「捨てる」を見直して、地球に優しく!すぐに取り組める6つのアイデア。
2020.06.20

第11回 ハナコと考えるSDGs 「捨てる」を見直して、地球に優しく!すぐに取り組める6つのアイデア。

最近よく耳にするようになったSDGs(Sustainable Development Goals)という言葉。「持続可能な開発目標」と訳され、2030年までに“誰一人取り残さない”よりよい世界を目指して17の国際目標が掲げられています。それは政府や企業の頑張りだけでなく、私たちがもっと意識して毎日を“変えて”いくための課題でもあるのです。そこでハナコは、SDGsについて読者のみなさんと考える特集を企画しました。今回は、目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」…、地球にとって深刻な課題となる中、私たちができることって、なんだろう?地球に優しく、でも自分も楽しんでいる人たちにアンケートを依頼。「捨てる」ことにも意識を向けたら、ただのごみがごみにならずにすむ方法がありました。生活のなかで見直したいことから、楽しいイベントまでご紹介します。
編集部
編集部 / Hanako編集部

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1.「洋服・雑貨」はリユースしてくれる回収サービスに出す。

もう自分は着ないけど、まだ着られる洋服…。支援が必要な施設や難民キャンプ、被災地など、その服を必要としている人がいるかも!アパレル各社による回収サービスを利用してみて。オフチケットやポイントがもらえたりと、うれしい特典も。

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〈ワールド〉のエコロモキャンペーン。

〈ワールド〉のエコロモキャンペーン。
年2回、百貨店などでオフチケットと交換で回収し(ワールド製品以外もOK)、リユースパートナーを通じて再販売。売上金は、支援が必要な施設や基金に寄付。

〈ユニクロ〉の全商品リサイクル活動。
ユニクロの世界22の国と地域の店舗で回収を実施。国連難民高等弁務官事務所やNGO、NPOを通じて難民キャンプや被災地への支援としてリユースされている。

〈H&M〉の衣類回収プログラム。
シーツでも靴下片方だけでも、布ならなんでもOK!リユースや清掃用品などにムダなくリサイクルされ、発生した余剰金は、社会貢献活動にも寄付される。

2.「手放す洋服」交換会、エクスチェンジに参加する。

エクスチェンジは、世界中で自発的に行われているイベント。ポイントは、手放したいものを持参して物々交換すること(参加費を払う場合もあり)と、その品の思い出やもらってくれる人へのメッセージを書いたエピソードタグをつけること。ものを手放す、手に入れるだけでなく、誰かとつながるのっておもしろい!

エクスチェンジ

ハナコラボパートナー鈴木真由子主催の「JOTO」。
ハナコラボパートナー鈴木さんによるエクスチェンジ。場所は、首都圏のカフェやリサイクルショップ。参加するには、服や本の持参を。持ち込み点数は5点まで。「きれいな状態でお願いします!」(鈴木さん)新型コロナウイルス対策で休止中の場合も。

3.「洋服」も「スニーカー」も、お直しして寿命を延ばす。

「破れた!」「ファスナーが壊れた!」「パーツがはがれた!」。そんなときは、リフォームショップやアパレルブランドの有料のお直しサービスを利用して。買うときから修繕できるかどうかを考えて物選びをすれば、自然とものを大切にするはず。そして修繕するごとに愛着が増すはずだ。

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スニーカー修理の専門!〈スニーカーアトランダム〉。
ソールの張り替えや黄ばみクリーニングなど、ピカピカになって復活!店舗まで行けなくても、ネットで見積もりのうえ送付で修理してもらえる。

4.「卒業する洋服・雑貨」はフリマアプリで求めてくれる人に譲る。

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気軽に出品できるフリマアプリ。出品者にとってはもう卒業する洋服や雑貨であっても、それを購入する人にとっては価値あるうれしいもの。顔が見えないやりとりだけど、大事にしてきたものをムダにしないでバトンのように渡す、受け取る喜びが、出品者と購入者の両方にある。だからこそ、お互い、素早く誠実な対応をしたいもの。無料でものをあげたい、もらいたいという人を結ぶアプリもあり、「譲る」という手も。

5.「牛乳パック、段ボール」は近所のスーパーで回収を。ポイントがたまることも。

牛乳などの紙パック、段ボールなど、資源になるものを燃えるごみで捨ててない?資源になる紙ごみは、自治体のエコステーションや廃品回収へ。スーパーの回収箱へ持って行くと、ポイントがたまることも。紙パックはカビが生えやすいので、切り開いて洗って、完全に乾燥させてから出そう!

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アルミ付き紙パックの回収も大事。
豆乳パックに多い裏側がアルミコーティングされたものは、牛乳パックとはリサイクル過程が違うので分けておこう。スーパーが回収してくれる場合や、無料郵送回収サービス「テトラパック®リサイクル便」も。

6.「野菜のヘタ」はリボーンベジタブルする。

捨ててしまう野菜のヘタなどを水につけておくと芽が出て成長し、それを再び料理に使う「リボーンベジタブル」はリユースの一つ。豆苗や人参、大根、キャベツ、小松菜、クレソンなどの野菜がおすすめだ。しかも生ごみを減らせるなんて、一石二鳥!詳しくは、インスタの#リボベジで検索を。

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ライター・鹿志村杏子のキッチン菜園。
豆苗、大根、人参、ねぎ、小松菜のリボベジをしている鹿志村さん。見た目も美しいホーローやガラスの容器を使って、まるで観葉植物のように楽しんでいる。「出てきた葉は、薬味や味噌汁の具材にしています」(鹿志村さん)

「リユース」「リサイクル」で ごみにしない。

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手放す服はきれいに洗って持ち込むのがマナー。段ボールはまた段ボールに、古新聞や飲み物の紙パックはトイレットペーパーに、と古紙の特徴によってリサイクルできるものが変わる。だから、同じ種類ごとに分けて仕分けしてくれる人の手間を減らそう。思いやりと想像力が大切!

吟味して買ったものでも、大切に使っていても、どうしても手放したいもの、捨てたいものが出てくるはず。でも、ごみとして袋に詰めてしまうと、焼却されるか埋め立てられておしまい。それは、もったいないし、焼却時にOC2が発生するなど、環境にも負荷がかかってしまう。そこで、考えたいのがリユースとリサイクル。

リユースは、一度使ったものを何度でも使うこと。たとえば、ビン入りの炭酸水やビールなどは、販売店がビンを回収して再利用するからリユースに貢献できる。着なくなった服や使わなくなった家具、雑貨、家電などをリユースショップやフリマアプリで売ったり、衣料品店に置かれた回収箱に入れることもリユースにつながる。ごみにならないからエコなうえ、手放したものが役に立てるなんてうれしい。

リサイクルは、廃棄されたものを加工して資源や別のものにすること。新聞紙を溶かしてパルプにした後、段ボールなどの紙製品を作ったり、缶を溶かしてアルミニウムや鉄にしたり、衣類から清掃用品や新しい繊維を作ったり。ただ、リサイクルには、ものを溶かすエネルギーやコストが必要で、洗浄時に汚水が出る場合があるので、できるだけリユースにつながるように意識したい。

SDGs目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」

目標13「気候変動に具体的な対策を」、目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」…、地球にとって深刻な課題となる中、私たちができることって、なんだろう?大切なのは、全部でなくても、楽しそうだなと始められそうなことがあったらやってみること。その小さな一歩が、未来へとつながります。

(Hanako1185号掲載/photo:Natsumi Kakuto styling:YuiOtani illustration:SANDER STUDIO text:Tomoko Yanagisawa edit:NaoYoshida)

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