見応え抜群! アートも建築も楽しめる【台南】の美術館2選

見応え抜群! アートも建築も楽しめる【台南】の美術館2選
見応え抜群! アートも建築も楽しめる【台南】の美術館2選
CULTURE 2026.11.06
台湾でもっとも古い歴史を持つ街、台南。目まぐるしく変化を続ける台北に比べて、どこかゆったりとした時間が流れている。そんな台南でしたいのは、建築×アートに触れること。歴史的建造物を転用したレトロな空間に、有名建築家が手がけた斬新な現代建築。美術館に行くなら、アートはもちろん建築も堪能しよう。
photo_Yoichi Nagano text_Ai Sakamoto coordination_Kuo Taiyen

1. 台南の市樹・鳳凰木(ほうおうぼく)着想した五角形の大屋根。〈臺南國家美術館〉

日本の建築家・坂茂(ばんしげる)と台湾の石昭永(シーチャオヨン)が共同設計した〈臺南市美術館2館〉(2019年開館)が、〈臺南國家美術館〉へと生まれ変わる。地上5階・地下2階の建物は、各階に配置されたギャラリーをずらしたり、向きを変えることで生まれる余白をテラスや庭園に。その上に鳳凰木から着想した五角形の屋根をふわりとかけている。南国の強い日差しを遮る屋根には、「フラクタル構造」を採用。拡大しても縮小しても、同じ模様や形が繰り返し現れるのが特徴だ。台湾初となる近現代美術に特化した国立美術館として、2027年ごろの正式開館を目指す。

information
臺南國家美術館

住所:臺南市中西區忠義路二段1號
TEL:06-220-2208
営業時間:10:00~18:00(土~21:00)
定休日:月休(祝の場合は開館)
入館料:160元(臺南市美術館と共通)

2. アール・デコ様式が美しい元警察署を美術館へと再生。〈臺南市美術館〉

1931年竣工の台南警察署が役目を終え、美術館へと生まれ変わったのは、2019年のこと。その後方に、3階建て・地下1階の増築棟を設けることで、展示空間や収蔵庫のスペースを確保した。黄褐色のスクラッチタイルに覆われた建物を彩るのは、幾何学的な意匠を取り入れたアール・デコ様式。優美な階段やアーチ型の窓、天井の立体的な装飾など見どころは多く、新旧の棟をつなぐ中庭にはガジュマルの大木も残る。台湾の近現代美術を中心に、台南ゆかりの作品や資料を収蔵。国内外の多彩なアートを取り上げる企画展を開催している。

information
臺南市美術館(タイナンシーメイシュグァン)

住所:臺南市中西區南門路37號
TEL:06-221-8881
営業時間:10:00~18:00(土~21:00)
定休日:月休(祝の場合は開館)
入館料:160元(臺南國家美術館と共通)

台湾旅行の豆知識

・カードが使えない店が多いので、十分な現地通貨を用意しておきましょう。

・タクシーの利用にはUberなどのアプリが便利。渡台前にセッティングしておきましょう。

・交通系ICカード「悠遊カード(Easy Card /悠遊卡)」はMRT(地下鉄)、バス、鉄道共通で使えるので、早めに入手を。

・台湾の市場などで使われる単位「斤」は、1斤=600gです。

※ データは2026年10月現在のものです。営業時間や定休日は変更になる可能性があります。公式WebサイトやSNSなどでご確認ください。
※2026年10月現在、1台湾元=約5円です。

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