銀座を代表する老舗洋菓子店〈GINZA WEST 本店〉へ。クラシカル雰囲気は大人のティータイムにぴったり。
2021.04.11

折り目正しい、日本の正統派ティールーム。 銀座を代表する老舗洋菓子店〈GINZA WEST 本店〉へ。クラシカル雰囲気は大人のティータイムにぴったり。

コーヒーのアロマやソーダ水の泡、見目麗しい甘味たち…。いいことがあった日も、うまくいかなかった日だって、贅沢気分に浸れる喫茶店は、きっとあなたの心を癒してくれる。今回は〈GINZA WEST 本店〉を訪れました。
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編集部 / Hanako編集部

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〈GINZA WEST 本店〉
〈GINZA WEST 本店〉
窓際の席は、まるでレトロな食堂車のよう。朝の早い時間は、人が少なく狙い目。好きな席に座るチャンス。

来年75周年を迎える、老舗洋菓子店による喫茶室〈GINZA WEST 本店〉。手土産の定番「リーフパイ」などが並ぶ売店横の階段を上がると、カフェオレ色のイスと、真っ白なテーブルクロスをかけたテーブルがお行儀よく並んで迎えてくれる。

〈GINZA WEST 本店〉
とちおとめと生クリーム、バニラアイスの組み合わせは永遠。ストロベリーサンデー1,430円。
〈GINZA WEST 本店〉
冬に登場するストロベリーサンデーは5月末までの季節限定。通年で楽しめるバナナサンデーもあり。

レストランとして開店し、音楽喫茶を経て今に至るが、室内は創業当時からほとんど変わらない。特に印象的なのは、ハイバックのイスだ。「後ろの席の人と頭がぶつからないようにと、先代が背を高くデザインしたそうです」と、二代目社長の依田龍一(よだりゅういち)さん。また、少し前まで男性は髪にポマードを付けることが多かったため、イスが汚れないようにヘッドカバーを付けたのだそう。「白のテーブルクロスは、実はベニヤとゴムで作ったテーブルを目隠しする役目もあるんですよ」と、朗らかに笑う依田さん。老舗でも背伸びせずにいられるのは、そんな手作りのぬくもりを感じるからに違いない。

【Traditional menu】飲む人のことを考えたうれしいサービス。

〈GINZA WEST 本店〉
〈GINZA WEST 本店〉

〈GINZA WEST〉のドリンクは、シロップが別添えでやってくる。「甘いのが苦手な人もいるでしょう?好きな甘さにできるのがいいんです」(依田さん)。着色料を使わない無色透明のクリームソーダも、イチゴがたっぷり入ったイチゴミルク(1,320円)も、自分好みの味で。ドリンクは、一部を除きおかわり自由なのもうれしい。クリームソーダ1,210円、オリジナルブレンドコーヒー1,100円。

【Compote stand】選ぶ楽しみ、悩む喜び。

〈GINZA WEST 本店〉
〈GINZA WEST 本店〉

コーヒーや紅茶などをケーキセット(ドリンク代+330円)にすると、木製のコンポート台にケーキをぎゅうぎゅうに載せたサンプルを席まで持ってきてくれる。どれもおいしそうで、このなかからひとつを選ぶのは至難の業。サンプルといっても、すべて本物のケーキを使うのがこだわり。毎日、その日のケーキをひとつずつ載せていくのだそう。焼き菓子セット(ドリンク代+110円)も同様。

【Interior】壁面ギャラリーで有名画家の作品を愛でる。

〈GINZA WEST 本店〉

白い壁に飾られたアートは、インテリアの名脇役。窓と窓の間に飾られている、パリを描いた3枚の油絵は、洋画家の林武氏がまだ無名だった頃の作品。「林武さんが若かった頃、3枚の絵を持って、買ってくれないかとお店を訪れたそうです。先代が気に入って購入したんですよ」(依田さん)。ほかにも、猪熊弦一郎氏の版画など有名画家の作品が飾られているので、コーヒーを飲みつつ鑑賞してみよう。

【Service】創業当時から変わらないこと。

〈GINZA WEST 本店〉
〈GINZA WEST 本店〉

テーブルに真っ白なテーブルクロスをかけるのが、ここの定番。毎朝、この折り皺ひとつないテーブルクロスを、ウエイトレスさんたちがテーブルにセッティングする。そして、お客さんが帰るたびにクロスの上を掃除し、汚れがあったら新しいクロスと交換。室内に流れる音楽は、昔も今もずっとクラシック。音楽喫茶だった頃に使われていたSPレコード盤は入り口横の棚に保管されている。

〈GINZA WEST 本店〉

〈GINZA WEST 本店〉

1947年創業、素材と味にこだわる洋菓子の老舗。ここでしか食べられないメニューも豊富。
■東京都中央区銀座7-3-6
■03-3571-1554
■9:00~22:00(土日11:00~20:00)年末年始休
■52席

(Hanako1195号掲載/photo : Nobuki Kawaharazaki styling : Satomi Kamino model : BEBE text : Motoko Sasaki edit : Kana Umehara)

2021年4月1日以降更新の記事内掲載商品価格は、原則税込価格となります。ただし、引用元のHanako掲載号が1195号以前の場合は、特に表示がなければ税抜価格です。記事に掲載されている店舗情報 (価格、営業時間、定休日など) は取材時のもので、記事をご覧になったタイミングでは変更となっている可能性があります。

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