懐かしくて美味しい。 今知りたい東京の「町中華」4軒。餃子からオムライスまで…レトロなメニューが人気! FOOD 2020.02.18

東京には日々新しいお店が誕生しますが、その一方で長年地元の人に愛されている店も数多く存在します。そんな中Hanako編集部が注目しているのが「町中華」。レトロな雰囲気の店内で楽しめるのは、愛され続ける味をピックアップしました。

1. 全て手作りの餃子本来の製法〈您好〉/幡ヶ谷

您好 幡ヶ谷

シャキシャキ、ザクザクとしたおいしい歯ごたえを残すため、肉や野菜は全て手で刻んでいく。餃子=家庭料理であることの信念を守るため、この手間を惜しまない。

薄力粉を少し混ぜ、食感を良くした生地は24時間熟成。多めの油で揚げ焼きのようにしたら、こんがりキツネ色の焼き目と白い皮のコントラストが鮮やか。9 個入り900円(税込)。

幡ヶ谷 您好

食べる際には、中国南方の味噌風調味料・沙茶醤に酢と醤油を混ぜた特製ダレとともに。提供の直前にネギを投入するこだわりも。席の約半分を予約席にし、残りは当日席に取っておくという店内は、ガラス張りで明るく広々とした空間。

(Hanako1123号掲載/photo:Keiko Nakajima text:Kahoko Nishimura edit:Chiyo Sagae)

2. モデル・伽奈さんリコメンド!〈みんみん〉/吉祥寺

吉祥寺 みんみん

吉祥寺駅のほど近く、ハモニカ横丁にある行列ができる有名店。店頭ではテイクアウト用の生餃子5個入り460円(税込)を販売しており、こちらも人気。

あさりチャーハン720円、餃子470円(各税込)
あさりチャーハン720円、餃子470円(各税込)

「初めて店に来たのは4~5年前、テレビで『あさりチャーハン』を見て“おいしそう!”とひと目惚れ。餃子好きの友人を誘って早速食べに来てみたら、あさりがごろごろ入ってて思った通りすごくおいしい! チャーハン目当てで来たものの、実は餃子が有名で、一緒に食べると本当に幸せ。モデルさんの中には炭水化物を控えている人も多いけど、私は絶対にムリですね。“食べ過ぎたかも?”というときは、野菜をいっぱい摂取して、罪悪感を帳消しにするようにしています(笑)」

伽奈/福井県出身。2005年モデルデビュー。09年には映画『プール』で女優デビューを果たし、幅広く活躍を続けている。

(Hanako1129号,1156号掲載/photo : Rio Hirai,Tomo Ishiwatari text:Rio Hirai, Etsuko Onodera edit : Kahoko Nishimura)

3.麺の故郷と称される、山西省の珍しい麺〈山西亭〉/東新宿

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本場・山西省の味が楽しめる。刀削麺など20種ある麺のなかでも、目を引くのが「莜麺栲栳栳」1,000円。燕麦の一種・莜麦で作るこちらは、手巻きした麺を蒸したもの。弾力と蕎麦のような独特の香りを持ち、黒酢やトマト&卵のつけ汁との相性がクセになる。平日はディナーのみ、土はランチでも食べられる。「辣子鶏も超おすすめ」

〈山西亭〉
山西省で食堂を営んでいた李さんが開店。現地ならではの品8種も。
■東京都新宿区大久保2-6-10 B1
■03-3202-7808 
■11:00~15:00、17:30~23:00LO 日休 
■36席/喫煙

(Hanako1179号掲載/photo : Chihiro Oshima, Hiromi Kurokawa, Natsumi Kakuto, Mariko Tosa, Tomo Ishiwatari text : Ami Hanashima, Wako Kanashiro)

【番外編】 中華料理屋でいただける夜限定オムライス〈寿福〉/自由が丘

寿福 自由が丘

創業61年で、現在三代目。先代から技を受け継ぎ、味への妥協をせず、仕込みから丁寧に作っています。

寿福 自由が丘

手際よく炒めたケチャップライスを薄焼き卵で包んだ〈寿福〉のシンプルな「オムライス」は昔ながらの懐かしい味。夜限定メニュー。

(HanakoCITYGUIDE 自由が丘百科事典。photo:MinaSoma text:Satoko Kanai)

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