそう。

D4AECA83-DB3E-493C-85D5-FB0BA973BA48

真珠養殖の筏、賢島鉄道橋など、クルージング途中にある見所についても船長さんが丁寧にガイドしてくれます。クルージングは宿泊者のみが利用可能となっており、別途申し込みが必要です。9:00〜16:00の「デイクルーズ」、16:00〜18:00の「サンセットクルーズ」とプランが2つに分かれており、フィンガーフードやスパーグリングワインが付く「船上パーティープラン」のオプションも追加可能。

お誕生日などの大切な記念日を、このチャータークルージングで彩るなんてプランも素敵ですね!

20180919-17

「今日はこの辺りが、夕日の絶景ポイントになりますよ」と、船を停め、空の色が変わり始めてから待つこと数分。オレンジ色の夕陽に染まる英虞湾は、息をのむほどに美しい景色となりました。
季節によって夕日が沈む時間や位置が異なることから、現地に詳しい船長さんのガイドあって、初めて成り立つサンセットクルーズ。想像以上の景色に圧倒され、自然の大きなパワーに触れられる貴重な時間でした。

〈ラ・メール ザ クラシック〉で海の幸を味わう贅沢ディナー

充実の時間の後は、自然と会話も弾みます。
充実の時間の後は、自然と会話も弾みます。

感動のサンセットクルージングを終え、あっという間に夜19:00。すっかりお腹を空かせた私たちは、夕食会場である〈ラ・メール ザ クラシック〉に到着しました。〈志摩観光ホテル〉が注目される大きな理由の1つ。それは、「G7 伊勢志摩サミット2016」にてワーキング・ディナーを担当した女性総料理長・樋口宏江さんが作り出す”料理”にあります。

20180919-07

今回は、志摩観光ホテルの名物料理が味わえる、伊勢海老や鮑をはじめとする地元食材を使用した「海の幸フランス料理」の餐コースをお願いしました。

20180919-06

食前酒と共に「アミューズ ブーシュ」と呼ばれる一皿から始まる「海の幸フランス料理」。早速、伊勢海老のジュレや雲丹が贅沢にも一皿になった「伊勢海老サラダ仕立て」が登場しました。弾力のある伊勢海老の身、地元野菜も甘く濃く、海と山の豊かな自然に育まれた食材が、それぞれのおいしさを引き立てています。きらきらと輝く伊勢海老のジュレ。まるで、サンセットクルーズで見た感動の景色を思い出させてくれているようです。

20180919-04

続いては、長年のファンが多いという「伊勢海老クリームスープ」と「鮑のポワレ(ステーキ)」。この料理を目的として訪れる人がいるほどに〈志摩観光ホテル〉を代表する料理なんだそう。
厚く大きい「鮑のポワレ」は、バターと香草のソースにより豊潤な味わい。滅多に食べる機会のない鮑は、弾力がありながらも柔らかく、贅沢な体験に。

20180919-05

「伊勢海老クリームスープ」は伊勢海老の濃厚な味と香りが楽しめる逸品。おいしさと共に温かさが口いっぱいに広がります。

20180919-02
20180919-03

そして海の幸を堪能した後は「三重県産黒毛和牛のステーキ」が登場!焼き加減も好みに合わせてオーダーでき、ミディアムを依頼しました。これまで海の幸を食べていたからか、お肉のおいしさも倍増。一口ひとくち、ゆっくりと味わうコース料理なので、この上品なサイズ感もまたちょうどいいのです。

20180919-01

最後は、さっぱりとしたココナッツソルベとメロンのデザートと、食後のドリンクで締めました。

「みなさん、ディナーは1時間半〜2時間くらいゆっくり時間をかけて召し上がられるんですよ」とホテルの方から聞いていた理由が、よく理解できたディナータイム。空腹を満たすだけでなく、素材一つひとつの味を確かめながら”丁寧な食事”を楽しむことができる時間になりました。

「星空観察会」都会では見えない星空に癒されよう

08AB0622-9EA6-4CF4-95A2-517A0A042EAF

1日の終わりに「星空観察会」を体験。大きな望遠鏡を使用し、都会では見ることができない星空を眺めることに!雲が少しかかっていた夜でしたが、それでも星の光が確認できるほどの輝き。早速、「望遠鏡を使用すると月のクレーターもはっきりと見ることができるんです」と望遠鏡をセッティングしてくれました。

E4CD33C9-A0ED-4762-9A70-54D3A8F45723

望遠鏡を覗くと、そこにははっきりした月の姿がありました。普段見ることのできない月の美しさに驚き、思わず「すごい…」と声が漏れてしまうほど。

神秘的な夜空に感動して終えた、三重県伊勢志摩〈志摩観光ホテル〉で過ごす特別ツアー1日目。果たして2日目には、どのような体験が待っているのでしょうか…!?

〈志摩観光ホテル ザ クラシック〉
■三重県志摩市阿児町神明731
■0599-43-1211
https://www.miyakohotels.ne.jp/shima/

「観光特急しまかぜ」
https://www.kintetsu.co.jp/senden/shimakaze/

Videos

Pick Up