デートにも女子会にもぴったり! 自然派ワインを堪能したら、とどめはスタイリッシュな隠れ家日本酒バーで。お洒落な西麻布の3軒はしごコース

FOOD 2017.05.07

正統派ビストロから自然派ワインが楽しめるノスタルジックな一軒家の後は、洗練された隠れ家日本酒バーへ。大人のための街、西麻布の楽しみ方をご提案します。

1.おいしい素材をよりおいしく。食べたいものが、ちゃんとある。〈ルブトン〉

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駅がない不便さはときにその街の、特に大人にとっての魅力になる。今も昔も変わらずずっと、西麻布は大人が呑むのにちょうどいい。そして、余程のピンヒールでもない限り意外と歩いていけない場所でもない。根津美術館から西麻布に抜ける一方通行を5分ほど歩くと右手に見えてくるのが〈ルブトン〉。オーバカナルやモレスクなどの名店で活躍した杉山シェフが腕を振るう正統派のビストロだ。何を食べてもおいしいのだが、まず頼むべきはシャンパンとフォアグラのマカロン。ほろりとした食感ののち口いっぱいに広がるフォアグラの濃厚さ、追いかける泡……。仕事の疲れはたいがいマカロンと一緒に溶けていく。

2.それは希少なヴァンナチュール。出会ったその夜を運命と呼んで。〈葡呑〉

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メインを終え、次に向かうのは〈葡呑〉。趣ある一軒家でヴァンナチュールが楽しめる。オーダーは好みや気分などを伝えお任せするのがいい。祖父の代から魚屋さんというオーナー中湊さんが仕入れる魚がこれまたワインに合うんだな。と、心地よく酔ってきたところで〆は同じく自然派の日本酒専門店〈twelv.〉へ。

3.日本酒の概念を覆すサプライズ。最先端ガストロノミー空間。〈twelv.〉

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こちら、はじめて訪れる人は店内の暗さ、内装デザイン、そしてロシア人利酒師というサプライズに少なくとも3回驚くことになるので心の準備を。ドミーという愛称を持つ彼は世界コンクールでの受賞経験もあり、その日本酒愛と知識量は本物。厳選した日本酒とそれに合う肴だけを丁寧な解説と共に出してくれる。特に閉店時間を設けていないというのもいいところ。西麻布の夜は長く、そして深いのだ。

終電後のお楽しみ!

それでも飲み足りなかったら〈ウォッカトニック〉、歌いたかったらカラオケ〈ヴォイス〉、食べたくなったら〈赤のれん〉。本当の夜は終電後。

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(Hanako1121号掲載/photo : Masayuki Nakaya(HASHIGO1), Masanori Wada(HASHIGO2・3) text : Shizuka Horikawa)

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