ミシュラン一ツ星の名店で上海ガニ10杯分の旨みに溺れる。|西山智樹のおさかな天国。第3回
にしやま・ともき/2000年東京都生まれ。オーディション番組で出会った前田大輔と共に、ゼロから立ち上げた7人組ボーイズグループ「TAGRIGHT」のメンバーとして活動。2026年4月22日にプレデビューEP『SEARCHRIGHT』を、続く7月15日にはデビューシングル『ZERO』をリリース。ほか映画『口に関するアンケート』(2026年7月3日公開)に出演するなど多方面で活躍する。料理は、食べるのも、作るのも好き。
第3回 まるで“カーニバル”な美食体験が叶う! 中国料理店で上海蟹を味わい尽くす。
念願のCDデビューと映画『口に関するアンケート』の公開を控え「毎日がとても充実している」と楽しそうに話す西山さん。好きなことに全力で取り組んでいることが、きらきらと輝く笑顔からも伝わります。
なんだか、大人っぽさにも磨きがかかった気が?
「本当ですか? それは素直に嬉しいです。毎日、楽しくてわくわくすることが目白押しなので、自分自身もしっかりアップデートしていきたいんです。もっと体力をつけたいと思って、筋トレもこれまで以上に頑張るようになりました」
今回はCDデビューと映画公開のお祝いを兼ねて、日本橋の中国料理店〈蟹王府〉を訪れました。

「店名に蟹とつくということは、もしかして…」と“大好物”を想像して目を輝かせる西山さん。「朝ごはんもひかえめにしたので準備万端ですよ」という西山さんを、さっそく店内にご案内いたしましょう。

開放的なムードに包まれる店内を見渡し「高級感があって少し緊張しますね」と言う西山さん。風水を取り入れたという空間は中国で“前進”を象徴する青を基調にしており、モダンでエレガントな雰囲気。個室の壁に描かれた花々に「素敵ですね」と顔をほころばせながら、メニューを眺める西山さんも、とても絵になります。
西山さんの予想通り〈蟹王府〉は、中国で60年以上の歴史を持つ上海蟹の専門店。2019年には「ミシュランガイド上海」で一ツ星を獲得し、日本に上陸すると同時に本場の味を堪能できると大きな話題に。お祝いの場にふさわしい“ハレの日レストラン”に、西山さんのテンションも上がります。

ちなみに「自分を魚介類に例えると?」とたずねたところ「蟹ですね(笑)」と即答。その理由は?
「写真を撮るときにピースをしがちなので(笑)。蟹は大好きですが、上海蟹はあまりなじみがないので楽しみです。どのお料理もおいしそうで悩むなあ」とメニューとにらめっこ。
せっかくのお祝いなので、気になる料理は全部お願いすることに。一品目の「上海蟹の胸肉炒めポーピン添え」は、オスの胸肉だけを10杯分も使った名物料理。ポーピンという筒状の薄餅に蟹肉を詰めながら食べるのが〈蟹王府〉スタイルです。


まずはそのまま食べるのがおすすめ、というサービススタッフに教わりながら口に運んだ瞬間「うわー。これはすごい! 濃厚で涙が出そうなくらいおいしいです」と感激。

上海蟹の想像の上を行くおいしさに思わず言葉を失う西山さん。まだまだ、宴は始まったばかり。今日は横歩きになるくらい上海蟹を召し上がっていただきますよ。
続いて運ばれてきた蟹味噌入り茶碗蒸しもぺろり。中国で開催されたオーディション番組に練習生として参加したときのことを思い出しながら「なかなか外でごはんを食べる機会はなかったけれど、香辛料の香りをかぐと中国で過ごした貴重な時間がよみがえってきます。また仕事でもプライベートでも中国に行くことができたらいいな」と話します。




続く「上海蟹肉入り特製和え麺」も、黒酢をかけて味変を楽しんだり、ノンアルコールカクテルと一緒にペアリングを楽しんだり、たっぷり上海蟹を満喫した様子。
「こんなにたくさん蟹をいただいたのははじめて。殻をむく茹で蟹じゃなくても、美味しい蟹には人を無口にさせる作用があるんだと思いました。僕もつい夢中になってしまって。食レポでこのおいしさが伝わるといいなあ」
大丈夫。素敵なコメントをたくさんいただきましたよ!


全部、感動的なお料理でしたが、ひと皿目の衝撃は大きかったです。自分で好きな量の蟹肉を詰めて食べるのも楽しかった。中国料理ならではの茶碗蒸しも印象的です。
昔はしびれ系の辛さがあまり得意ではなかったけれど、いまこうして好きになったのは大人になったからなのかもしれないですね。映画の撮影をしていたときから、マネジャーさんとおいしい中華が食べたいねと話していたので、今日のご褒美はとても嬉しかったです。
いま“口に関するアンケート”を聞かれたら? “口福”のひとことですね(笑)。
■今日のおさかなは…上海蟹。
上海蟹のシーズンは10月から、と聞いた西山さん。「そのころにでも、メンバーのみんなと食べに来れたらいいなという思いを込めて、活け蟹を書いてみました! けっこう自信があるんですけれど、どうですか?」


帰りは入口に飾られた関羽(かんう)像にもご挨拶。商売繁盛や金運、勝負運アップなどのご利益があると言われていると聞き、スタッフから中国式のお参りを教えてもらって合掌。「無事にデビューを迎えられることへの感謝と、映画をたくさんの方に観ていただけますようにとお願いしました。そして、またこちらのお店に来させてくださいというのも忘れずに。きっと、思いが届くと思います」と、晴れやかな笑顔を見せたのでした。

住所:東京都中央区日本橋室町2丁目1−1 三井二号館 1階
電話:03-6665-0958
営業時間:11:00〜14:00LO、17:00〜22:00LO
定休日:月休(2026年7月から)
















