とにかく「当たり」を狙い撃ち！ 宝くじやチケット当選祈願なら！金運アップのパワースポット寺社4選【東京近郊】 LEARN 2020.08.22

大久保駅から徒歩1分。町の熱気に負けないほどのにぎわいを見せるのが、ここ皆中稲荷神社。ご利益は、その名の通り「みなあたる」こと。江戸の昔、この地に置かれた徳川幕府・鉄砲組百人隊の与力が御祭神のお告げを受けて参拝したところ、たちまち百発百中の腕前になったという。以来、鉄砲はもとより宝くじに試験、あらゆる抽選まで的を外さないと評判に。矢が的のど真ん中に刺さった絵馬や、弓と矢がセットになった的中御守は、並んででも手に入れなくては。

〈皆中稲荷神社〉
絵馬掛所は、いつもいっぱい。宝くじや受験合格に交じって、東京マラソンやアイドルのコンサートなどの高倍率の当選を祈るものも。
■新宿区百人町1-11-16
■03-3361-4398
■札所受付9：00〜17：00
■終日参拝可初詣は1月1日の0時から社材

御鎮座1,000年を超える古社にして、東京十社のひとつ。伊勢の神宮から勧請した天照大御神と豊受大神を祀ることから「関東のお伊勢さま」と呼ばれ、北斎や広重の錦絵にも描かれた。ここで古くから縁起物として親しまれるのが3段重ねの箱をツルで束ねた“千木筥”だ。「千木」は「千着」に通じ、1,000着もの衣装を持てるほどの良家に嫁げると評判に。今も職人の手作業で作られているため数には限りあり。良縁の糸口をつかみたいなら、こまめにお参りして手に入れるべし。かつて例大祭限定の授与物だった千木筥だが今は通年の授与物に。タンスやクローゼットにしまうとご利益ありとか。千木筥をかたどった土鈴のお守りもあり。

〈芝大神宮〉
■港区芝大門112-70
■03-3431-4802
■6：00〜18：00、授与所9：00〜17：00

東京最古の古刹にして、国内外から年間約3,000万人もが訪れる日本を代表する観光スポット。巨大な提灯が下がる雷門は、いつも人波であふれかえっている。飛鳥時代に隅田川から姿を現したという観音さまは、誰でも分け隔てなく救うありがたい存在でご利益も広大無辺。境内の銭塚地蔵堂、大黒天を祀る影向堂も商売繁盛・金運アップのスポットとか。本堂の威風堂々たる急勾配の大屋根や、雷門の大提灯の底にある龍の彫刻、重要文化財の二天門など見どころも盛りだくさん。・ようごうどう十二支守本尊とともに影向堂に祀られる真っ黒な大黒天像。参拝した後は、江戸情緒漂う仲見世や商店街をぶらり。花やしきや演芸場をのぞくのも楽しい。

■台東区浅草2-3-1
■03-3842-0181
■開堂6：30（4〜9月は6：00）〜17：00

目黒通りと山手通りが交差する地に鎮座すること1,200余年。日本武尊が東征の折に立ち寄ったと伝わる古社にして、地元を長い年月見守ってきた目黒総鎮守。この神社が1年で最もにぎわうのが11月の酉の市だ。普段は静かな神社の境内に熊手を商う市が立ち、沿道にも露店が並ぶ。この西の市の日だけに授与されるのが開運熊手お守り。日本武尊が熊手を火を防ぎ危機を脱するための道具としたという伝説にちなんだもので、災難を避け、商売繁盛・福を招くご利益がある。

〈目黒大鳥神社〉
境内には日本武尊とともに御祭神に祀られる弟橘媛命ゆかりの櫛塚があり、眼の病や生活習慣病防止などにご利益あり。絵馬は酉の市の熊手がモチーフ。
■目黒区下目黒3-12
■03-3494-0543
■電話受付9：00〜16：00　終日参拝可

（Hanako特別編集 合本・完全保存版『幸せをよぶ、神社とお寺。』掲載／photo：Hiro Nagoya, Michi Murakami, Yoko Tajiri text ：Mutsumi Hidaka）