憧れの京都・祇園ステイは歴史的建築で過ごす〈帝国ホテル 京都〉で。
歴史ある佇まいと建築美を継承、祇園の景観に溶け込む新たな拠点。〈帝国ホテル 京都〉

花街・祇園を象徴する、1936年竣工の劇場〈弥栄(やさか)会館〉。その国登録有形文化財指定の建築が、一部を保存しながら改築し、〈帝国ホテル 京都〉として生まれ変わった。設計は〈弥栄会館〉も施工した大林組、内装デザインは「新素材研究所」の建築家である榊田倫之が担当。特にこだわったのは、館内外を彩る素材使いで、〈弥栄会館〉建築への敬意が細部に宿る。
例えば外装ならタイルを一枚ずつ取り外し、最終的に全体の10%程度、約1万6000枚を再利用。館内を歩けば、かつての姿の面影を残す北木石や銘木が佇み、ゲストラウンジでは掛け込み天井が人々の視線を石積みの庭園へと優しく誘う。客室は、旧建築を継承した「本棟」と「本棟 保存エリア」と増築部の「北棟」、3つのエリアで構成。高い建物のないこの地域で「本棟」の上層階客室からの景色は格別。東山の山並みが視界いっぱいに広がる。一方低めに設計された「北棟」は、窓の向こうにお茶屋や石畳が見えて祇園の日常を感じられるのが魅力。
宿泊者以外も楽しめるダイニングやショップは〈帝国ホテル京都〉限定のメニューを用意。歴史の継承とホテルの品格を両立させたこの場所は新たな京都のランドマークになりそうだ。
伝統と現代建築が調和、上質な佇まいの客室。
「本棟」上層階からは祇園の町並みも望める。
低さが生む広がりの美、内と外が自然に溶け合う空間。
座った視線に合わせて空間の重心を下げたゲストラウンジ。掛け込み天井が視線を外の庭園へ導き、〈弥栄会館〉竣工時のアール・デコ調を再解釈した多角形モチーフの家具がなじむ。
ダイニングとショップで出合う、京都だけの味。
ビジター利用も可能な〈オールデイダイニング 弥栄〉の名物は、薪窯の薫香を加えた弥栄カレー4,700円。〈ザ ペストリーショップ〉ではミニブルーベリーパイ1,620円など京都限定も。
杉本氏がキュレーション、館内を彩るアートの数々。
館内のアートは現代美術作家の杉本博司がセレクト。ゲストラウンジの襖絵や写真作品など杉本本人のものや、内田鋼一、宮永理吉といった国内外の作品が客室や廊下などでゲストを歓迎。
住所:京都府京都市東山区祇園町南側570-289
TEL:075-531-0111
客室数:全55室
宿泊料金:1泊2名1室167,000円~(食事・宿泊税別)
〈フランス料理 練〉や〈オールドインペリアルバー〉など宿泊客以外も利用できる店舗はほかにも。


















