精神科医・星野概念のあまから恋わずらい No.20「ファッション」
2019.10.02

あなたはどう思う? 精神科医・星野概念のあまから恋わずらい No.20「ファッション」

Hanako本誌で連載中の精神科医・星野概念さん「あまから恋わずらい」を掲載。今回は、1177号「大銀座、三都物語」特集よりお届けします。
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編集部 / Hanako編集部

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今回のテーマは、「ファッション」と恋。

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今回のHanakoの第2・第3特集は「ファッション&ビューティ」。
僕の大学時代の同級生に、仕事以外の時間の9割くらいをファッションに費やす男がいます。大学入学当初から革パンをはき、高級なウォレットチェーンをわざわざ特注にしていました。20歳前でそのお金、どこから?と思うわけですが、医学部にはそういう人が時々います。一人暮らしの部屋には当然ウォークインクローゼット。電車の中では、自分の持っている服を使ったコーディネートのパターンをメモし続けていて、そのうちスタイリストにでもなるのではないか、と思っていたのですが、美容外科医を経て、今はなぜか精神科医をしています。

先日久々に会ったところ、相変わらずなファッション熱。誰もが知るハイブランドの、誰も知らなそうな派手で不思議な服を着ていて、「この服を着てるのは日本で俺と美川憲一だけ」と言います。いきなり思いもよらない有名人の名前が放り込まれたので、驚いてその場は何も言えませんでした。その日は京都で暮らす彼の家に遊びに行ったところ、料理をふるまってくれました。鍋料理だったのですが、鍋も高級。そこまでは良い。加えて、鍋つかみがウォレットチェーンと同じブランドの高価な革手袋。もうここまでくると一貫し過ぎてて美しいです。先ほどの有名人の名前も含めて、これが僕の中の「ファッション&ビューティ」な話です。

星野概念(ほしの・がいねん)/精神科医として総合病院に勤務。雑誌・webでの執筆業や、音楽活動も行う。いとうせいこう氏との共著『ラブという薬』が発売中。

(Hanako1177号掲載/illustration:Misaki Tanaka text:Gainen Hoshino)

☆『精神科医・星野概念のあまから恋わずらい』No.19「香り」はこちらから。

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