天空の吊り橋、出演者600人の水上劇、世界一の髪長族、ギネス認定の滝のホテル…。驚きだらけの中国・桂林レポ。

天空の吊り橋、出演者600人の水上劇、世界一の髪長族、ギネス認定の滝のホテル…。驚きだらけの中国・桂林レポ。

「Trip.Best」ランキング1~6位に全部行ってみた!
天空の吊り橋、出演者600人の水上劇、世界一の髪長族、ギネス認定の滝のホテル…。驚きだらけの中国・桂林レポ。
TRAVEL 2026.10.16
Hanako編集部員が自ら、日本じゅう…のみならず、世界じゅうの気になる街へ実際に出向き、現地の“今”を取材する「Hanako編集部が行く!」シリーズ。

前回、中国・上海の4つの最新スポットに突撃した編集部I。今回は、未踏の地・桂林(けいりん)の旅レポートをお届け! 雄大な世界遺産、圧巻の水上パフォーマンス、そして未知なる少数民族との出会い…。驚きだらけの「桂林探検」へレッツゴー。
(取材協力/Trip.com)
photo & text_Hanako

そこに広がるのは、幻想的な山水画の世界…。
世界遺産の景色が待つ街、桂林って?

中国のお札と桂林の風景
中国の20元札の裏面に描かれている山と川の風景も、実はここ桂林に!

約1ヶ月ぶりにニーハオ! 編集部Iです。
前回は、私が“第二の故郷”として勝手に慕っている「上海」の“今”を、現地から鼻息荒くレポートさせていただきましたが、今回の旅先は、広西チワン族自治区の北部に位置する街「桂林(けいりん)」。

上海に住んでいたころ、休日のたびに、中国のあちこちを旅しまくっていた私ですが、桂林は実は未踏の地。でも、一生に一度は訪れてみたい憧れの場所でもありました。

桂林といえば、真っ先に思い浮かぶのが「山水画」や「水墨画」と称される幻想的な山と川の景観。約2億5,000万年前(!)から形成されたという、不思議な造形の「カルスト地形」の一部が広がる街として、世界遺産にも登録されているんですよ。「カルスト地形」ならではの奇岩・巨岩を眺めながら、「漓江(りこう)」という川を進むリバークルーズが特に有名です。

桂林のチワン族の方
桂林といえばの“山水画の風景”と同じくらい、個人的に楽しみなのが、少数民族との出会い。桂林はチワン族自治区にあるので、チワン族はもちろん、ミャオ族、ヤオ族、回族といった少数民族が、市の総人口の約8.5%を占めているとか。民族衣装も独特で華やか!

未知なる街で「今行くべき場所」を知るなら、
「Trip.Best」のランキングが一目瞭然!

さて、自称“中国ツウ”の私でも、桂林と聞いて思い浮かべるスポットは、世界遺産とリバークルーズくらい。実際のところ、現地でどこに行けば、刺激的な景色や体験と出会えるのか……正直、見当もつかないぃぃぃ〜! (自称中国ツウ返上)

ガイドブックやネットの情報も、北京や上海といった大都市なら見つけられるけれど、地方都市の桂林となると、なかなか良い情報がない…という現実問題も。

そんな時に役立つのが、私がプライベートの旅でも超愛用している「Trip.com」の、「Trip.Best」という機能です。1億件以上(!)のユーザーのレビューなどを独自に分析し、毎月都市ごとに更新されているランキングなのですが、上海など著名な街はもちろん、「桂林」もバッチリ掲載されているのがスゴイ。

トリップドットコムの画面
「Trip.com」のアプリかWEBページを開き、アプリなら、画面右下に出てくる「Trip.Best」のアイコン(優勝カップのようなアイコン)をタップ! すると、右のような画面になります。目的地を「桂林」に設定すれば、ランキングがすぐさま登場。
※こちらの画面は、2026年9月時点の編集部Iのスマホ上のものです。

ランキングは主に「ホテル」「観光スポット」「ナイトライフ」「レストラン」に分かれており、さらに例えば「レストラン」の中でも、「世界の旅行者が選ぶ(海外からの旅行者向け)」「人気店」「高級」などと、目的別に分かれているのがニクイ〜!

