東大生じゃなくても食べに行ける学食? 今注目の学校内にある食堂2選
こいしはら・はるか/一度ハマるととことん偏りがちなフードライター。著書に『東京最高のレストラン』(ぴあ/共著)、『自分史上最多ごはん』(マガジンハウス)など。
【注目の新店】生まれ変わった中学校の中に誕生した、働き者の食堂。〈食堂れれれん〉/池尻大橋

「豚ロース生姜焼き定食」1,300円。味付けはたっぷりの生姜と醤油、砂糖のみでシンプルに。豚肉の厚さは4㎜指定というこだわりが。ご飯と味噌汁、おしんこ、小鉢2品がつく。
お店がある場所は、その昔は校長室だったという〈食堂れれれん〉。というのも、旧池尻中学校をリノベーションした複合施設〈ホームワークヴィレッジ〉内に誕生したから。洋食店やクラフトビールの醸造所なども並んでいる。
廊下側がお店の〝正門〞に相当するものの、校庭側にはテラス席があり、こちらからでも入れる。が、大人になってから校庭(だった場所)を歩くと、理由なくドキドキ……。

さて、お品書きは〝ザ・食堂〞な定食が、定番・月替わり合わせて常時10種類以上。生姜焼き、アジフライ、ハムエッグetc.、どれもそそられることうけあい。それらを終日注文できるうえ、お酒&おつまみメニューも充実していて夜は居酒屋使いもできてしまう優等生ぶり。下北沢の人気店〈おむかい〉や〈まちなか〉と同系列と聞いて納得。期待の〝新入生〞だ。
住所:東京都世田谷区池尻2-4-5 HOME/WORK VILLAGE 111
TEL:03-3487-1133
営業時間:11:30~21:30フードLO
定休日:無休
席数:カウンター5席、テーブル12席、テラス6席
instagram:@lelelengtokyo
予算:1人昼約1,200円~、夜約2,000円~。
※夜のみ予約可
東京最高峰の大学の中にある、日本の最高な食材づくしの食堂。〈Dining Lab 食堂コマニ〉/駒場東大前

「鶏のから揚げ定食」1,400円。この日はむね肉の塩麹風味ともも肉のあおさ風味の2種。天日干しご飯にあおさの味噌汁、3種類の野菜の副菜に自家製ぬかづけと大充実。
東京大学の駒場Ⅱキャンパス(駒場リサーチキャンパス)の愛称は「コマニ」。ユニークな店名は、お店がこの中にあることに由来する。そう、ご存じ〝東大〞に誰でも利用できる、そして誰もが驚く食堂があるのだ。
伝説のディスコやナイトクラブを多数手がけ、長年東京の夜を盛り上げてきた佐藤俊博さんが「日本の食の可能性をより広げたい」と着目したのが「学食」。有機栽培で天日干しのお米、上質な昆布や鰹節、オーガニック野菜、無添加の発酵調味料といった、出自が明らかで安全な食材だけを使った学食を、というとてつもなく贅沢かつ無謀なプロジェクトを実現してしまった。

定番の定食は「鶏のから揚げ」「山利のしらす丼」「すごい鯖」、そして自慢のおむすび+味噌汁または豚汁のセット。いずれも、「体が喜ぶものを食べた」という安心感と、満腹感とに浸れる。
住所:東京都目黒区駒場4-6-1 東京大学駒場Ⅱキャンパス内
TEL:03-6416-8722
営業時間:11:00~14:30LO(ティータイムは~17:00)
定休日:土日祝休
席数:テーブル140席
instagram:@shokudo_komani
予算:予算1人約650円~。
※昼のみ予約可




















