美魔女ペンはどれ? 文具マニアがセレクトしたキャラ立ちボールペン5選

たかばたけ・まさゆき/文具好きが高じて『TVチャンピオン』の「全国文房具通選手権」で3回の優勝経験を持つ通称「文具王」。文房具の情報発信、企画・執筆・コンサルティングなど。
1. 日本語をきれいに書ける、別名“就活ペン”。 エナージェル インフリー(ぺんてる)

艶のある黒いインクと、“とめ、はね、はらい”といった描線幅の調整が可能で書いた文字が読みやすい「読み心地のいいペン」と評判。履歴書や大事な人へのお礼状などを書く時におすすめ。一般的なゲルインキボールペンに比べて乾きが速く、紙や手が汚れるストレスも低減してくれる。
2. 感動レベルの書き味。出会えたらラッキー。 CR01(OHTO)

店頭にあまり出回っておらず知名度は低いが、世界で初めて水性ボールペンを開発したOHTOが快適な書き心地を追求して生み出した技術が光る一本。特殊なセラミックボールを使用し、軽い筆圧でもしっかり書ける。その書きやすさで過去の握手会では王者「ジェットストリーム」を破ったことも。
3. つゆだくインクで極細文字もかすれ知らず。 ジュース アップ(パイロット)

細いペン先ながら、独自開発した新顔料ゲルインキとシナジーチップのおかげで書き出しからインクがたっぷり出て、カリッとなめらかな書き心地。小さな文字もしっかり書けるため、手帳や資料の書き込みに便利。口金に金属を使うことで重心が重くなり安定感も。ミニマルなルックスで支持を集める。
2. なめらかに濃く、はっきり書ける絶対王者。ジェットストリームスタンダード(三菱鉛筆)

2006年、低粘度油性インクの先駆けとして発売。なめらかな書き味で、くっきり濃い描線を表現し、従来の油性ボールペンのイメージを一新。速乾性に優れ、裏移りや液だれ、かすれもなく、持ちやすいといったバランスの良さが光り、「OKB48総選挙」開始以降1位に君臨し続ける無敵のボールペン。
5. 40年以上経っても古びない“美魔女ペン”。LAMY safariローラーボール(LAMY)

1980年の登場から世界中で愛されるドイツ生まれの水性ボールペン。バウハウスの思想を感じさせる高いデザイン性、正しくペンを握れるように設計された握りやすいグリップ、水性ならではのなめらかな書き味は握手会で強さを発揮。「ジェットストリーム」のインクを搭載したバージョンもある。