老舗の逸品

世代を超えて愛される物語のある銘菓たち。 銀座の手土産はコレで決まり!〈銀座キャンドル〉三代目がセレクトした老舗の逸品4選 Food 2020.05.12

銀座の老舗には時代が変化しても色あせることのない絶対的な価値がある。子どもの頃に心をときめかせた特別なおやつもそのひとつ。そこで今回は、1950年に創業し、三島由紀夫や川端康成もこぞって通った〈銀座キャンドル〉の三代目として店を切り盛りした岩本忠さんに、昔からなじみのある老舗の味について教えてもらいました。

1.いつの時代も愛される銀座みやげの超定番。〈GINZA WEST 本店〉のリーフパイ

〈GINZA WEST 本店〉のリーフパイ

優雅な空気が流れる喫茶室。「昔の〈銀座キャンドル〉の2軒隣だったこともあり、子どもの頃からリーフパイは我が家のおやつの定番。バターの香りが芳潤で、いまだに〈ウエスト〉を超えるリーフパイに出合えていません。シュークリームも絶品」。12枚入り1,700円。

〈GINZA WEST 本店〉
■東京都中央区銀座7-3-6
■03-3571-1554
■9:00〜22:00(土日11:00〜20:00)無休
■52席/禁煙

2.洋菓子職人がつくるパイはワインのおともにも。〈ピエス・モンテ〉のアンチョビチーズパイ

〈ピエス・モンテ〉の「アンチョビチーズパイ」

ショーケースにはおとぎ話に出てきそうなケーキがずらり。「僕が幼い頃はエルドールという店名で営業していて、ゴージャスなアップルパイは家族の大好物でした。アンチョビチーズパイはシンプルな味わいで永遠に食べられる」。800円。※テイクアウトのみ

〈ピエス・モンテ〉
■東京都中央区銀座8-6-22 銀座ピアースビル 1F
■03-3574-0960
■12:00〜24:00(土〜20:00)日祝休

3.洋食店自慢のジャムに喉の奥がキュンとなる。〈日東コーナー〉の人参のママレード

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貿易商を営んでいた初代から経営を受け継いだ三代目が昭和43年に歌舞伎座の横に開いたパブレストランが前身。「ロールキャベツが有名ですが、自家製ママレードも美味。自宅でもこの味を楽しめるのが幸せ」。500円。

〈日東コーナー〉
■東京都中央区銀座1-27-10 ザアソシエイトビル 1F
■03-3535-6567
■11:00〜23:30(土13:30〜22:00)日祝休
■30席/禁煙

4.さっくり生地とクリーム、レーズンのバランスが秀逸。〈巴裡 小川軒 新橋店〉の レイズン・ウィッチ

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明治38年に洋食店として新橋に創業。レイズン・ウィッチは二代目が考案。「大人になってもずっと大好きなお菓子。クリスマスにブッシュドノエルを購入するのも楽しみ」。5個入り1,100円。

〈巴裡(パリ)小川軒 新橋店〉
■東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館 1F
■03-3571-7500
■9:30〜19:00(土〜17:00)日休、祝不定休
※サロン・ド・テの営業は異なる

Navigator/岩本 忠(いわもと・ただし)

料理人。飲食プロデュース。銀座で伝説と呼ばれた洋食店〈銀座キャンドル〉の元店主。シンガポールなどで飲食店立ち上げサポートをしつつ、現在は一般社団法人日本洋食協会を設立し、活動。2019年より麻布十番にて〈銀座キャンドル〉の営業を再開し、話題を呼んでいる。

(Hanako1184号掲載/photo:Yoichiro Kikuchi text:Keiko Kodera)

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