ということで、今回の桂林旅のガイド役は、この「Trip.Best」に一任!
「観光スポット」カテゴリーの中の「世界の旅行者が選ぶ」ランキングの1位から6位まで(※2026年9月時点)を順に巡りながら、桂林という街のスゴさを目の当たりにしていきたいと思います。それではいきなりですが、ランキング1位のスポットへ急行!

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第1位】
高所注意!
山間を進むロープウェイで、天空の吊り橋を目指す。

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第1位】「陽朔如意峰ロープウェイ」高所注意!山間を進むロープウェイで、天空の吊り橋を目指す。
立地が特異すぎて合成写真みたいになってますが(笑)よく見てください! この吊り橋、山のほぼてっぺんから延びているんです!

「Trip.Best」世界の旅行者が選ぶ、桂林の観光スポット第1位は、ドコドコドコドコ…(太鼓の音)ジャン!
「陽朔如意峰(ようさくにょいほう)ロープウェイ」!!

え? 桂林といえばのリバークルーズが1位じゃないの!? と私もちょっとビックリしたのですが、これこそが、世界の旅行者のリアルレビューで変化する「Trip.Best」のランキングのおもしろさ。定番の観光地とはまた違った、今まさに話題となっているスポットを知ることができるのです。

「陽朔如意峰ロープウェイ」は、2020年に開業した全長約2キロのロープウェイで、終点の駅は、桂林を代表する峰「元宝峰」に直結。高い山と山の間をぐんぐん進んで一気に天空を目指す、今大人気のスポットなのです。

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第1位】「陽朔如意峰ロープウェイ」高所注意!山間を進むロープウェイで、天空の吊り橋を目指す。
こちらの写真、私自身もロープウェイに乗りながら撮ったのですが、右上に見えているのがゴンドラ。いかに高いところを進んでいるか、分かってもらえます?

8人乗りのゴンドラで、約20分間の空中散歩へ。周囲に広がるのは、世界遺産に登録されてる、世界最大級の「カルスト地形」ならではの奇岩や連峰の数々。足元がスケルトン状態になっているので、真下に広がる田園風景まで観察できて楽しいのですが、高所に弱い人は要注意!

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第1位】「陽朔如意峰ロープウェイ」高所注意!山間を進むロープウェイで、天空の吊り橋を目指す。
終着駅に着いたら、そこから30分ほどのプチ登山が始まります。目指すは、はるか前方に見えている赤い吊り橋! マジで? 歩くの??(私はプチ登山があると知らず、サンダルで来てしまい撃沈…。皆さんは事前チェックを入念にっ!)
【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第1位】「陽朔如意峰ロープウェイ」高所注意!山間を進むロープウェイで、天空の吊り橋を目指す。
プチ登山のクライマックスは全長約140メートルの赤い吊り橋! 高〜い山から山へ、長〜い吊り橋で移動するという発想がスゴイ。
【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第1位】「陽朔如意峰ロープウェイ」高所注意!山間を進むロープウェイで、天空の吊り橋を目指す。
足元は板張り。ミシミシぐらぐらと揺れるので、アトラクション気分で渡っていきます。ちなみに、橋の手すり部分に掛けられているのは「如意福帯」(願掛け布)です。

吊り橋を渡った先には、また山があり、その山の頂上まで10分ほど登ると360℃パノラマの円形展望台が!(吊り橋の恐怖により、その後の写真を撮る余裕がなくスミマセン…)
さらに吊り橋や展望台以外にも、断崖絶壁に架かる足元スケスケのガラス橋(!)なんていう恐怖スポットもあり、勇気がある人はぜひトライしてみてください…。

桂林といえばの山の景色を、下から眺めるだけでなく、ロープウェイで昇って、さらに空中にかかる橋を歩いて目の当たりにするという体験。さすが中国、スケールも発想もとんでもない!

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第2位】
出演者数は約600名! 川も山も全部を舞台にした、
巨匠チャン・イーモウが手がける野外パフォーマンス。

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第2位】「印象・劉三姐(いんしょう・りゅうさんしゃ)」出演者数は約600名! 川も山も全部を舞台にした、
巨匠チャン・イーモウが手がける野外パフォーマンス。
会場到着は夕方頃。噂のパフォーマンスは、日が暮れると始まります。一見、何もないように感じる川と山々……ここで大スペクタクルが!

