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作ってみると身近に。 自分だけの作品を作ろう!鎌倉を代表する工芸品「鎌倉彫」の魅力とは?
鎌倉時代に始まったとされる鎌倉彫。そんな伝統的工芸品をベテランの先生から習うことができる場所が鎌倉に存在するんです。自分で作ると愛着が湧いて、使うのも楽しみになること間違いなし!せっかく鎌倉まで遊びに来たなら、貴重な経験をしてみてはいかが?
〈鎌倉彫資料館〉/若宮大路
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伝統的工芸品である鎌倉彫。手軽に習える教室が2016年にリニューアルした〈鎌倉彫資料館〉で開催されている。鎌倉彫体験者は資料館の入館料大人300円が無料。
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鎌倉彫は、彫り方や図案、漆の塗り方がほかとは一線を画す。
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ルーツである仏像彫刻では曲線が多かったため、鎌倉彫の「薬研彫」に使う小刀は丸みがついた刃が特徴。
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鎌倉彫の柄は草花や鳥など自然界のモチーフが特徴。桜や小鳥、金魚などの柄もある。申し込み時に選んでおく。柄によって難易度も変わる!
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何より貴重なのは、鎌倉彫のベテランが教えてくれること。今回の先生、柏木豊司さんの早く正確で美しい彫刻の技は、鎌倉彫の世界でも指折りといわれる。彫り始める前に、先生のレクチャーをしっかり聞こう。
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手ではなくお盆を回して彫り進める。細かいところが神経使います。怪我をしないように注意をしながら進める。
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裏面に自分のサインを彫刻。自分だけの鎌倉彫に!
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完成!鎌倉彫の木地は桂の木が主。漆塗りの完成も待ちきれない!
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別料金がかかるものの、やはり漆塗りは施したい。左は新弁柄塗、右は本塗り。
〈鎌倉彫資料館〉
料金:大人丸盆3,200円(塗り加工をする場合は、本塗り+13,000円、新弁柄塗+4,800円)
時間:2時間制
実施日:第1・2・3・4金曜日、第2・4土曜日、第1・3日曜日の10時~と13時~。
■神奈川県鎌倉市小町2-15-13 鎌倉彫会館3F
■0467-25-1502
(Hanako1158号掲載:photo : MEGUMI (DOUBLE ONE) text : Kahoko Nishimura model:Momoko Takeuchi)