前田紀至子

ハナコラボ日記/前田紀至子のいつかの旅のはなし 第5回 美味しくて優しくてあたたかい、2泊3日の台北旅。 Learn 2017.12.03

日々国内外を旅している前田紀至子による、週末旅から長期旅行まで淑女らしく旅を愉しむためのトラベルガイド。今回は国内旅行感覚で行ける近さも魅力の台北へひと飛び!人気の3店舗を食べ比べた小籠包レポも必見です。

関空から桃園空港は飛行機で約3時間!映画一本観ているうちに到着です

今回の旅は、関西国際空港から〈チャイナエアライン〉で台北の桃園空港へ。約3時間という速さで到着するので、映画1本観ているうちに気付けば到着。この気軽さが嬉しい!

台北

センス良く効かせたゴールドがポイントとなった、リッチな雰囲気漂うビジネスクラス。

台北

今回宿泊したのは、台北のランドマーク的存在である〈リージェント・タイペイ〉。広々とした客室や、地下のフィットネスやスパ、滞在中に制覇できる気がしないほどの品数が揃う朝食ビュッフェに加えて、完璧なホスピタリティーも嬉しい、ソフト面ハード面共に大満足なホテル。

台北

バスルームや洗面台も広々としていて、朝晩のバスタイムも快適そのもの。

鼎泰豊

チェックインを済ませて、荷物を置いたら、すかさず夕食へ。「今回の台北旅はひたすら小籠包を食べ続けたい!」という野望のもと、まずは小籠包界の王者的存在である〈鼎泰豊〉へ。”黄金18摺”と言われる、美しく折られた18のひだは、目にも麗しい食べる芸術品。
ひと口頬張った瞬間に、「そうそう、これこれ!」と唸らずにはいられないブレ無き美味しさは、やはり台湾に来たら一度は食べたいもの。

2日目からは本格的に台北観光!

CHA CHA THE

旅の疲れを取って早めに寝た翌日は、朝からお土産ハントへ。まずは、洗練されたパッケージが魅力の〈CHA CHA THE〉でプチギフトをゲット。ブランド名からも分かる上質な中国茶はもちろんのこと、ヌガーやパイナップルケーキといったお茶菓子類も最高に可愛い!

ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイ

ヌガーが美味しいショップといえば、〈ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイ〉もマスト。こちらのヌガーは、マルドンの塩やエシレバターを使用したこだわりの一品。とろけるような甘美な味わいは、やみつきになること間違い無し。黒糖のパイナップルケーキも台湾随一のクオリティ。

濟南鮮湯包

小籠包巡り、2食目は〈濟南鮮湯包〉を来訪。こちらのお店は、注文を受けてから皮を包むという信念ある名店。自分好みの小皿料理や、カリカリに揚げられたシラス乗せチャーハンをつまみつつ待っていると、燦然と登場する小籠包。柔らかな皮とジューシーな肉汁による絶妙なとろとろ感に感激。

福印堂印刷

満腹感に夢見心地になったなら、向かうは台北随一のパワースポットと名高い龍山寺。と、その前に、龍山寺を少しだけ通り過ぎた裏手にある〈福印堂印刷〉へ寄り道を。こちらでは1つ70TWD(約300円弱)という価格から判子を作って頂けます。日本語も英語も通じませんが、漢字でオーダーするのって何だかワクワク。順番待ちが無ければ、1つ1時間前後で完成する、何とも運気が上がりそうなお守り的アイテム。

福印堂印刷

判子の完成を待ちつつ、念願の龍山寺参拝。道教のお寺は初めてでしたが、その歴史含めて、凄く興味が惹かれる貴重な経験。苦戦しながらも引かせていただいたおみくじも、大切にしたいもの。

スターバックス・コーヒーモウコウ店

参拝後は、昨年オープンして以来、大きな話題となっている〈スターバックス・コーヒーモウコウ店〉でひと休み。 台北市萬華区にある市指定古蹟の「萬華林宅」をリノベーションした店舗は和洋台折衷の、たまらなく居心地が良い空間。

スターバックス・コーヒーモウコウ店

取り扱い店舗が限られているサイフォン式のコーヒーや東方美人、阿里山烏龍茶といった、レアなラインナップはスターバックスマニアならずとも押さえておきたいメニュー。

金品茶楼

無事判子を受け取りホテルに戻ったら、そのまま近くの〈金品茶楼〉でラスト小籠包を満喫。ふんわりと立ち込める湯気が証明するように、抜群に瑞々しい素晴らしき小籠包。スープも肉汁もたっぷりと詰まっていながら、実にあっさりとした品の良いお味は、個人的にナンバーワンのお気に入り。お腹いっぱいでもお代わりしてしまったほど!

