秋になったら食べたくなるものと言えばこれ! とろ〜り濃厚…やみつき必至の【銀座】の絶品グラタンランチ7選
チーズ好きにはたまらないグラタン。老舗高級洋食店の伝統の味に秘伝のレシピで作るホテルメイドのものまで、銀座のおすすめランチをご紹介!
1.焦げ目もこんがり美しく伝統の味を今に伝える。〈みかわや〉
昭和23年創業の老舗高級洋食店。「芝海老のグラタン」は、50年以上続く定番メニュー。まだ洋食が日本に浸透していなかった創業当初、「芝海老のグラタン」が新聞に掲載されたのを機に瞬く間に人気店の仲間入りを果たしたという逸話を持つ。バターライスの上に、芝海老、タマネギ、マッシュルーム入りベシャメルソースをのせて。サラダ付き。レシピや素材は当時のままに、国産の芝海老を厳選して使用。鍋底にバターライスを薄く敷きつめ、濃厚なベシャメルソースとの絶妙な相性で堪能させる。
レトロな洋館が特別感を演出。
2.ホワイトソースと和素材の妙。ご飯に似合いの懐かしの味!〈銀之塔〉
自家製ホワイトソースにパルメザンチーズをかけ焼き上げた。小鉢3品とお新香、ご飯付き。「グラタン」はマカロニを使わず、ご飯と一緒に食べるのが創業時から変わらぬ独自のスタイル。バターたっぷりのホワイトソースに、エビとしいたけをごろりと加えて和の風味をプラス。どこか懐かしい味わいに、やみつきになること間違いなし。
質蔵を改装したという風情漂う店構え。昭和30年の開店以来、メニューは「シチュー」と「グラタン」の2種類のみ。
3.秘伝のレシピを代々受け継ぎ、ホテルメイドの上質な美味を提供。〈パークサイドダイナー〉
チキン、ハム、マッシュルーム入り。隠し味にニンニクを少量忍ばせ風味を高めている。特製のベシャメルソースは、代々の料理長に受け継がれてきたホテルが誇る伝統の味。マカロニはあえて柔らかめに仕上げ、ソースをほどよく含ませた日本流のスタイルで提供している。小海老が彩りよく鎮座する様は、まさに洋食のお手本のような美しさ。手間暇かけたその味に、一度食べたら誰もがファンになってしまうとか。11:00~提供。
今年開店10周年。フェアも各種開催。
4.変わらぬ味で愛され続けて50年。ランチタイムの人気メニュー。〈café 紅鹿舎〉
チーズをたっぷりのせて香ばしいランチセットのグラタンは昭和40年代から続くロングセラー。サラダ、玉子、ドリンク付き。具材には水煮のあさりを使い、貝のダシでソースの旨みをグッと高めている。セットのスウィートパンはパン屋に特注する店のオリジナルで、やさしくほのかな甘さが特徴。サラダやゆで玉子も付いてボリュームも充実、大満足のおいしさに人気の理由がうかがえる。ランチ(11:00~14:00)メニュー。
昭和32年創業。有楽町の名物喫茶。
5.魚介の風味が香るリッチな味で優雅なランチタイムを手に入れて。〈ロイヤルクリスタルカフェ〉
ランチタイムの一番人気は、ズワイガニ、帆立貝、エビと、魚介を贅沢に使った「シーフードグラタン」。サラダ、パン、コーヒーか紅茶がセットに。ドリンクはおかわり可。自家製ホワイトソースにマカロニと水牛のモッツァレラチーズ「ブッファラ」を合わせ、リッチかつ奥行きある味わいに。ランチ(11:00~14:00)メニュー。
ラリックの調度が飾られた瀟洒な店内。
クラシック音楽が流れる店内はどこまでも優雅な雰囲気で、思わず長居してしまう心地よさ。
6.ソースに潜むマカロニに老舗洋食店のこだわりがきらり。〈煉瓦亭〉
マカロニの存在感で群を抜くのが、洋食の草分け〈煉瓦亭〉の「マカロニグラタン」。数十年来のレシピを守り、マカロニはカットせず使うのが店のこだわり。エビ、タマネギ、マッシュルーム入り。マカロニをぐるりと巻き、ベシャメルソースで閉じ込めている。マカロニによく絡むよう、ベシャメルソースは牛乳の割合を調整しサラッとした仕上がりに。パン粉にこんがり焼き色を付け、昔ながらの変わらぬ味を守り続けている。
明治28年創業。銀座を代表する洋食店。
7.マカロニではなくスパゲッティ 特製ソースで味わう名物グラタン。〈CAFE仏蘭西屋〉
名物はマカロニのかわりにスパゲッティを使ったオリジナルのスパグラタン。ミモレットチーズがパスタと絶妙に絡み合う。ホワイトソースとトマトソースを合わせて作る特製ソースは、風味付けにニンニクが少量加わりスパゲッティと好相性。ベーコン、アスパラ、ミモレットチーズをトッピングし、285度の高温でサッと焼き上げできたてあつあつを提供している。ランチタイム(11:00~16:00)はドリンクがセットに。
1981年創業。銀座で貴重な憩いの場所。
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(Hanako1130号掲載/photo : Michi Murakami, Eriko Matsumoto text : Etsuko Onodera)