日本古来のスーパーフード「味噌」。 金沢女子旅におすすめ!発酵食のテーマパーク〈ヤマト糀パーク〉で味噌作り体験。 LEARN 2019.02.01

北陸新幹線の開通以来、多くの観光客が訪れている金沢。実は駅から車でたった15分ほどの所に、発酵食文化を見て、食べて、体験できる〈ヤマト糀パーク〉がある。ハナコラボメンバー・竹内ももこさんが、そんな“発酵の里”で味噌作りを体験しました。その気になる様子を、Hanako『チョコレートと冬の男。』「発酵をめぐる旅。」よりお届けします。

味噌作り体験教室に参加する

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ヤマトの糀を使って約2㎏の味噌を仕込む工程は、味噌作りの歌を口ずさみながら行う楽しい作業。

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仕込んでから熟成するまでは約6カ月。開ける瞬間が待ち遠しい! 

材料

大豆水煮:1kg
乾燥糀:400g
塩:275g
ぬるま湯または水:200㎖
種味噌:100g

STEP1.米糀の準備をする

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乾燥糀を仕込み容器に入れ、ぬるま湯(または水)を加える。全体に水分が行き渡るように混ぜ、表面を軽く押さえて平らに。そのまま20分間置き、水を吸わせる。

STEP2.大豆を潰す

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大豆水煮をザルにあげ、汁気を切る。ミキサーもしくはフードプロセッサーを使って、ミンチ状にする。市販されている大豆水煮は、開封後すぐ使えて便利。

STEP3.米糀と塩を混ぜる

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水で戻した乾燥糀に塩250g(残り25gはとっておく)を混ぜ合わせ、糀全体に塩が行き渡るよう、しっかり混ぜる。ムラがあるとカビが生えやすくなるため、丁寧に。

STEP4.大豆、種味噌を入れて仕込む

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種味噌は、出来上がっている味噌のことで、発酵のスターターの役割。ミンチ状になった大豆水煮と、塩を混ぜた糀を合わせ、ちぎった種味噌を加え、5分間よく混ぜる。

STEP5.味噌団子を作る

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仕込み容器にビニール袋をかけ、その中に空気を抜くようにぎゅっぎゅっと丸めた味噌団子を並べる。空気が入らないよう角から押して詰めていく作業を繰り返す。

STEP6.表面に塩を振って完成

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表面を平らにし、残しておいた25gの塩をまんべんなく振る。塩はカビ防止の役割をはたすため、角まで抜かりなく。ビニール袋の口をたたみ、重石をして完成。

今回体験したハナコラボは…

竹内ももこ(たけうち・ももこ)/京都府生まれ。俳優のほか、モデルとしても活躍中。出演映画『21世紀の女の子』が2月8日から公開予定。

詳しくはこちら!

〈ヤマト糀パーク〉
JR金沢駅から車で約15分。春(4月末)と秋(10月末)の2回行われる発酵食祭りも必見。
■石川県金沢市大野町4丁目イ170
■076-268-5289
■10:00~17:00 水休

【味噌づくり教室】
■参加費(レシピ、材料費、食事代込み)3,900円(税込) 
■11:30~14:00 ※要予約

Hanako『チョコレートと冬の男。』特集では、おすすめのビューティーフードを多数ご紹介しています。

Hanako『チョコレートと冬の男。』

(Hanako1169号掲載/photo : Kenya Abe styling : Hiromi Abe text : Yoshie Chokki)

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