「Trip.Best」世界の旅行者が選ぶ、桂林の観光スポット第2位は、2004年に誕生した屋外ナイトスペクタクル「印象・劉三姐(いんしょう・りゅうさんしゃ)」!!

中国を代表する映画監督、チャン・イーモウ(代表作に『HERO』など)が総監督を務める、壮大な野外パフィーマンスなのですが、あまりにもスゴすぎて、もはやこのためだけに桂林に再訪してもいいくらいだと思ったよ……(わたし的には桂林Best、ダントツ第1位!)

チャン・イーモウといえば、2008年の北京オリンピックや、2022年の冬季北京オリンピックの開・閉会式でも演出の総監督を任された巨匠。つまり、オリンピック並みの壮大な規模感のショーを見ることができるというワケ。こんなん、一生に一度は見とかないと損でしょ!

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第2位】「印象・劉三姐(いんしょう・りゅうさんしゃ)」出演者数は約600名! 川も山も全部を舞台にした、
巨匠チャン・イーモウが手がける野外パフォーマンス。
壮大さが写真では伝わりづらくて歯がゆいのですが、この写真で少しは伝わります…? 大きな川の上に小船や板場が突如登場し、その上で演者がパフォーマンス。時には、写真のように演者自身が発光する演出も! 背後のドデカイ山全体がライトアップされているのも圧巻。

ショーの舞台は、桂林といえばの川「漓江」の湾曲部そのもの。川の上をステージに、背景に並ぶ12の連峰をまるごとライトアップし、山、川、森までを演出に活用。そして、演者はなんと約600名! ほとんどがプロの役者ではなく、地元の漁師や住民だという点もユニークです。

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第2位】「印象・劉三姐(いんしょう・りゅうさんしゃ)」出演者数は約600名! 川も山も全部を舞台にした、
巨匠チャン・イーモウが手がける野外パフォーマンス。
川の上に突然、大きな月が現れたり、本物の動物が登場したりといちいちスゴイ。うっとりするようなロマンチックな歌唱あり、迫力満点のダンスありで、一瞬たりとも見逃せない!

ストーリーは、中国の歌人・劉三姐の伝説をテーマにしたもので、そこに、チワン族やミャオ族といった少数民族の風習や、地元の農業・漁業の様子を融合したもの。

全編中国語で展開されるものの、そのほとんどが歌やダンスをメインとしたものなので、ストーリーがわからずとも、パフォーマンスの壮大さに圧倒されているうちに、あっという間に70分間の上演時間が過ぎていきます。

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第2位】「印象・劉三姐(いんしょう・りゅうさんしゃ)」出演者数は約600名! 川も山も全部を舞台にした、
巨匠チャン・イーモウが手がける野外パフォーマンス。
川の上に一面、赤い布を張り巡らせる演出も。ずーっと向こうまで、見渡す限りの規模感!

個人的に特に驚いたのは、川の向こう岸に広がる、はるか遠くの森や村まで、客席から目視できる範囲全て(!)が舞台となっている点。

約600名の演者が同時に、舞台のあらゆる箇所で独自の動きをしており、まるで自分がパラレルワールドに迷い込んでしまったような没入感…! 600名全員が続々と登場する大団円も鳥肌モノでした。写真や文章ではなかなかこのスゴさを的確にお伝えできないので、ぜひ一度、ご自身で体験していただきたいです。

information
印象・劉三姐

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第3位】
これぞ、レペゼン桂林アクティビティー!
開運効果もある?4時間のリバークルーズ。

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第3位】「漓江三星クルーズ」
これぞ、レペゼン桂林アクティビティー!開運効果もある?4時間のリバークルーズ。
川沿いに広がる山々が、ぜんぶ変な形〜! これこそが世界遺産「カルスト地形」。

桂林といえばの「漓江(りこう)の川下り」は、さすがに根強い人気。「Trip.Best」世界の旅行者が選ぶ、桂林の観光スポット第3位には、「漓江三星クルーズ」がランクインしました!

