BARをもっと、カジュアルに。 特別編!「プルーム・エックス」×〈紅櫻蒸溜所〉五感で味わうコラボレーション 〜児島麻理子の「TOKYO、会いに行きたいバーテンダー」
昨年12月に世界初の取り組みで話題になった加熱式たばことクラフトジンによるコラボレーション。たばこステックの味わいを引き立てるクラフトジンは、自分好みのスタイルに彩どることで”あなただけ”の味わいをカスタマイズできるものに進化しました。新たなマリアージュの体験をレポートします。
今回は自由にアレンジできる”わたしだけ”の体験
“個性を追求する”という紅櫻蒸溜所とプルーム・エックスの共通の想いが辿り着いたのは、”あなただけ”のオリジナルジンを作るという答えです。今回のコラボレーションは、それぞれのたばこスティックの味わいを引き立たせるジンに、厳選したユニークなボタニカルを自由に漬け込むことで、好奇心のままに見た目や香り、味わいをカスタマイズできるものになりました。
「クラフトジンと加熱式たばこを合わせることで味覚と嗅覚にアプローチしましたが、今回ボタニカルを手に取ってボトルにいれることで、触覚や視覚への楽しみも広がると思いました。氷をいれたグラスは聴覚も刺激しますし、五感で味わえるコラボレーションになりました」(〈紅櫻蒸溜所〉取締役社長・林 英邦さん)。
視覚と語るように色や素材で魅了するのが今回のコラボレーションのポイントです。美しい青紫色に染まっているのは、たばこ葉の深い味わいがある「メビウス・リッチ」に合わせて作られたスモーキーなオリジナルジン「#0715 Smoky Rich Base」。天然の青色がでるバタフライピーや、スパイシーな唐辛子やアクセントを加えてくれる八角などが添えられています。もう一つ、「メビウス・メンソール・コールド」に合わせられたのはペパーミントやレモングラスなどを加え、やわらかな冷涼感を強めたオリジナルジン「#0616 Mint Cold Base」。ボタニカルはアプリコット、オレンジなどの柑橘系や銀粉です。
「#0715はウッドチップで香り付けされていて、ジンとしては珍しいくらいのスモーキーさです。また、液体を青くしたり、#0616 では雪が舞うような銀粉をいれたり、今回は遊びを加えました。色や味わいは漬け込む時間で変わってくるので、時間の流れも感じていただけるジンだと思います」(〈紅櫻蒸溜所〉蒸溜技師・風間 大輔さん)。
ボタニカルを手に取って香りをかいだり、割ってみたりするのは新鮮な体験。ジンのボトルに加えるたびに香りが変わっていくのがわかります。1日程度漬け込んだら、自分だけのジンが完成です。