おうち時間の楽しみ方。 手作りプレゼントにもおすすめ!ドライフラワーを使った「サシェ型 ソープ」の作り方。 LEARN 2020.08.09

人気再燃中のドライフラワー。飾り終えた後もソープにすれば、楽しみもより長持ち。サステナブルな今の時代にぴったりです。そこで今回はフラワーサイクリストとして活躍する河島春佳さんに「サシェ型 ソープ」の作り方を教えてもらいました。7月28日発売のHanako「自分を高める学びの教科書」よりお届け。

サシェ

土台に手作り石鹸の素を使っているから実用的なソープとしても使え、紐を通して精油を数滴垂らせばサシェとして香りも楽しめる。家で飾っていたドライフラワーを活用すれば、より愛着も湧くはず。

【CHECK】自家製ドライフラワーを上手に作るコツ。
河島さん曰く「フレッシュな状態で吊るすのがベスト」なので、枯れ始める前に吊るし、約1週間(湿度40%の場合)そのままに。または花の頭のみを乾燥剤と一緒に保存容器に入れると美しい色を保った仕上がりに。

■用意するもの

・ドライフラワー
・サシェ型シリコンモールド
・手作り 石鹸の素 80g
・深めの容器
・ピンセット
・シリコンヘラ
・アルコールスプレー

家にある石鹸ではなく、必ず市販されている手作り用の石鹸の素を使うこと。石鹸の素80gで今回のシリコンモールドなら2個分に。ドライフラワーは購入したものでもOK。ヘラは洗いやすいシリコン製を。

■作り方

1.花をカットする。
まず、ソープにのせるドライフラワー数種類を選ぶ。短くカットして長さを調整する。

2.型の上に花をのせる。
石鹸を流し込んでからはスピード勝負なので、事前にどんな配置にするかシミュレーション。

3.石鹸の素を温める。
細かく刻んだ石鹸の素を容器に入れて、電子レンジで溶かす。(500Wで30秒間を2回行う)

4.ヘラで型に入れる。完全に溶けた石鹸の素を、ヘラを使ってムダなく型に入れる。通し穴のまわりもきっちりと。

5.スプレーを噴きかける。注ぎ終わったら表面にアルコールスプレーを2、3回噴きかけ、気泡が発生するのを防ぐ。

6.花を配置する。石鹸の素が高温だと花が変色するため、型の熱さが人肌(40°C弱)程度になってから置く。

7.冷えたら型抜き。冷蔵庫で約1時間冷やして表面が完全に固まったら、型を剥くようにして優しく取り出す。

サシェ

8.アレンジして完成!穴部分に紐を通したり、化粧箱の中に入れてアレンジしたりすれば、プレゼント仕様にも。

今回教えてくれたのは…河島春佳(かわしま・はるか)

〈RIN〉代表。フラワーサイクリスト。2015年に独学でドライフラワー作りを学び、現在は装飾、ワークショップなど幅広く活躍中。全国のロスフラワーの回収、販売も。Instagram:@haruka.kawashima

(Hanako1187号掲載/photo:Kiyoko Eto text:Motoko Sasaki edit:Kana Umehara)

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