大銀座から始まる東京小旅行
#今日テイクアウトにしよう FOOD 2023.04.09

銀座エリアはテイクアウトの選択肢も豊富。ニューヨークに本店を構えるお洒落なビストロや行列ができる点心専門店、世界の朝食も、その日の気分やシーンに合わせて。ハッピー気分も一緒に持ち帰ろう。

1.〈Buvette〉フランスの伝統料理を気分でカスタム。

NYとパリにも店を構える“お洒落なフレンチ食堂”。季節の野菜を彩りよく盛りつけたニース風サラダ(1,944円)や、クロックムッシュとベジタリアン仕様のフォレスティエールを組み合わせたテイクアウト限定のクロックサンドハーフ&ハーフ(1,836円)、見た目も映えるチョコレートムース(972円)など、フランスの伝統料理をブラッシュアップしたメニューが目白押し。好みで選んでおうち時間をとびきりハッピーに。

2.〈一味玲玲 はなれ〉新橋イチ人気の餃子を家飲みのお供に。

バラエティ豊かな点心が大集合。
バラエティ豊かな点心が大集合。

“味の新大陸、楽しい中華の旅”をコンセプトに掲げ、人気を集める〈一味玲玲〉。昨年10月にオープンした〈はなれ〉でも全品テイクアウトに対応している。110種以上ある料理のなかでも、水、焼、蒸から選ぶことができる餃子は必食。30種の薬膳で味に深みを出し、皮から手作りするのがおいしさの秘密。トマト、ラム、紫蘇など10種の味の食べ比べができる焼き餃子10種盛りは1,500円。牡蠣や帆立など変わり種も揃う蒸し餃子(1,100円)でパーティ気分に。

3.〈カーン・ケバブ・ビリヤニ〉“インドのご馳走”で空想トリップ!

インド料理の猛者がひしめく銀座で「ビリヤニを食べるならここ!」とスパイス好きを魅了。香り高いバスマティ米と厳選した香辛料を使用し、カレーソースと米を何層も重ねてつくるチキンビリヤニ(1,855円)は、ライタと呼ばれるヨーグルトソースとレモンの皮のピクルス付き。自宅ではなかなか再現できない“異国の美味”を気軽に味わえるのがうれしい。4種のビリヤニのほか、土窯でじっくり時間をかけて焼き上げるケバブなどもテイクアウト可能。

4.〈伊勢廣〉老舗の格を感じる焼鳥は手土産にも。

大正10年に日本橋・蛎殻町の鶏肉専門店から独立し、京橋でその名を馳せた老舗焼鳥店。70年以上、継ぎ足しながら使っているというタレにくぐらせながら熟練の職人が姥目樫備長炭で焼き上げる焼鳥は、冷めてもおいしいと評判。葱に鶏肉を巻く葱巻、つなぎを一切使わないだんご、コクのある大ぶりな砂肝など5種が2本ずつ折りにおさめられた10本セットは4,300円。15本は6,300円。老舗の矜持にうなる焼鳥のお持ち帰りは、これからのお花見シーズンにも。

5.〈添好運〉香港発の手づくり点心に夢中。

行列スルーで優雅に点心タイム!
行列スルーで優雅に点心タイム!

香港でミシュラン一ツ星を獲得した点心専門店の日本1号店。週末は行列ができることも珍しくないが、じつは店で提供している料理は全品テイクアウト可能。一日で700セット出ることもある名物のベイクドチャーシューバオ(3個680円)や海老の蒸し餃子(680円)、ピータンと塩卵が入った塩豚のお粥(580円)も混雑時以外であれば3〜5分でピックアップできる。作りおきはせずに注文が入ってから調理する点心は、ホームパーティのお持たせにもぴったり。

6.〈WORLD BREAKFAST ALLDAY〉
世界各地で親しまれる朝ごはんに注目。

朝ごはんを通して世界を知る、をテーマにさまざまな国の朝ごはんにフォーカス。イギリス、アメリカ、台湾といった定番のほか、2カ月に1度のペースで登場する朝ごはんを楽しみに通うファンも多い。4月から6月にかけてはジョージアの朝ごはん(価格未定)が登場。たっぷりのチーズの上に卵黄をのせたハチャプリと呼ばれる舟形のパンやフレッシュなハーブを多用したサラダは、ピリ辛のアジカソースで味変しても。ぜひ、地元っ子が好んで飲むタラゴンレモネード(価格未定)と一緒に。

photo:Yoichiro Kikuchi text:Keiko Kodera

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