![](https://img.hanako.tokyo/2019/04/04183213/t_M4A7019_atari-768x307.jpg)
ユニークなヨーロッパヴィンテージなど。 あのアイテム、ここで調達していた!素敵なお店のオーナー行きつけショップ3軒
インテリアをすてきにまとめているお店のオーナーたちにも、店作りのヒントにしているショップがあります。プロが頼りにする店を教えてもらいました。
1.〈foodmood〉店主・なかしましほさんおすすめ!〈カゴアミドリ〉/国立
![世界各地のかごが勢ぞろい。店内はかごの博物館のよう。 世界各地のかごが勢ぞろい。店内はかごの博物館のよう。](https://img.hanako.tokyo/2019/04/04175244/MG_0140_atari.jpg)
なかしましほさんご贔屓の〈カゴアミドリ〉は、国立にあるかご専門店。店内には世界各地で作られた手編みのかごがずらりと並ぶ。なかしまさんが愛用しているのは、北欧生まれの白樺のかご。「お菓子や化粧品を入れています。使い込むと味が出るのもすてき」
![鍋敷きや調味料入れと用途もさまざま。 鍋敷きや調味料入れと用途もさまざま。](https://img.hanako.tokyo/2019/04/04182044/MG_0406_atari.jpg)
素材や製法、用途まで、ひとことでかごといっても産地によって実にさまざま。全て現地の職人による手作りで、土地の人々の暮らしが色濃く反映される。
![オブジェとして飾ってもかわいい。 オブジェとして飾ってもかわいい。](https://img.hanako.tokyo/2019/04/04182046/MG_0413_atari.jpg)
「今はどこに行っても同じ物が買えるけど、そういう物にはあまり興味が持てなくて。惹かれるのは、理由があって店主に選ばれた物、そこでしか出会えない物」
![なかしまさんの店と同じビルにあり、店主とは顔なじみ。イベントでなかしまさんのお菓子を出すことも。 なかしまさんの店と同じビルにあり、店主とは顔なじみ。イベントでなかしまさんのお菓子を出すことも。](https://img.hanako.tokyo/2019/04/04181956/MG_0378_atari.jpg)
唯一無二の味わいと、背景にある物語。それはなかしまさんのお菓子に寄せる想いにも重なって見える。「私の店は通販をしないので、直接足を運んでほしいと思ってます。かごもこれだけこだわりを持って集めていると、それだけで店を目指す理由になりますよね」
![国立 カゴアミドリ 国立 カゴアミドリ](https://img.hanako.tokyo/2019/04/04181942/MG_0431_atari.jpg)
〈カゴアミドリ〉
バッグから調理用のざるまで日本と世界のかごを販売。途上国などのフェアトレード製品も積極的に紹介。
■東京都国立市西2-19-2 第一村上ビル2F
■042-505-6563
■10:30~17:00 月火休
なかしま・しほ/〈foodmood〉店主・料理家。おやつやごはんのレシピ提案など幅広く活躍。シフォンサンド、アースケーキ、グラノーラはお店で販売中。
〈foodmood〉
■東京都国立市西2-19-2
■042-573-0244
■10:00~17:00 日月休
2.〈Salmon & Trout〉店主・森枝幹さんおすすめ!〈GALLUP〉/中目黒
![プロ仕様の素材から稀少なアンティークまで幅広いアイテムがそろう。 プロ仕様の素材から稀少なアンティークまで幅広いアイテムがそろう。](https://img.hanako.tokyo/2019/04/04180208/MMM4627_atari.jpg)
森枝幹さんが紹介してくれたのは、中目黒のマテリアルショップ〈GALLUP〉。
![森枝さんがひと目惚れしたのが左の額縁。古材の風合いが魅力。 森枝さんがひと目惚れしたのが左の額縁。古材の風合いが魅力。](https://img.hanako.tokyo/2019/04/04180211/MMM4565_atari.jpg)
「ふらりと通りかかって、額縁にひと目惚れ。パリで購入したサーモンの画を入れて店に飾っています」。
![びびっとくる出会いがありました! びびっとくる出会いがありました!](https://img.hanako.tokyo/2019/04/04180212/MMM4576_atari.jpg)
この日もさっそくお買い物モードに。「これ、醤油を塗るのに使えそう」と手に取ったのは、何とペンキの刷毛!その柔軟な発想に驚かされるが、料理人が使ういわゆる業務用アイテムは「かっこ良くないから」と却下。では森枝さんのチョイスの基準はと聞くと、「びびっとくるもの!」。
![中目黒 GALLUP 中目黒 GALLUP](https://img.hanako.tokyo/2019/04/04180216/MMM4449_atari.jpg)
〈GALLUP 中目黒ショールーム〉
アメリカの古材を中心としたマテリアルショップ。店舗や住宅用の素材からDIY用品、コレクターズアイテムも。
■東京都目黒区青葉台3-18-9 1F
■03-5428-5567
■10:00~19:00 無休
3.〈Stand Bánh Mi〉店主・白井瑛里さんおすすめ!〈DEMODE 10〉/神泉
![落ち着いたエリア。 落ち着いたエリア。](https://img.hanako.tokyo/2019/04/04181259/M4A7011_atari.jpg)
![理科の実験室で使われていたような模型やフラスコ、ビーカーなどが並ぶ。実験用ビーカーは花瓶として活用するなど、生活への取り入れ方を提案。 理科の実験室で使われていたような模型やフラスコ、ビーカーなどが並ぶ。実験用ビーカーは花瓶として活用するなど、生活への取り入れ方を提案。](https://img.hanako.tokyo/2019/04/04181105/M4A7019_atari.jpg)
倉庫のように広い店内にはフランスやイギリスで買い付けたヴィンテージが並ぶ。ユニークなのはそのラインナップ。「体育館や学校で使われていた跳び箱やベンチ、黒板など実用的なものが多いんです」と白井瑛里さん。模型や実験道具が並ぶ理科室のようなコーナーもあり、ビーカーを花瓶として使うようなディスプレイも。無骨ささえ感じるかつての実用品を、自由な発想で今の生活に取り入れるヒントも満載。
![神泉 DEMODE 10 神泉 DEMODE 10](https://img.hanako.tokyo/2019/04/04181134/M4A7024_atari.jpg)
「家具や雑貨だけでなく、ドアノブや建材などもそろいます」。トータルでコーディネートできるのがうれしい。
〈DEMODE 10〉
1800年代~1900年初頭の家具を中心に、照明、オブジェなどをセレクト。ヨーロッパ各国で見つけた1点ものが充実。
■東京都目黒区駒場1-16-7
■03-3467-1867
■11:00~20:00 無休
(Hanako1152号掲載/photo : Mao Yamamoto, Noriko Yoshimura text : Noriko Maniwa, Mako Yamato edit : Kahoko Nishimura)