日本伝統「金継ぎ」教室へ。西荻窪の人気カフェで開催〈りげんどう金継ぎ部〉って?
2019.11.05

お気に入りの割れた器も生まれ変わる! 日本伝統「金継ぎ」教室へ。西荻窪の人気カフェで開催〈りげんどう金継ぎ部〉って?

習い事にも旬がある!?今、通ってみたい教室にさっそく行ってきました!Hanako『自分を高める学びの場へ』「旬な学びに発見あり!」より、割れた器を漆と金粉などで修復する日本の伝統技術、金継ぎ教室をご紹介します。

編集部 / Hanako編集部

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割れた器を漆と金粉などで修復する日本の伝統技術。

ヒビや欠けのある器や、割れてしまった器が金継ぎで生まれ変わる。自分で手直しすると、より愛着が湧き、もっと大切に扱いたくなる。

お気に入りの器ほど、不注意で割ってしまうのはなぜだろう。割れた器を捨てるとき、悲しい思いをした人も多いはず。しかし、「金継ぎ」を習えば、もうあの悔しさを味わうことはなくなる。

金継ぎとは、陶器の割れや欠けを漆で補修し、金粉や銀粉を蒔まき付けて仕上げる日本古来の補修技法。この金継ぎを「部」と名付けた教室で教えているのは、漫画家やイラストレーターとしても活動する、堀道広さん。

「もともと、台東区の漆屋さんで漆職人をしていました。それを辞めて漫画家に専念しようとした頃、友人から漆塗り教室をしたいと相談され、金継ぎならと始めました。金継ぎは、やればやるほどおもしろく、奥深い。はじめてでも大丈夫。金継ぎで修繕したい器と家にある道具だけ持ってきてください」

金継ぎのいちばんの魅力は「一度壊れて失ってしまったものが、また使えるようになること」と、堀さんは言う。割れてしまった〝日用品〞が、金粉や銀粉でおめかしされ、新しく〝価値あるもの〞に生まれ変わる。金継ぎは、簡単にものを捨ててしまうこの時代に、修理のおもしろさと、ものを大切にするやさしい気持ちを教えてくれる。

職人気分になれる金継ぎの道具は先生がすべて用意。

チューブ入り漆や蒔絵筆、ヘラなど、金継ぎにはたくさんの道具が必要。自分でそろえるのは大変だが教室で用意してくれるので安心。持ち物は、直したい器とエプロン、ゴム手袋、ボロ布、あればデザインカッター。

もっとも伝統的な技法を使い、安全で、早く、美しく、安く!

第1回 接合面に生漆を塗り麦漆で接着する。
第2回 はみ出た部分を削り穴埋めし、漆を塗る。
第3回 研磨し、再び漆を塗る。
第4回 金粉を蒔く。
第5回 磨いて艶を出す。

金継ぎには、接着剤などで簡単にできる近代的なものもありますが、「金継ぎ部」では伝統的な技法を用いるのが一番のこだわり。また、体に安全で害のない材料を使い、最短時間で完成度が高く、できるだけ安くがモットー。「漆を見るのもはじめて」という生徒さんにも、先生がいちから丁寧に教えてくれる。1回の部活動は2時間程度。漆が乾くのに1日~1週間ほどかかるため月2回の全5回コースで仕上げるのが基本。

会場は、日本文化に浸れる古民家を改装した趣あるカフェ。

西荻窪にあるカフェ〈Re:gendo(りげんどう)〉。ランチが人気で丁寧に作られた料理は体に染みるおいしさ。金継ぎ部は、ランチが終わったあとに開始。
■11:00~18:00(17:00LO) 火休(祝は営業) 
■37席/禁煙

〈りげんどう金継ぎ部〉/西荻窪

月2回、全5回のコース。〈りげんどう〉のほか、西麻布〈R〉、阿佐ケ谷〈よるのひるね〉、葉山〈ARAHABAKI〉、福岡〈くらすこと〉などでも開催。
■東京都杉並区松庵3-38-20
■03-5941-8664
■月2回(第2、第4木曜)開催 4,000円×5回(お茶とデザート付き) 予約は電話(15:00以降)にて。
re-gendo.jp

Teacher 堀 道広さん

漫画家、イラストレーターとして雑誌や書籍等で活動中。著書に『おうちでできるおおらか金継ぎ』(実業之日本社)、『青春うるはし! うるし部』(青林工藝舎)ほか。michihiro.holy.jp

Hanako『自分を高める学びの場へ』特集では、習い事&学びを多数ご紹介しています!

(Hanako1178号掲載/photo : Yoichi Nagano text : Motoko Sasaki edit : Kana Umehara)

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