金品茶楼

海老とお豆腐のお鍋も滋味深く、旅で疲れた胃腸が喜ぶ味。

桃園空港

愉しかった台北2泊3日の締めくくりは、巨大かつ快適な〈桃園空港〉で。バラエティに富んだ免税店や、リラクゼーションスペース、ライブラリーなど、最後の最後まで大満喫で大満足。

帰りの飛行機でほんの少しだけしんみりしながらも、「絶対また近いうちに来たい!」と思わずにはいられない、土地も人々もあたたかくて優しい、大好きな場所、台北。台湾語で「多謝(どうしゃー=ありがとう)」と言うと、ニコニコ喜んでくれる台湾の人たちが大好きです。また近いうちに台湾で、この言葉が言えますように。

☆第1回京都・嵐山 星のや京都はコチラ!
☆第2回フレンチ キッチン 「グランド ウィークエンド ブランチ」はコチラ!
☆第3回異国情緒溢れるマカオ巡りはコチラ!
☆第4回熱田神宮&名古屋スイーツはコチラ!

Videos

Pick Up

記事4_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅④ | カヌーで巡るマングローブ原生林、海が青すぎる展望台…世界自然遺産を体感!絶滅危惧種を含むユニークな動植物が数多く生息する鹿児島県の奄美大島。奄美群島のひとつである徳之島、沖縄島北部、西表島とともに2021年に世界自然遺産に登録され、海外からも熱い視線が集まっています。 サンゴを育む奄美ブルーの海と白砂がまぶしいビーチ、アマミノクロウサギをはじめとする天然記念物も暮らす亜熱帯の森やマングローブの原生林。地球の宝ともいえる、奄美ならではの美しい自然を味わってみませんか? 奄美大島は「アクセスが良くない」というイメージもありますが、LCCのPeachが運航する直行便なら、成田空港から約3時間、関西空港から約2時間。そして時期によっては片道4,990円からとリーズナブル! “遠い楽園”が身近になるPeachの直行便で奄美大島2泊3日の旅に出たのは、ハナコラボパートナーである藤井茉莉花さん。今回は美しい海岸と展望台、マングローブの森でのカヌーツアーを体験した絶景&アクティビティ編をお届けします。 ※奄美群島のアクティビティの情報は、「あまみシマ博覧会」のサイトでも探せます。 https://www.amami-shimahaku.com/ 公式サイトはこちらTravel 2023.03.22 PR
お散歩がてら“おいしい”を満喫!東京・町田のレトロなグルメスポット5選お散歩がてら“おいしい”を満喫!東京・町田のレトロなグルメスポット5選いま最も注目を集めるスポット・町田。活気あふれる商店街を始め、地元の人に愛される洋食店、100年以上続く名店など、気になるお店が盛りだくさんなんです。そこで、今回は“レトロ”をキーワードに、いま行くべきグルメスポットを厳選。次の休日、きっと町田に行きたくなる!(PR/町田市)Food 2023.03.22 PR
SPpeachPeachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅。2021年に世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島。一年を通して比較的温暖で豊かな森も美しい海も楽しめ、旅先に選ぶ人が増えています。 簡単におさらいしておくと、奄美大島は鹿児島本土と沖縄の間の洋上に浮かぶ離島。加計呂麻島や徳之島、沖永良部島など周辺の島々を合わせて奄美群島と呼び、フェリーや飛行機を使って群島ホッピングも可能です。 そんな奄美大島、いざ行くとなると「アクセスが良くなさそう」「航空券も高くなるのでは」と心配の声が聞こえてきますが…。大丈夫です! 日本のLCCを代表するPeachなら、奄美への直行便があるのです。成田空港から約3時間、関西空港から約2時間、そして(時期にもよりますが)片道4990円からとリーズナブル。これは、躊躇していたら損!Travel 2023.02.28 PR
サントリーvol3SP文筆家・塩谷舞による「今日、サントリーホールで。」Vol.3「何か豊かなものに触れて気持ちを切り替えたい。美術館で何かいい展示してないかな、映画館は……」。そんな日常の選択肢に加えて欲しいのが「コンサートホール」。クラシックといって構える必要はありません。純粋に音を楽しむのはもちろん、目を閉じてゆっくりと息を吸いながら、最近の自分のことを振り返ったり、あるいは遠くの場所や知人のことを思い出したり。ホールを出るころには心と体がふわっと軽くなる。文筆家・塩谷舞がサントリーホールで体験して綴る、「コンサートホールのある日常」。Learn 2023.02.28 PR
