新じゃがのおいしさに感動の嵐! レパートリーが広がる和、洋、韓国風のレシピ3選
よしだ・あい/料理研究家の助手、東京・京都の日本料理店勤務を経て、独立。本格的な和食から家庭料理まで幅広く提案。唎酒師の資格も持つ。最新刊は『おいしい味つけ黄金比:味つけがきまると料理は楽しい!』。
静かに存在感を放つ器で魅せる、素朴な春の新じゃが料理。
収穫後に熟成されたほくほくのじゃがいももいいけれど、春はとれたての新じゃがいもがおいしい季節。「みずみずしく、しっとりとした新じゃがの、口でほどけるような食感が大好き。淡白な味わいなので、いろんな味で楽しめます。皮ごと食べられるのも魅力です」と吉田愛さん。今回はそれを生かして、洋風、和風、韓国風の味付けで家庭的なレシピを提案。3品ともご飯と好相性なのはもちろん、おつまみにもぴったりだ。
そのメニューに合わせて選んだのは、林拓児さんの器。鉱石のように鈍く煌(きら)めく黒釉の楕円皿、細かな貫入(かんにゅう)が入った盛器や角皿など、控えめながらも強さを感じる独特の表情が印象的だ。「力強さと端正なフォルムで存在感があり、シンプルな料理も主役にしてくれます。色合いも春夏は軽やかさを、秋冬なら温かさを添えてくれて、季節問わず活躍。どんなメニューも引き立ててくれます」
1. 水からじっくりと茹でて引き出す新じゃがの甘みが鍵。「新じゃがとツナのサラダ」

新じゃがいも…小300g分
ツナの缶詰…1缶(70g)
玉ねぎ…1/4個(50g)
[A]
パセリ(みじん切り)…大さじ3
オリーブオイル…大さじ1
レモン汁…大さじ1/2
おろしにんにく…小さじ1/4~1/2
塩…小さじ1/2
粗挽き黒こしょう…適量
作り方
❶ じゃがいもは皮ごと水から茹で、串がスッと通るようになったら水気を切って半分に切る。玉ねぎはみじん切りにして水に5分ほどさらし、水気をよく切る。ツナ缶は缶汁を切る。
❷ ボウルにAを入れて混ぜ、①を加えて和える。
2. 食べ飽きないように甘辛味に生姜を効かせて。「新じゃがのそぼろ煮」

新じゃがいも…大2個(300g)
豚ひき肉…100g
サラダ油…大さじ1/2
生姜(みじん切り)…1かけ分
[A]
水…150ml
醤油・酒・砂糖…各大さじ1と1/2
片栗粉…小さじ1
小ネギ(小口切り)…適宜
作り方
❶ じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、水にさっとさらして水気を切る。
❷ 鍋にサラダ油と生姜を入れて中火で熱し、香りが立ったらひき肉を加えて炒める。肉の色が変わったらじゃがいもを加え、1分ほど炒める。Aを加え、煮立ったら落とし蓋をして弱めの中火で8分ほど煮る。じゃがいもに火が通ったら倍量の水でといた片栗粉を回し入れてとろみをつける。
❸ 器に盛り、好みで小ネギを散らす。
3. まろやかなピリ辛タレがクセになる味わい。「新じゃがのコチュジャンバター和え」

新じゃがいも…大2個(300g)
サラダ油…大さじ3
[A]
コチュジャン…大さじ1
バター…5g
醤油・砂糖…各小さじ1/2
おろしにんにく…小さじ1/4~1/2
白いりごま…小さじ1
作り方
❶ じゃがいもは皮ごとよく洗い、濡れたままキッチンペーパーで包み、さらにラップで包む。電子レンジ(600W)で5分加熱し、食べやすい大きさの乱切りにする。
❷ フライパンにサラダ油を中火で熱し、①を入れてこんがりとするまで転がしながら焼き、油を切る。
❸ ボウルにAを入れて混ぜ、②を加えて絡め、白いりごまをふる。
1977年、愛知県瀬戸市の製陶所の4代目として生まれる。倉敷芸術科学大学機能物質化学科卒業後、瀬戸窯業技術センターで釉調合を学び、2006年に愛知県立窯業高等技術専門校修了。2010年に独立、現在は岡山で作陶。
住所:神奈川県鎌倉市佐助2-13-15
TEL:0467-84-8632
営業時間:11:00~17:00
定休日:月火休(祝は営業)
東京〈暮らしのうつわ 花田〉などでも取り扱う。5月16日(土)、17日(日)開催の「フィールドオブクラフト倉敷」に出店するほか、6月に東京〈deps.〉にて個展を予定。
※今回使用している器は料理家私物。



















