非日常感たっぷり!アイランドリゾート気分が味わえるアメリカンファインダイニング。 都会で南国気分!〈ホテルニューオータニ〉の〈トレーダーヴィックス 東京〉で45周年記念メニューに舌鼓。 LEARN 2019.12.10

〈ホテルニューオータニ〉内にあるアメリカンファインダイニング〈トレーダーヴィックス 東京〉。ティキで飾り付けられた店内で南の島の雰囲気を堪能しながら、各国のフュージョン料理をいただける異国情緒あふれるレストランです。今回開業45周年を記念した新作メニューが2020年1月6日(月)より登場するということで、プレスディナーに参加してまいりましたのでその魅力をご紹介します。

アメリカにて1934年に誕生!世界11の地域で愛される元祖アメリカンファインダイニング。

ダイニングお昼

1934年にトレーダー(商人)だったヴィクター・バージェロンがカリフォルニア州オークランドのサン・パブロ通りに〈ヒンキー・ディンクス〉という居心地の良い小さな酒場を開業したことから始まった〈トレーダーヴィックス〉。

バージェロンはバーテンダーとしての技術を磨くためにキューバへ。さらにラム酒を探求するために世界各国を旅したのち、ハワイにたどり着き島々の暮らしや文化に魅入られました。

ダイニング夜

日々の暮らしに島のスピリット(生き方)を取り入れたいと思い、店名を〈トレーダーヴィックス〉に改名し内装をティキで飾り付け、南の島のアイランドリゾートを思わせるお店を誕生させました。

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その後も美食を求めて世界中を旅し、世界で出合った美食の数々をアイランドスタイルで一つにまとめ、プレート料理として提供するように。

異なる文化の料理を掛け合わせた、今でいうフュージョン料理の先駆けとしてコンビネーションプレートというスタイルを築いたのも、バージェロンです。

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〈トレーダーヴィックス〉はその後、1940年に最初のフランチャイズ店としてワシントン州シアトルに開店。63年には初の海外進出としてロンドンの〈ヒルトンホテル・オン・パークレーン〉内にも出店し、74年に初のアジア進出となる東京店が〈ホテルニューオータニ〉内にオープンしました。

発祥地でいただくトロピカルカクテルの女王「MAI TAI」!

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プレスディナーでは45周年を迎えた〈トレーダーヴィックス 東京〉の魅力が凝縮された特別メニューが登場。

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まずは1944年以来、最も人気のオリジナルカクテル「THE ORIGINAL MAI TAI(R)」で乾杯です。実は〈トレーダーヴィックス〉は“MAI TAI”の発祥地。

ある日バージェロンがバーカウンターにあった17年もののジャマイカ産ラム酒を何気なく手に取り、ライム果汁を一絞りロックキャンディーシロップ、オレンジキュラソー、フランス産アーモンドシロップを加え、砕いた氷を入れたグラスに注ぎ友人に手渡しました。するとその友人が「It's Mai Tai Roa Ae!(タヒチ語で、この世のものとは思えない!)」と叫んだことが“MAI TAI”誕生の由来なんだとか。

その逸話の通り、こちらの“MAI TAI”はトロピカルな味が強く、後味はすっきりとした味わいで美味!ついつい飲みすぎちゃいそうです。

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最初は前菜の盛り合わせ。バーベキュースペアリブに、海老のフライ、チーズビングと薄切りポークが盛られています。

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〈トレーダーヴィックス 東京〉を語るのに欠かせない“魔法の新窯”で焼き上げたスペシャリテのバーベキュースペアリブは、甘さと香ばしさが後を引くおいしさ!

“魔法の新窯”。
“魔法の新窯”。

ハムとスイスのチーズをベースにしたものをフライにした45周年記念メニューのチーズビングもお酒にあうスターターとしてうってつけでした。

伝統メニューと和のエッセンスが融合したメニューも魅力!

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続いて登場したのは、和要素が加わった「鮑のクレープ仕立て レモンとケッパーソースと共に」。朝仕入れた鮑を薄くスライスしバターソテーした後、ケッパーとレモンの香る鮑の肝を使用した焦がしバターソースで仕立てた逸品。和食の手法を取り入れているんだそう。

史上最年少で全世界の〈トレーダーヴィックス〉統括料理長も務めた、料理長濵田正人さんが手がけることで、日本人の感性が活きた極上の料理に仕上がっていました。

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メインはこの日限定プレートとして「バーベキューコンビネーションプレート 牛フィレマラガシー、インドネシアンラムチョップ&チェリー鴨胸肉」が登場。

〈トレーダーヴィックス〉定番のダークチェリーソースを合わせた埼玉県産の鴨肉に、オージー産ラム肉はカレースパイスをミックスしたものでマリネ。“魔法の新窯”でスモーキーに焼き上げチャツネを添え、フィレステーキは〈トレーダーヴィックス〉伝統のマラガシ―バターを使用した45周年記念メニューになっています。一皿で3種のお肉を味わえる贅沢なコンビネーションプレートでした。

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デザートは「レモンチーズケーキ ラズベリー&アプリコット クーリー」。〈トレーダーヴィックス〉の伝統的なチーズケーキに、ハワイの伝説にも登場する妖精のメネフネ型チョコレートがトッピングされたキュートな一品です。

45周年限定メニューも登場。

※写真はイメージ。
※写真はイメージ。

2020年1月6日(月)〜2月29日(土)の期間限定で、「45th Anniversary Land & Sea」が登場。こちらは〈トレーダーヴィックス〉伝統メニューと料理長濵田正人氏の和のエッセンスを同時に楽しめるコンビネーションプレートで、プリフィクスディナーコース(コース料金15,000円、単品10,000円、いずれも税サ別)のメインディッシュの一つとして味わうことができます。

通常の「Land & Sea」では、フィレステーキにはポートワインソース、ハーフロブスターにパプリカパウダーで下味を付け、バターで仕上げたプレートを提供。しかし、今回のコンビネーションプレートでは、先ほども紹介した牛フィレマラガシーと、ハーフロブスターの代わりに見た目のインパクトが大きいジャンボなイセエビを使用し、味付けには「柚子トリュフソース」を使用した一皿にアレンジされています。

「45th Anniversary All in Pupu Platter」。
「45th Anniversary All in Pupu Platter」。

この他にも代表的なアペタイザーを一つにまとめた「45th Anniversary All in Pupu Platter」(3,600円、税サ別)も2020年1月6日(月)〜3月31日(火)の期間限定で登場。

本国のシェフ、料理長濵田正人氏、本社社長、東京店総支配人。
本国のシェフ、料理長濵田正人氏、本社社長、東京店総支配人。

長年日本でも愛されてきたアメリカンファインダイニングで、進化を遂げた伝統の味を堪能してみては?

〈トレーダーヴィックス 東京〉
■東京都千代田区紀尾井町4-1 ガーデンタワー 4F
■03-3265-4707
■11:30~15:00(14:30LO)、17:30~22:30(21:30LO)
※バーは11:30~24:00(23:30LO)
■無休
公式サイト

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