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あのパンのルーツが気になる! 木村屋あんぱんだけじゃない!都内で買える元祖パン6つ。 Food 2017.03.25

クリームパンやあんぱん、カレーパン…どれも私たちになじみ深いパンですが、実は東京のパン職人によって発明されたんです!そこで今回は、都内で買えるおすすめの元祖パン6つをご紹介します。

1.〈関口フランスパン〉のフランスパン 1888年から/目白

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関口町のキリスト教会孤児院で神父が子どもたちに学ばせたのが、フランスパン作り。現地に留学させ、本格的な“硬い”フランスパンが初めて日本に誕生した。戦争が始まると信者の一人に経営を託し、現在まで4世代にわたり継承。

「フォンデュ」(152円)(税込)
「フォンデュ」(152円)(税込)

名前は「割れ目」の意味。日本で初めて作られた本格的なフランスパン。

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2.1918年から〈マルジュー 大山本店〉のコッペパン /大山

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上野〈丸十ぱん〉創始者の田辺玄平が、日本で初めてイーストによる食パンを製造。「携帯に便利なパンが欲しい」との軍の要請で、食パン生地でコッペパンを考案した。

「ジャム」(150円)
「ジャム」(150円)

「元祖コッペパン」コッペパンの中身は当時と変わらず、小倉あんぱん、ジャムなど。

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丸十ぱんの製法を受け継ぐのれん分けとして、板橋区に3店舗を構える。

3.〈元祖カレーパン カトレア〉カレーパン 1927年から/森下

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前身のパン店〈名花堂〉で始めた「洋食パン」がルーツ。1つでも食事になるパンを、と考えたのが中にカレーを入れ、さらに揚げる方法だった。

「元祖カレーパン」
「元祖カレーパン」

毎日3回焼きあがる。野菜がたっぷり入ったカレーパンは冷めてもおいしい。

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7時、11時、15時と、揚げたてを提供している。まとめ買いのお客さんも多く、売り切れることも。

4.〈スイーツ&デリカ Bonna 新宿中村屋〉のクリームパン 1904年から/新宿

「元祖クリームパン」 焼きたては、ふっくら丸くつやつや。卵たっぷりのカスタードクリームを投入。
「元祖クリームパン」 焼きたては、ふっくら丸くつやつや。卵たっぷりのカスタードクリームを投入。

シュークリームを食べ感激した創業者夫妻が、あんパンのアレンジとして考案。中に空洞を作らぬよう生地に切り込みを入れグローブ型にし、クリームをたっぷり詰めたのも〈中村屋〉だ。このクリームパンが都内で買えるのは新宿店だけ。

「元祖クリームパン」
「元祖クリームパン」

焼きたては、ふっくら丸くつやつや。卵たっぷりのカスタードクリームを投入。

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イートインあり。

5.〈銀座木村屋〉のあんパン 1874年から&ジャムパン 1900年から/銀座

〈銀座木村屋〉のあんパン

創業者の木村安兵衛は、パンの発酵に酒種を使うことを発明。あまり膨らまない酵母であるため、試行錯誤の結果生まれたのが、饅頭のようにあんこを詰めるあんパンだった。「桜」のあんぱんを明治天皇に献上したことが、広く受け入れられるきっかけに。

「酒種あんぱん(桜)」(162円)(税込)
「酒種あんぱん(桜)」(162円)(税込)

明治8年、天皇への献上時に八重桜の塩漬けで飾った。小ぶりで可憐。

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「ジャムパン」(195円)(税込)
「ジャムパン」(195円)(税込)

戦中の兵糧・ビスケットサンドがヒント。酒種のパンで杏ジャムを包んだ。

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(Hanako1128号掲載/photo:Yuko Moriyama text:Kahoko Nishimura)

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