「漓江」は、桂林を南北に流れる大きな川。その両岸に広がる「漓江風景区」を眺めながら、トータル83km、約4時間の長丁場クルーズです(さすが中国、クルーズの規模感もデカイ…)。

昔ながらの小船で川下りをするのも楽しいですが、最近は、快適な遊覧船でビューンと進むのがトレンド。「Trip.Best」にランクインした「漓江三星クルーズ」も、「三星」=三つ星ランクの遊覧船に乗るプランなのです。

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第3位】「漓江三星クルーズ」
これぞ、レペゼン桂林アクティビティー!開運効果もある?4時間のリバークルーズ。
三つ星の遊覧船なら、船内もこんなにVIP! ふかふかの革張りソファに、その場で淹れてくれる中国茶のサービスのほか、4時間の移動中にはランチバンキングも。

「漓江三星クルーズ」の見どころといえば、川沿いに続々と登場する、奇妙な形の山や岩の数々。中国南部に広がる世界最大級の「カルスト地形」ならではのもので、中には、人のように見えるもの、動物のように見えるもの、さらに、拝むとご利益がある?とウワサされている、仏様のような形の山まで。いくつ見つけられるかなー?

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第3位】「漓江三星クルーズ」
これぞ、レペゼン桂林アクティビティー!開運効果もある?4時間のリバークルーズ。
こちらが有名な「九馬画山(きゅうばがざん)」。岩肌の模様が、水墨画で描かれた「9頭の馬」のように見えると話題。確かにじっと見ていると、白い部分が馬に見えてくる…? 9頭すべてを見つけられたら、幸運が訪れるというジンクスが。
【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第3位】「漓江三星クルーズ」
これぞ、レペゼン桂林アクティビティー!開運効果もある?4時間のリバークルーズ。
中国の20元札の裏面の景色と、完全一致するスポットも必見。最近では現金をほとんど目にすることがなくなった中国ですが、ここでは、こんな感じでお札を持って記念撮影するのが人気。

そして個人的に一番萌えた岩山が、次の写真のもの。まぁちょっと、見てみてくださいなっ!

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第3位】「漓江三星クルーズ」
これぞ、レペゼン桂林アクティビティー!開運効果もある?4時間のリバークルーズ。
左側に見える2つの三角……これってどこからどう見ても……猫耳やんー! そして右側には尻尾にような山まで。世界遺産に、でっかい猫ちゃん〜〜〜!(猫好きなので、思わず大歓喜しました)

ちなみに上写真の猫ちゃん山、現地では「コウモリ山」とされているらしく、その理由は、コウモリが羽を広げた姿に似ているから。中国でコウモリは幸福の象徴なので、この山も、見ると幸せになる…とかなんとか。でもコウモリというより、猫ちゃん…だよね? 猫ちゃんも、私にとっては幸福の象徴だよ?

他にもいろんなオモシロシェイプの山があるので、時にご利益を期待しながら(仏様の形の山を見つけたらぜひ拝んでみてね)、時にツッコミながら(言われないとわからない形のものもけっこうある)、約4時間、たっぷり楽しみました。

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第4位】
息をのむ棚田の絶景と、
世界一の「髪長族」が待つ村へ!

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第4位】「龍脊梯田(りゅうせきていでん)」息をのむ棚田の絶景と、世界一の「髪長族」が待つ村へ!
手前に棚田、向こうに伝統的な瓦屋根の家屋。そしてはるか遠くまで続く山々…。なんて素敵な景色なのか!

「Trip.Best」世界の旅行者が選ぶ、桂林の観光スポット第4位は「龍脊梯田(りゅうせきていでん)」。
「龍脊」とは龍の背中、そして「梯田」は棚田のこと。まさに龍の背中のウロコのように、向こう側の集落までにょろにょろとのびる棚田の風景が圧巻!

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第4位】「龍脊梯田(りゅうせきていでん)」息をのむ棚田の絶景と、世界一の「髪長族」が待つ村へ!
見てください! この美しすぎる稜線を! ちなみに田んぼはすべて現役で使用されているもので、用途は主に稲作。私が訪れたときは田植えの時期でしたが、一面に黄金の稲穂が輝く、秋の景色も素晴らしいとか。

ここのおもしろいポイントは、棚田の絶景を遠くから眺めるだけではなく、田んぼの間にある農道を実際に歩きながら、30分ほど山を下っていくルートになっているところ! 農作業をする地元の方々の様子を観察したり(みなさんフレンドリーで、ニーハオと挨拶してくれる)、年季の入った農具たちの「用の美」を垣間見ることも。

