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女性のサク飲みには焼き鳥がオススメ! 今、再注目の焼き鳥グルメ!美味しいお酒とこだわりの焼き鳥が楽しめる4軒とは?
今、女性の間で最注目の焼き鳥。ヘルシーで、量を調節できるためダイエット中の方も安心していただけちゃいます。東京都内の美味しいお酒と焼き鳥が楽しめるお店を4軒ご紹介。ゆっくり会話を楽しめる3軒です。
1.東京では貴重な地鶏を使ったコースをお酒とマリアージュ〈とり悦〉/学芸大学
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自慢は熊本地鶏・天草大王を使った鶏コース。コースの前菜、茶碗蒸し、焼鳥、〆ラーメンに至るまでさまざまな部位を全品に無駄なく使う。
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飼育日数が長く歯ごたえがあるこの地鶏を、ここでは1羽丸ごと仕入れる。
葱間、レバー、ぼんじり、ズッキーニ。
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この鶏料理には店長の父でホテルオークラのバーテンダーを25年務めた鈴木國明さんが作るカクテルが最高の相性。料理は5,000円のコースより。
前菜3種(鶏の白子ポン酢、ビシソワーズ、鶏のガランティーヌ)。〈猿泡〉(ハイボール)700円。
(Hanako1143号P90掲載/photo:Kanako Nakamura text:Kimiko Yamada)
2.朝引きのフレッシュな串と、熟成日本酒のコンビを提案〈焼き鳥 山もと〉/三鷹
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焼き台を囲むL字型のカウンター16席のみ。奥に見えるのは日本酒の熟成庫。
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常連も初めての客も9割がた注文するのが「おすすめ7本コース」。赤々と熱を帯びた炭の焼き台に串を並べ、“近火の強火”で店主・山本洪太さんが1本1本焼き上げていく。表面はバリッと香ばしく、身はふっくらとジューシーに仕上げるのが腕の見せどころ。ささみにワサビ、砂肝には胡椒の塩漬けのペースト、ふりそで(肩肉)には柚子胡椒など、部位に合わせた薬味の提案も気が利いている。
焼鳥は1本210円。親子丼980円も人気。
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(Hanako1129号P88掲載/photo:Kayoko Aoki text:Yumiko Ikeda)
3.カウンターを囲んでワイワイ、横丁の醍醐味を堪能しよう。〈てっちゃん〉/吉祥寺
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横丁の入口近くで、ひときわにぎわう焼き鳥店〈てっちゃん〉。キビキビ働く店員たちを囲むのは、アクリル製の氷のようにも見えるカウンター。内装を手がけたのは世界的に有名な建築家の隈研吾さん。モダンなカウンター越しに元気な声が飛び交い、横丁気分も盛り上がる。
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写真の焼き鳥は各種110円〜、人気の煮込みは420円。営業開始が早いので、明るい時間から横丁飲みを楽しむ人でにぎわう。
(Hanako1129号P28掲載/photo & text:Rio Hirai 028)
4.備長炭で焼き上げるこだわりの焼き鳥はなんと原価100%〈串焼串揚仙太〉/三軒茶屋
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三茶でも最古参のこちらは創業45年。
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備長炭で焼き上げる自慢の焼き鳥は、コクのある美桜鶏を使用し、創業以来継ぎ足してきたタレや3種をブレンドしたこだわりの塩で提供。しかも10本盛りなら1,200円という破格の値段! 「実は原価率100%超え。でも焼き鳥って気軽に食べたいでしょ」と、気風がいいオーナー。開店と同時ににぎわうのも納得。
5本盛り合わせ650円と辛口の焼酎「さつま祁答院」580円。一品料理や刺身も絶品。
(Hanako1120号P86掲載/photo:Kenji Nakata text:Mikiko Okai, Momoka Ohba)