千駄ヶ谷 八屋

木村ミサと本日のティータイム。第12回 様々なスタイルの日本茶を楽しめる日本茶専門店〈八屋〉で、旬なお茶と甘味を。 Learn 2019.10.01

みなさまこんにちは。木村ミサです。やっと暑さを切り抜け、本格的な秋が訪れようとしています。秋は食欲の秋。美味しい旬のものがたくさん食べられる感無量な季節…!常に食べることに目がない私ですが、今回は大好きなお茶で旬を感じてみましょう。みなさまもこの記事を見たら検索したくなっちゃうような、変わった旬の果物を使った日本茶専門店を紹介します。

千駄ヶ谷 八屋

北参道・千駄ヶ谷エリアは、来たる2020年の東京オリンピックに向けて、賑わいを見せているエリア。私も個人的によく通う馴染みのあるエリアで見つけた〈八屋〉という日本茶専門店。不動産屋さんが建物一棟をプロデュースし、初の飲食業界に踏み込んだ第一歩として日本茶スタンドカフェをオープン。
日本茶インストラクターや元バリスタさんが毎回厳選した茶葉で考えて作るお茶メニューの魅力に惹きつけられた私は、もっと深く魅力を知りたくなったのです。

【本日の一杯目】ほうじ茶ラテ

「ほうじ茶ラテ」
「ほうじ茶ラテ」

初めてここを訪れた日、ほうじ茶ラテを知り合いへ差し入れに持って行ったところ「美味しすぎる!」との声を聞き、その日のうちに自分用にリピート来店。そして、私のお気に入りになった〈八屋〉のほうじ茶ラテ。こちらのアイスほうじ茶ラテは粉末にしたほうじを抹茶と同じように1杯1杯点てているので、ふわっとほうじ茶の香りを楽しめるのが特徴です。元々バリスタだったスタッフの方もいらっしゃるので、ラテの見た目も美しい…。飲み心地はスッキリながら、ほうじ茶の香りを堪能できるのでスルスルと飲めてしまう。いつも頼んで駅に着くまでのほんの数分で飲み干しちゃうくらい大好きな味。

【本日の二杯目】季節のくだもの茶 ゆずきち

「季節のくだもの茶 ゆずきち」
「季節のくだもの茶 ゆずきち」

日本茶専門店ながら珍しいメニューもたくさんな〈八屋〉。中でも季節のくだもの茶シリーズはとても人気。お茶とくだもの?って疑問に思う方もいるかと思いますが、これがドンピシャに合うのです。そんなくだものシリーズ第4弾が10月8日より限定発売される「“ゆずきち×煎茶・ほうじ茶」です。”ゆずきち“とは、カボスやすだちの仲間で、盛夏から初秋にかけて旬を迎える柑橘果物。そんな、ゆずきちを使った自家製シロップとお茶のコラボが最高なのです。今回は、「ゆずきち×ほうじ茶」と「ゆずきち×煎茶」を飲み比べしてみました。

「ゆずきち×ほうじ茶」をまずはいただきましょう。ほうじ茶の香ばしさに、ゆずきちの酸味が絶妙に良い。シロップの甘酸っぱさとほうじ茶の香りで奥行きのある味を楽しむことができます。
そして、「ゆずきち×煎茶」を。レギュラーメニューのカネ十特選煎茶を使用し、お茶の渋みや甘みを感じつつ、ゆずきちの爽やかな甘酸っぱさが煎茶の渋みにマッチしてスッキリ飲みやすく、気持ちをリセットしたいときにこれを飲むといい気分転換になる予感。どちらも好みですが、個人的には煎茶の組み合わせがオススメです。ゆずきちがプカプカと浮いている様子も可愛らしい。そしてこのお茶とともにゆずきちもパクッと食べながら飲むとよりゆずきちを楽しむことができるので二度美味しいのがたまりません。

【本日の三杯目】カネ十特選煎茶

「カネ十特選煎茶」
「カネ十特選煎茶」

日本茶専門店ということで、煎茶は必ずいただきたい。今回は「カネ十特選煎茶」を選びました。カネ十は私も大好きなお茶で、家でも飲んでいるくらいオススメのお茶。「カネ十特選煎茶」は新芽を使用し若葉が持つ鮮緑の香りと甘みがやみつきになるのです。ホットもアイスも急須で淹れることにこだわり、70度で淹れることにより旨味成分のテアニンを堪能できます。やはり煎茶はあたたかいと飲むだけでホッとする癒し効果抜群で優秀な子です…!

【本日の甘味】白ばたー餡ぱん

「白ばたー餡ぱん」
「白ばたー餡ぱん」

そんな煎茶と合わせたいのが千駄ヶ谷店限定の「白ばたー餡ぱん」。ちょっと小腹が空いた時のおやつとしてちょうどいい小ぶりサイズ。見た目もころんとして可愛い。パンはバルミューダでこんがり焼き、生クリームのようなコクのあるこだわりの白いバターと十勝のこしあんをサンド。甘さ控えめのこしあんと濃厚なバターが煎茶の苦味と最高に合います。こんがりと焼けたパンもまた香ばしくてお茶が進む。お茶を飲みながら片手でパクッと食べられる手軽さと、食べても罪悪感を感じないちょうどいいサイズが女性にはツボです。

千駄ヶ谷 八屋

“日本文化を現代に再構築”がコンセプトの八屋は、空間も和テイストな和みやすい雰囲気。テイクアウトでフラっと寄った時に温もりのある空間が広がっていたのが印象的で、何度も通いたくなるような気持ちにさせてくれるのが〈八屋〉が持つ魅力の1つ。隣にはシェアサロンがあり、〈八屋〉のお茶を提供しているそうで、以前の〈Tea Bucks〉同様、お茶とサロンは深い繋がりがあるのかもと興味深くなったり…。お茶の魅力を知れば知るほど、いろんな知識も増えますね。次はどんなお茶に出会えるんだろうと毎回ワクワクです。それでは、本日の一杯召し上がれ!

(photo:Kenichi Kurosaki)

☆前回の「古民家を改装したゆったり空間。日本茶専門店〈茶々工房〉で、極上の和スイーツと日本茶を。」はこちらから。
☆『本日の至福、この一杯より。』連載ページはこちらから。

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