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第4位】「龍脊梯田(りゅうせきていでん)」息をのむ棚田の絶景と、世界一の「髪長族」が待つ村へ!
農作業は夫婦一組で、手作業で(!)おこなっているそう。チワン族など少数民族の方々が多いので、まとっている愛らしい衣装にも目が行きます。
【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第4位】「龍脊梯田(りゅうせきていでん)」息をのむ棚田の絶景と、世界一の「髪長族」が待つ村へ!
そして! 棚田の山を下りきると、そこに広がるのは「髪長族」の村! ツヤツヤ黒髪のレディがお出迎え〜。

「龍脊梯田」は、棚田の絶景はもちろんのこと、棚田のふもとにある髪長族(!)の村も必見スポットなんです。

集落の名前は「黄洛瑶寨」。ここに暮らす少数民族・ヤオ族の女性たちはなんと、髪の毛を切るのは一生にたった一度、16歳で成人する時のみ!

それ以外はず〜っと髪を伸ばし続け、その長さは2メートルに達している人もいるのだとか(それゆえ「世界一の長髪村」とも呼ばれている)。そのなが〜い髪を器用にまとめて、まるで帽子のようにセットしているのがなんとも素敵!

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第4位】「龍脊梯田(りゅうせきていでん)」息をのむ棚田の絶景と、世界一の「髪長族」が待つ村へ!
集落にはちょっとした展示スペース(その名も「中国長髪科技館」!)があり、女性たちの自己紹介パネルが飾られていました。名前と生まれ年のほかに、ちゃんと髪の長さまで記載されているのがオモシロイ。だいたいみなさん、2mほどありますね…

集落には、木造のステージがあり、そこでなんと「長髪ショー」を見ることができました! 村の女性たちが歌って踊って、さらに長い髪をほどいて、また結んで…。長髪族ならではの、前代未聞の髪の毛ショー(笑)

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第4位】「龍脊梯田(りゅうせきていでん)」息をのむ棚田の絶景と、世界一の「髪長族」が待つ村へ!
いつもは結んでいる長い髪を、特別にほどいて見せてくれます。なかなか見られない貴重な姿! それにしても髪の毛ながぁ〜〜〜。ちなみに、帽子をかぶっている女性は未婚なのだとか(未婚・既婚・出産経験ありで髪型が変わるらしい)
【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第4位】「龍脊梯田(りゅうせきていでん)」息をのむ棚田の絶景と、世界一の「髪長族」が待つ村へ!
もはやちょっとシュールですが(笑)、村の女性たちが総出で、髪の毛を結ぶプロセスを実演してくれるシーンも。一度おでこの上で髪を一つぐくりにしてから、頭の周りに巻きつけるヘアスタイル。
【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第4位】「龍脊梯田(りゅうせきていでん)」息をのむ棚田の絶景と、世界一の「髪長族」が待つ村へ!
最後は、みんなで踊って大団円(写真は、物干しをテーマにした演目)。髪の毛も圧巻だけど、鮮やかな色合いの民族衣装もめっちゃ素敵〜。
【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第4位】「龍脊梯田(りゅうせきていでん)」息をのむ棚田の絶景と、世界一の「髪長族」が待つ村へ!
ショーの後には、髪長族の皆さんと交流できるファンサタイムも。自慢の髪の毛とヘアスタイルを、じっくり観察させていただきました。それにしても、美髪だ……

ちなみに髪長族の女性たち、なんと市販のシャンプーは一切使わないとか!

ではその長髪、どうやってケアしているの?と聞けば、米の研ぎ汁を発酵させた液にハーブを加えた“自家製シャンプー”で、3日に1度くらい、髪の毛を木櫛で丁寧にとかすだけ。

こんなに長髪なのにそれで大丈夫!? …というのは、もはや愚問。村のみなさんの漆黒のツヤ髪こそが証明です。それにしても、年配の方でも、白髪も枝毛も切れ毛もナシ。となると、その発酵液とやらが気になるぞ…!