サントリーホールのオルガンは、オーストリアのリーガー社謹製。職人たちが1年がかりで手作業で作ったパイプをはるばる船で運び、半年かけて設置したのだとか。文筆家・塩谷舞による「今日、サントリーホールで。」Vol.2「何か豊かなものに触れて気持ちを切り替えたい。美術館で何かいい展示してないかな、映画館は……」。そんな日常の選択肢に加えて欲しいのが「コンサートホール」。クラシックといって構える必要はありません。純粋に音を楽しむのはもちろん、目を閉じてゆっくりと息を吸いながら、最近の自分のことを振り返ったり、あるいは遠くの場所や知人のことを思い出したり。ホールを出るころには心と体がふわっと軽くなる。文筆家・塩谷舞がサントリーホールで体験して綴る、「コンサートホールのある日常」。Learn 2023.01.27 PR
記事3_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅③ | 絶景サンセットから、夜の森でアマミノクロウサギに遭遇!絶滅危惧種を含むユニークな動植物が数多く生息する鹿児島県の奄美大島。奄美群島のひとつである徳之島、沖縄島北部、西表島とともに2021年に世界自然遺産に登録され、海外からも熱い視線が集まっています。 サンゴを育む奄美ブルーの海と白砂がまぶしいビーチ、アマミノクロウサギをはじめとする天然記念物も暮らす亜熱帯の森やマングローブの原生林。地球の宝ともいえる、奄美ならではの美しい自然を味わってみませんか? 奄美大島は「アクセスが良くない」というイメージもありますが、LCCのPeachが運航する直行便なら、成田空港から約3時間、関西空港から約2時間。そして時期によっては片道4,990円からとリーズナブル! “遠い楽園”が身近になるPeachの直行便で奄美大島2泊3日の旅に出たのは、ハナコラボパートナーであるフォトグラファーのもろんのんさん。今回はサンセットの名所と森のナイトツアーを体験した絶景&アクティビティ編をお届けします。 公式サイトはこちらTravel 2023.03.14 PR
記事2_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅② | とれたての海鮮丼から、島唄居酒屋で歌って踊って!?2021年に世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島。一年を通して比較的温暖で、豊かな森も美しい海も楽しめ、「沖縄より混雑していない」ことでも注目されて、旅先に選ぶ人が増えています。 簡単におさらいしておくと、奄美大島は鹿児島本土と沖縄の間の洋上に浮かぶ離島。加計呂麻島や徳之島、沖永良部島など周辺の島々を合わせて奄美群島と呼び、フェリーや飛行機を使って群島ホッピングも可能です。 そんな奄美大島、いざ行くとなると「アクセスが良くなさそう」「航空券も高いのでは」と心配の声が聞こえてきますが…。大丈夫です!日本のLCCを代表するPeachなら奄美への直行便があるのです。成田空港から約3時間、関西空港から約2時間、そして(時期にもよりますが)片道4,990円からとリーズナブル。これは、躊躇していたら損! そこで、ハナコラボ パートナーである藤井茉莉花さんが奄美大島2泊3日の旅へ。 奄美に魅せられて移住し、現在は多拠点でライターや通訳士として活動する藤原志帆さん(https://enjoy-amami.com/)に教わったおすすめスポットをまわります。 今回は海鮮丼、島唄割烹、お土産のセレクトショップなど、グルメ&お買い物編をお届けします。 公式サイトはこちらTravel 2023.03.07 PR
記事1_top_1Peachで行く、奄美大島 (直行便!) の旅① | 島とうふにスパイスカレー、超地元スーパーでおかいもの。2021年に世界自然遺産に登録された鹿児島県の奄美大島。一年を通して比較的温暖で、豊かな森も美しい海も楽しめ、旅先に選ぶ人が増えています。 簡単におさらいしておくと、奄美大島は鹿児島本土と沖縄の間の洋上に浮かぶ離島。加計呂麻島(かけろまじま)や徳之島(とくのしま)、沖永良部島(おきのえらぶじま)など周辺の島々を合わせて奄美群島と呼び、フェリーや飛行機を使って群島ホッピングも可能です。 そんな奄美大島、いざ行くとなると「アクセスが良くなさそう」「航空券も高いのでは」と心配する声が聞こえてきますが…大丈夫です! 日本のLCCを代表するPeachなら、奄美への直行便があるのです。成田空港から約3時間、関西空港から約2時間、そして(時期にもよりますが)片道4990円からとリーズナブル。これは、躊躇していたら損! そこで、ハナコラボ パートナーでフォトグラファーでもあるもろんのんさんが奄美大島2泊3日の旅へ。 奄美に魅せられて移住し、現在は多拠点でライターや通訳士として活動する藤原志帆さん(https://enjoy-amami.com/)に教わったおすすめスポットをまわります。 まずは、島とうふの定食にスパイスカレー、超地元スーパーでショッピングなど、グルメ&お買い物編をお届けします。公式サイトはこちらTravel 2023.02.28 PR