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日本橋の江戸っ子ランチ4選 寿司、天麩羅、穴子…粋な江戸っ子グルメを気軽に味わいたい!
食文化が花開いたお江戸日本橋で、ハレの日気分を味わえるばらちらしに握り寿司、天麩羅、そして夏の味覚である穴子といった江戸っ子グルメを気軽に味わえる名店ランチをご紹介!
1.眼福、口福、至福の麗しきばらちらし。〈蛇の市本店〉
![「江戸前ばらちらし」(2,700円)(税込) 「江戸前ばらちらし」(2,700円)(税込)](https://img.hanako.tokyo/2017/08/936156455ad05667bd9de1225297040f.jpg)
目にも麗しい名物「江戸前ばらちらし」は、5代目の寶井秀晴さんが考案。主役の車海老を中心に、醤油漬けした自家製数の子やイクラ、酢できっちり締めたコハダに、穴子、マグロの漬づけなど10種類の豪華な魚介類がちりばめられている。寿司飯には粘りが強くない米「笑みの絆」を使用し、米酢と塩だけで仕上げてキリリとした味に。江戸前の仕事を施されたネタと食せば得も言われぬおいしさだ。
![29883e3ad168b9e5266077a111fd1feb 29883e3ad168b9e5266077a111fd1feb](https://img.hanako.tokyo/2017/08/29883e3ad168b9e5266077a111fd1feb.jpg)
店名の名付け親は作家の志賀直哉。
2.肩肘張らずに極上の握りを堪能!〈?野鮨本店〉
![「にぎりずし(7貫+巻物)」(2,000円) 「にぎりずし(7貫+巻物)」(2,000円)](https://img.hanako.tokyo/2017/08/250-4240.jpg)
老舗の風格漂う佇まいだが、気後れすることなかれ。「食べる順番なんて気にせず、好きなように楽しんでほしい」とは、気さくな店主、吉野正敏さん。甘すぎないツメをさっとひと塗りした煮穴子や、脂ののった中トロなどの芸術的な握りは、まさに熟練職人のなせるワザ。酒粕赤酢と塩のみで仕上げたシャリが口の中でふわりとほどけ、丁寧に仕込まれたネタと絶妙なおいしさを紡ぎ出す。
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1879年、鮨屋台として創業。
3.開店前からずらりと行列ができる人気店。〈天丼 金子半之助〉
![fe58e36aef8f99a06fae769c7ea48544 fe58e36aef8f99a06fae769c7ea48544](https://img.hanako.tokyo/2017/08/fe58e36aef8f99a06fae769c7ea48544.jpg)
丼からあふれんばかりに盛り付けられた天ぷらは、穴子、エビ、イカ、小柱のかき揚げ、温泉卵など7種類。揚げ油にはごま油とサラダ油をブレンドしたものを使用しており、香ばしさと軽い食感の天ぷらに。秘伝のたれがたっぷりしみ込んだ天ぷらをご飯と一緒にかきこめば、文句なしのうまさ!
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比較的店が落ち着いている15:00過ぎが狙い目。遅めのランチスポットとしても重宝しそう。
予約不可だが、テイクアウトの「江戸前天丼お弁当」950円は予約可。
4.三通りの食し方で穴子の魅力をとことん堪能!〈日本橋 玉ゐ本店〉
![「箱めし(小)」(1,750円)、「穴子のお出汁」(200円) 「箱めし(小)」(1,750円)、「穴子のお出汁」(200円)](https://img.hanako.tokyo/2017/08/88ca22bba73d2e18ed13332e7d642b88.jpg)
穴子料理専門店として11年前にオープン。看板メニューの天然ものの穴子を使った「箱めし」は、ふんわりとした穴子の食感を楽しめる「煮上げ」と、香ばしく焼き上げた「焼上げ」、どちらかを好みで選ぶことができる。まずはそのままシンプルに穴子だけで、次にねぎやゆずの皮などの5 種類の薬味で、最後は穴子の骨でとったダシをかけてお茶漬けで食すのがおすすめ。行列必至の味わいだ。
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コレド室町店、日本橋室町店も。
(Hanako1130号掲載/photo : Yoko Tajiri text : Mikiko Okai)