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第4位】「龍脊梯田(りゅうせきていでん)」息をのむ棚田の絶景と、世界一の「髪長族」が待つ村へ!
…と思ったら、ちゃっかり、長髪族オリジナルシャンプーを発売してました(ナイス商魂!)。しかもこの商品、ネット上でかなりバズったらしく、中国全土から注文が殺到。そりゃあ、長髪族のツヤ髪の秘密兵器、誰もが手に入れたくなるよね!
【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第4位】「龍脊梯田(りゅうせきていでん)」息をのむ棚田の絶景と、世界一の「髪長族」が待つ村へ!
ちなみに、シアターの周辺には、長髪族の女性たちによるお土産屋台も並んでおり、民族衣装も売られていました。この刺繍ジャケット、めちゃくちゃかわいくないですか?(でも意外と高価だったので、購入は断念。総手刺繍で膨大な手間がかかっている一着だもんね、そりゃあ高価でも納得だ)

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第6位】
まるで「象の鼻」のような奇岩と、
ホテルが「滝」に変わるギネス認定スポット!?

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第6位】「象山風景区」まるで「象の鼻」のような奇岩と、ホテルが「滝」に変わるギネス認定スポット!?
観光スポットの入口では、少数民族の衣装をまとったガールズがお出迎え。刺繍使いがお見事です!

「Trip.Best」世界の旅行者が選ぶ、桂林の観光スポット第5位は「桂林漓江景勝地」!
…なのですが、「桂林漓江景勝地」は、ランキング第3位の「漓江三星クルーズ」で見られる川沿いの絶景を指すので、実質「漓江三星クルーズ」と同じ? なので、5位は飛ばして6位を発表〜!

6位は、唯一の街なかスポット「象山風景区」!
1〜5位でご紹介したスポットは、全て桂林中心地から車で1〜2時間の山深い立地にあったけど(だからこそ、びっくりするような風景や人に出会えた)、こちらは街のど真ん中にある人気の観光地。見どころはなんと言っても、象の形をした奇岩!

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第6位】「象山風景区」まるで「象の鼻」のような奇岩と、ホテルが「滝」に変わるギネス認定スポット!?
街なかとは思えない雄大な景色が広がり、市民の憩いの場としても人気。リバークルーズで有名な、先述の「漓江」と、さらに「桃花江(とうかこう)」という2つの川が合流する場所にあります。
【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第6位】「象山風景区」まるで「象の鼻」のような奇岩と、ホテルが「滝」に変わるギネス認定スポット!?
中に入るとすぐに見えてきました! ウワサの「象鼻山」。

象が鼻を伸ばして、漓江の水を飲んでいるように見えることから、その名前が付けられた「象鼻山(ぞうびざん)」。上写真の左側が鼻の部分。確かに…象の鼻に…見え…る! イカダに乗って近くまで行くこともできますよ。それにしても、見たことのない奇妙な岩山が本当に多いよね、桂林。

そして! この「象鼻山」のほど近くに、すんごいスポットがあったので、最後にご紹介させてください。その名も「桂林漓江瀑布酒店」。
酒店=ホテルなのですが、何がスゴイって、毎晩8時半になると現れる大規模な滝!

ホテルに滝とは?? と、最初聞いたときには、脳内にハテナがたくさん飛び交ったのですが、その正体がコチラ(次の写真)でした。

【世界の旅行者が選ぶ、Trip.Best「桂林」第6位】「象山風景区」まるで「象の鼻」のような奇岩と、ホテルが「滝」に変わるギネス認定スポット!?
ええ!? ホテルの壁面に滝が出現しているではないか!

ホテルの屋上から地階まで、客室の窓に沿って、おびただしい量の水がザーザーと流れ続けています。高さ約45メートル、幅約72メートルのビッグスケールの滝は「世界最大の人工の滝」としてギネス記録にも認定されているとか。滝だけでも充分スゴイけど、なぜホテルで!? なぜ壁面に? と気になることばかり。想像の斜め上をいくスゴイ風景がある、それが桂林!

さてさて、風光明媚なだけじゃない、驚きだらけの桂林レポ、いかがでしたか?

天空の吊り橋、出演者600人の水上劇、絶景すぎる棚田、世界一の髪長族、そしてギネス認定の滝のホテル…(あと、猫ちゃんの形の岩山も!)。いずれも、写真と文章では本当のスケール感はなかなか伝わらないもの。だからこそ、一生に一度は、ぜひ桂林へ。(お供は「Trip.com」そして「Trip.Best」でね)

それではまた次回、地球のどこかでお会いしましょう〜。再見、桂林!

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