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2018.07.03

伝統芸能を心からリスペクト! 伝統芸能を裏方として支える。〈日本芸術文化振興会〉営業・塚田頌子さんにとって「仕事」とは?

Hanako創刊30周年特別企画『働くことと、生きること。46人の、転機と決断。』「企業で働く女性白書」では、エンタメから食といった様々な企業で自分らしく輝く女性8人にフォーカス。そんな充実の誌面より、〈独立行政法人 日本芸術文化振興会〉(国立劇場)で営業を担当する塚田頌子さんをご紹介します。彼女は日々何を考え、どのように解決していっているのか。「仕事ぶりがすごい!」と言われる、その気になる秘密に迫りました。
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塚田頌子/ 「ハナコラボ」のメンバーとして活動中。仕事の合間によく食べているのは、「ロカボクッキー」のココア味。「1日で1袋を食べきってしまうこともあるくらい、はまっています(笑)」

1966年にオープンして以来、歌舞伎や能・狂言、文楽など、さまざまな日本の伝統芸能が上演されている国立劇場。塚田頌子さんは、そこで営業として活躍している。
「当劇場の歌舞伎では、20名以上でいらっしゃる場合には団体様扱いになるのですが、私は、団体様を対象に営業を行う部署にいます。団体様であれば通常よりも安く伝統芸能が楽しめることや、基本的な劇場の情報をわかりやすくお伝えして、検討していただきます。また、医師会や銀行などお客様向けのイベントを行う会社などの新規の顧客を獲得しに行くこともありますね」

入社したきっかけは、ずばり、伝統芸能に興味があったから。
「祖母が師範をしており、幼い頃から日本舞踊を習っていました。また、私は狂言が好きなのですが、まるでコントみたいで、昔の人と同じ作品で笑えたことに純粋に感動したんです。時代を経ても変わらず楽しめる娯楽ってすごいと思うし、そこが伝統芸能の魅力のひとつだと思っています。そんな素晴らしい経験ができる日本の伝統芸能を多くの人に伝えるお手伝いができればいいなと思い、今の仕事を選びました。以前は予算を担当する部署にいたのですが、営業に異動と聞いたときは、〝より近い立場で伝統芸能に携わることができる!〞と思い、うれしかったです」

実際、劇場に来た人と触れ合うことが、モチベーションにつながっているという。

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「団体様へは観劇だけではなく、オプションで作品のレクチャーを行うことがあります。そういうときに、お客様から面と向かって〝ありがとう〞と言っていただいたり、笑顔で帰られる姿を見ると、楽しんでいただけたことが目に見えてうれしさもひとしおです。演目について聞かれることもあるので、上演される作品のことは資料を集めて勉強するなど、できる限り学ぶようにしています。最近は、観光客など外国の方に向けた公演も行っているので、英語力をつけることが課題のひとつです。TOEICの参考書を買いました」

働くときに大切にしているのは、同僚や取引先などの気持ちを和やかにすること。
「たとえば物を落とした人がいたら〝大丈夫?〞と聞いてみたり、本当に些細なことなのですが、自分から話しかけるようにしています。前の部署のときには、職場の空気を柔らかくするために、ちょっと変なデザインの服をあえて着て行ったり。心のなかで〝ほら、つっこんで!〞と思っていたりしました。周りの人から、どんなふうに思われていたのかは、わからないですけどね(笑)」

自分を表現できる場所が仕事だと思っています。

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「人生における仕事の優先度は高いほうだと思う」と、塚田さん。
「仕事人間になりたいというわけではないですが、自分にとって、なくてはならないものだと考えています。自分で考えたことややりたいことを表現したうえで、お金や経験をもらうことができるありがたい場所が、仕事だと思うんです。結婚しても続けていきたいですね。先輩の中には、子どもを産んで戻ってきてからも、バリバリ働いていて活躍している方も多いので、私もそうなりたい。仕事と家庭の両立は大変なことだと思うけど、できるだけチャレンジしていきたいです」

ほかの人と差をつけるアイデア

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①大切な仕事の前にはアロマで気持ちを切り替える。
仕事の合間に気分を変えたいときは、〈ニールズヤード レメディーズ〉の「アロマパルスパワー」の匂いをかぐという。「会議や外出の前に香りを楽しんだり体につけることでリフレッシュでき、元気がわいてきます」

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②疲れたら「くろごちゃん」を触って、癒されてます。
愛らしい表情のぬいぐるみは、国立劇場の公式キャラクターである「くろごちゃん」。疲れて心が荒みそうになったときに触ると気持ちがリセットでき、仕事を頑張れるそう。「何ともいえない表情に和みます(笑)」

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③手書きのメッセージは可愛らしい柄のカードに。
一言添えるときに活用しているのが、小さなメッセージカード。「社内の人や、仕事で会う方にお礼の言葉を伝えたいときなどに、使っています。日本舞踊の先生にいただいた、藤の絵が描かれた箱に入れています」

Hanako『46人の、転機と決断。』特集では、企業で働く女性を多数ご紹介しています。

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(Hanako1159号掲載/photo : Mariko Tosa text : Aya Shigenobu)

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