ガッツリ肉を食らいたい！ 吉祥寺の肉イタリアン・肉バルで食べたい、おすすめの一皿とは？ LEARN 2018.03.04

イタリアの郷土料理をベースに、和の食材や料理法なども取り入れて独自の味を作り上げる川野輪裕介シェフ。きちんとしたロジックに基づいて考える食材の意外な組み合わせが相乗効果を生み、皿の上で更なる美味になる。前菜やパスタには築地で仕入れる旬の魚介や自社農園の無農薬野菜がふんだんに使われた料理が並ぶが、メインは基本的に肉料理のみ。「こだわって選んだおいしい肉をよりおいしくするために、時間をかけて丁寧に焼き上げています」と川野輪シェフ。

香味野菜と3時間かけて煮込んだ和牛ほほ肉のボリート1,600円。ある日の前菜。

特に、オーブンで優しく火入れをしては休ませるのを4、5回繰り返し40分以上かけてじっくりと焼き上げられた仔羊のローストは感動的。

「ニュージーランド産仔羊骨付き背肉のロースト」塊のラムチョップを、ローズマリーやタイムと一緒にじっくりとロースト。羊特有の臭みは一切なく肉の旨味だけが口中に広がる。マルサラソ－スで。2,800円

週末は予約して。

〈PANORAMA KITCHEN〉
アラカルト中心。どれも約2人分でシェアするスタイル。おまかせコース5,500円も。
■東京都武蔵野市吉祥寺本町1-26-1 JK吉祥寺ビル1F　
■0422-90-3212
■17：00～24：00LO　火、第2月休　
■22席／禁煙　

ジャンルにとらわれない、いろいろな肉料理がそろっている肉バル。和牛のロティ（200g 3,500円）など単品もいいけれど、一度にいろいろな味を楽しみたいならぜひ「特製肉盛りプレート」を。

「Ba-LuLu特製肉盛りプレート」ローストビーフ、自家製エスニックソーセージ、山形豚のロースト、骨付きもも肉のコンフィ、牛バラ肉の煮込みの5種類盛り。煮込みは日替わり。フルサイズ3,980円

それぞれの部位に一番合った方法で料理された5種類の肉の盛り合わせは迫力満点。キッチンには、フレンチ出身やエスニック出身のシェフがいて、それぞれの得意分野で腕をふるうだけあり、飽きることなく食べきれる。特に、豚肉にバイマックル、豚耳、春雨、タイ米などを混ぜて作るエスニックソーセージは、タイ料理専門店にひけをとらないおいしさ。写真のフルポーションは約4人分だが、少人数ならハーフポーションもある。

パクチーとラム肉のサラダ ベリーソース850円。甘酸っぱいソースで食欲増進。

〈吉祥寺 Ba-LuLu〉
〈吉祥寺アンジール〉がプロデュース。
■東京都武蔵野市吉祥寺本町1-32-11 高村ビル1F　
■0422-27-5780
■11：30～13：30LO、18：00～23：00LO（土日祝22：30LO）　無休　
■33席／20：00以降喫煙

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〈PANORAMA KITCHEN〉P38掲載
〈吉祥寺 Ba-LuLu〉P38掲載